AndroidPathクラスの関数で描いたドラえもんのような何か
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Android Pathが大体わかる! – Android Path, Kotlin

Jetpack Composeで線の描画などをする際に使用するAndriod Pathクラスについて大体わかるようにまとめました。

はじめに

この記事は「Android Pathクラスが大体わかる」を目標にまとめています。
そのためにはoffset(オフセット)の考え方が必要になるかもしれないため、こちらも読んでみてください。

下記は学びやすいと思う順番に筆者が並べました。
参考程度に読んでいただければと思います。

大体わかる順

moveTo

こちらは描画を開始する点を指定する関数です。
画面に対する描画は発生しませんが、引数の値の考え方(offset)がわかりやすいと思います。


relativeMoveTo

こちらはmoveToと基本的には同じですが、offsetが異なります。
しかしこの違いがわかればここから先も大体わかると思います。


lineTo

こちらは開始点から引数で指定した点まで線を引く関数です。
特に複雑なものではなく理解しやすいと思います。


relativeLineTo

こちらはlineToとほぼ同じですが、offsetの考え方が描画開始点という違いがあります。
このように「relativeXXX」という名前のものはoffsetの考え方が違うだけで、基本部分は同じです。


close

こちらはパスの開始点まで線を引く関数です。
dbのclose関数のように呼び出し必須ではありません。


quadraticBezierTo

こちらは2次ベジェ曲線を追加する関数です。
ベジェ曲線が何かも簡単に解説しています。


relativeQuadraticBezierTo

quadraticBezierToのrelative(相対的)バージョンです。


cubicTo

こちらは3次ベジェ曲線を追加する関数です。
ベジェ曲線が何かも簡単に解説しています。


relativeCubicTo

cubicToのrelative(相対的)バージョンです。


addOval

こちらは円を追加する関数です。
半円や部分的に欠けている円などを追加したい場合は下のaddArcかaddArcRadの使用をお勧めします。


addArc

こちらは半円などの円の一部分を追加する関数です。
引数に対する値次第では完全な円も追加できます。
下のaddArcRadとの違いは、引数にしている値の単位が「度」か「ラジアン」である点です。
こちらは「度」で指定します。


addArcRad

addArcと同様に円の部分描画ができます。
こちらの指定単位はラジアンです。

おわりに

ベジェ曲線が少し難しいですが、その他についてはそこまで難しくないかもしれません。
relative系は使用頻度が高い気がするので押さえておきたいですね!

こちらで紹介している関数で大体カバーしていますが全てではないため、他の関数に関しては公式を参照してください。


アイキャッチ画像はAndroidPathクラスの関数で描いたドラえもんっぽい何かです。
コードを置いときます笑

質問等がありましたら、お気軽にコメントまでお願いします。

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