ザクっと理解する増分ビルドとビルドキャッシュ – Gradle Android Kotlin
Gradleシリーズです。
なんとなく使っているGradleをザクっと理解できるように書いています。
前回はプラグインをザクっとご紹介しました。
今回は増分ビルドとビルドキャッシュについてご紹介します。
※Gradle Incremental Builds and Build Cachingより
増分ビルド(インクリメンタルビルド – Incremental Build)とは
前回のビルドからインプットに変化のないタスクの実行を行わないビルドを意味します。
増分ビルドは常に有効になっています。
しかし、ビルド時にGradleがタスクのインプットとアウトプットに変更があるかを決定するため、増分ビルドを行いたいタスクにはインプットとアウトプットを定義する必要があります。
ビルドキャッシュ(Build Caching)とは
前回のビルドの結果を保存し、必要に応じて復元する機能です。
これにより余分な処理と時間のかかる処理を減らすことができます。
おわりに
次回はビルドスキャン(Build Scans)について解説します。
ご要望等がありましたらお気軽にコメントまでお願いします。
参考文献
・Gradle Incremental Builds and Build Caching
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