
Gemini CLIでAnroidアプリ作ってみた!!#2
前回は4時間でアプリをリリースするまでの軌跡をLサイズバケツ一杯の水で薄めた内容を書きました。
今回は懲りずに、そのアプリのアップデートをGemini CLIにしてもらいました。
結果
Gemini.mdを指定したら精度上がった!使えるぞ!!!
私がしたことはsvgをchat gptに生成してもらったことくらいです
Gemini.md とは?
コーディング規約、コンポーネントの説明、コード編集時の注意などのプロジェクトに対する考え方やコーディングスタイルを指定するルールのようなもの。。。ぽいです
※詳しくは公式を
成果物の紹介
ユーザーのタップを邪魔するキャラとして鶏を追加しました!
画面上を縦横無尽に駆け回り、ユーザーの邪魔をします。もし間違えてタップすると。。。


Google Play Storeに公開中!
実コードとGemini.mdの公開
実際のコードはgithubに公開しています。
ほぼAIでここまでできるのかという参考にしてください!また、Gemini.mdもルートにありますが念のため下記にも残しておきます!
重要な点は下記のとおりです
・参照する情報(URL)を公式を見る
・ビルドを最後に必ずする
・ビルドエラーが発生したら修正を行う
・同じエラーが何回か出たら処理を止めて報告する
ビルドエラーの解消時に「Aエラー解消→Bエラー発生→Bエラー解消→Aエラー発生」のようなループに陥ることがないように、同じエラーが出てきたら処理を止めるようにしています。
1. 概要
このAndroidアプリは画面上にランダムに表示される赤い点を制限時間内にできるだけタップして得点を稼ぐゲームです。
2. 目的
ユーザーに「楽しい」、「またやりたい」と思ってもらえるような中毒性のあるアプリを作ることです。
3. 技術スタック
Kotlin
Jetpack Compose
アプリアーキテクチャ
バージョンカタログ
など
4. コーディング時の参照について
必ず最新の公式文章を参照してコードを組んでください。
Android Kotlin: 「https://developer.android.com/」で始まるURL
Kotlin: 「https://kotlinlang.org/docs」で始まるURL
Gradle: 「https://docs.gradle.org/」で始まるURL
などです。プロジェクトで使用しているバージョンと同じものを参照してください。
絶対にiOSや個人ブログなどの情報をもとにコードを組まないでください。
5. コマンド
プロジェクトのビルド: gradlew.bat build
6. 修正完了時のビルド
何らかの修正を行った後はビルドを実施して、エラーがないことを確認してください。
エラーが発生した場合はそちらの修正を行い、再度ビルドを行います。
このローテショーンを繰り返してエラーを解消してください。
もし修正を繰り返しても、同じエラーが3回以上出てしまう場合、その旨の報告を行ってください。
7. ライブラリ
使用するライブラリは常に最新のものにしてください。またバージョンカタログを使用してバージョンの管理をしてください。
## フォルダ・ファイルの修正・コマンドの実行について
指定されたフォルダ内のアイテムに対する操作であればすべて許可します。
またコマンドの実行も許可します。
Gemini CLIはつかえる
Gemini.mdの内容次第でコーディングの精度もかなり変わることがわかりました。
おそらくコーディングスタイルやアーキテクチャをGemini.mdに細かく書けば、かなりのクオリティーになるとおもいます。