DX(デジタルトランスフォーメーション) / Google Apps Script / Programming

Google Apps Scriptで簡単勤怠管理システムを作ってみた!

QRコードを読み取ってGoogle Formsに自動で反映! – DX」という記事のコメントで「出退勤管理に悩んでいる」と相談を受けたので簡易な出勤システムを作ってみました!
とりあえずで作ったので出勤のみを想定していたりとデモ感満載となっております🙇‍♂️

デモ

システムで実現していることは、下記の情報を取得し、スプレッドシートに記録することです
・事業所ID
・ユーザーのメールアドレス
・現在時刻

システムの流れとしては下記のとおりです

[総務側]
1. (できれば社内SE等のエンジニアと話し合いながら)各事業所に割り振る固有のidを決める
 例: 事業所A -> 1、事業所B -> 2 など

[管理者側(社内SE等のエンジニアが好ましい)]
1. 下記のコードセクションのコードをGoogle Apps Scriptに転記する
2. スプレッドシートを作成し、共有設定を適切なものに変更し、idを控える
3. コード内のidを上記で控えたidに書き換える
4. GASの共有設定を「社内の全員」的かつ閲覧権限に変更する
5. デプロイし、URLを控えておく
6. パスクエリに「officeid=事業所のid」を指定しQRコードを作成する
7. 各事業所の適切な場所にQRコードを貼り付ける

[ユーザー側]
1. QRコードを読み取る
2. 画面に「出勤が完了しました」と表示されるまで待機する

管理者側の手順は少々複雑かもしれませんが、ユーザー側は所定の位置に貼られているQRコードを読み取るだけで完了します

コードに変更を加えれば、idではなく事業所名を記録することや打刻時間を見やすい形式に変更すること、退社にも対応可能です

ユーザー側を体験



こちらのQRコードを読み取るだけで出勤打刻ができるようになっています
しかし、初めての読み込みの際にだけ警告が表示されます
こちら(更新予定)の内容に従えば、次回以降からは警告が表示されず、スムーズな打刻が可能になります!

打刻完了時、無機質な完了画面が表示されますが、こちらもカスタマイズ可能です

管理者側を体験

こちらのスプレッドシートに上記のQRを読み込んだ人の情報が記載されます
上記のとおり、デモでは最初の列の事業所欄にidを入れていますが、事業所名を入れることも可能です
また、時間も見やすい形式に変更可能です

コード

コードはこちらにあります
ご自由に使ってもらって構いません


質問や業務の相談などありましたらこちらのコメント、もしくはメールまでお願いします
お仕事の依頼も受け付けております😄

コメント

ちから
2024年6月15日 @ 11:00 PM

大変参考になりました。業務改善の参考にさせて頂きます。



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