Laravel環境構築直後の初期設定をのぞいてみる🔭
前回は使用している拡張機能を紹介しました(といってもほぼ他サイトの内容ですが)
今回はLaravel環境構築後の初期状態を確認していきます
config/app.php
Laravelのすべての設定はconfigディレクトリの中のファイルでされています
基本的には初期状態のままで問題はありませんが、「config/app.php」ファイルにtimezoneとlocalの設定があります
こちらは下記のように変えた方がいいかもしれません
timezone
'timezone' => env('APP_TIMEZONE', 'Asia/Tokyo'),
locale
'locale' => env('APP_LOCALE', 'ja'),
'fallback_locale' => env('APP_FALLBACK_LOCALE', 'ja'),
'faker_locale' => env('APP_FAKER_LOCALE', 'jp_JP'),
.envファイル
データベースの接続先や使用しているAPIに設定する値など、恐らくほとんどの開発の現場で、ローカルの開発環境とローンチ後の実環境では設定されている値が異なります
Laravelではこのような値を.envファイルに設定します
※envはenvironment((開発)環境)の略
このenvファイルをGitHubなどのソース管理ツールで共有することは、下記の理由から推奨されません
・開発者間やサーバー間で異なる値をenvファイルで管理している可能性があるため
・重要な値や外部に漏れてはいけない値をenvファイルで管理している可能性があるため
データベースとマイグレーション
初期状態ではSQLiteを使用する設定になっています
こちらをMySQLやPostgreSQLなどに変更したい場合は、下記のように.envファイルの「DB_」で始まる名前のプロパティを編集する必要があります
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=ご自身のもの
DB_USERNAME=ご自身のもの
DB_PASSWORD=ご自身のもの
設定完了後に下記を実行すれば完了です
php artisan migrate
MySQLのダウンロード方法はこちらを参考にされてください
※記事内の「画面下の「MySQL Community (GPL) Downloads」を押下します。」の次で「MySQL Community Server」を選択していますが、最下部の「MySQL Installer for Windows」を選択してください
※インストーラー起動後の最初の選択肢は「Full」を選択すれば問題ないです