Claude Codeを強化する必須MCPサーバー10選(2026年版)
Model Context Protocol(MCP)は、Anthropicが提供するAIモデルを外部ツールと接続するためのオープン標準規格である。Claude CodeなどのAIエージェントにMCPサーバーを導入することで、API連携、データベース操作、ファイルシステムへのアクセスが可能になる。
開発者の生産性を向上させる10種類の主要なMCPサーバーとその用途をまとめる。
1. GitHub MCP Server
GitHubのAPIと連携し、ターミナル上からバージョン管理や開発フローを自動化する。
- 主な機能: Issueの読み取り、Pull Requestの管理、CI/CDのトリガー、コミット履歴の分析。
- 用途: コンテキストスイッチを減らし、コード生成からレビューまでのGitHubタスクを自動化する。
2. Apidog MCP Server
API仕様書(ApidogプロジェクトやOpenAPI/Swaggerファイル)とAIを直接接続する。
- 主な機能: APIドキュメントに基づいたDTO、コントローラー、クライアントコードの正確な生成。
- 用途: API開発時のドキュメント参照の手間を省き、仕様変更に追従したコード実装を行う。
3. File System MCP Server
ローカルマシンのファイルに対する読み取り、書き込み、編集機能を提供する。
- 主な機能: ファイル操作(CRUD)の自動化。
- 用途: プロジェクトの文脈把握、ログ分析、プロンプト指示による複数ファイルの一括リファクタリング。
4. Sequential Thinking MCP Server
AIの思考プロセスを段階的な論理ステップに分割し、複雑な問題解決を支援する。
- 主な機能: 思考のステップバイステップ化、修正・分岐の動的な管理。
- 用途: 大規模なアーキテクチャ設計、複雑なコードのデバッグ、リファクタリングの計画立案。
5. Puppeteer MCP Server
ブラウザの操作を自動化し、Web上の情報取得やテストを実行する。
- 主な機能: 指定URLへのナビゲーション、クリックやフォーム入力、スクリーンショットの撮影、JavaScriptの実行。
- 用途: UIテストの自動化、データスクレイピング、Webページの視覚的な状態確認。
6. PostgreSQL MCP Server
自然言語によるデータベースのクエリ実行を可能にする。
- 主な機能: 平易なテキストベースの指示をSQLに変換し、データの取得や操作を行う。
- 用途: SQLの手動作成の手間削減、非SQLエキスパートによるデータ集計やレポート作成。
7. Notion MCP Server
Notionと同期し、ドキュメントやプロジェクトのタスクに直接アクセスする。
- 主な機能: Notionタスクの更新、プロジェクト仕様書の読み込み。
- 用途: ターミナルから離れずにチームのドキュメントを参照・更新し、AIに最新の仕様を把握させる。
8. Memory Bank MCP Server
Claude Codeに永続的な記憶(コンテキスト)を付与する。
- 主な機能: セッションをまたいだ過去の対話やプロジェクト状況の保持。
- 用途: 大規模なコードベースでの文脈維持、作業再開時の反復的な状況説明の省略。
9. Figma MCP Server
デザインデータと開発環境を連携させる。
- 主な機能: Figmaのレイアウトデータを読み取り、UIコンポーネントやコードスニペットに変換する。
- 用途: デザインからコードへの変換(Design-to-Code)の高速化、ラピッドプロトタイピング。
10. Zapier MCP Server
Zapierを介して数百の外部アプリケーションと連携し、自動化ワークフローを構築する。
- 主な機能: Slack、Gmail、Trelloなどへのアクションのトリガー。
- 用途: 「PR作成時にSlackへ通知する」といった複数アプリにまたがるタスクの自動化。
用途別の選び方
- Web自動化: Puppeteer
- データベース操作: PostgreSQL
- バージョン管理: GitHub
- 仕様確認・ドキュメント: Apidog, Notion
- 大規模プロジェクト: Memory Bank, Sequential Thinking
- クロスアプリ連携: Zapier
