Gradle / Programming

ザクっと理解するGradle Wrapper – Gradle Android Kotlin

Gradleシリーズです。
なんとなく使っているGradleをザクっと理解できるように書いています。
前回はGradleの構成をザクっとご紹介しました。
今回はGradle Wrapperについてご紹介します。

Gradle Wrapperとは

設定したGradleのバージョンを呼び出すためのスクリプトで、指定したバージョンが存在しない場合はダウンロードを行います。
Gradle Buildの実行はGradle Wrapperを使用して行うことが推奨されています。

Gradle Wrapper Basicsより

1. 指定バージョンのGradleをダウンロード
2. 指定バージョンの保存と展開
3. 指定バージョンの使用

Gradle Wrapperの利点

・特定のGradleバージョンをプロジェクトの標準とすることで信頼性が高く、堅牢なビルドを実現可能
・Wrapperの書き換えのみで各ユーザーに別々のGradleバージョンの提供が可能
・Wrapperの書き換えのみで各環境(IDE、CI server など)に別々のGradleバージョンの提供が可能

おわりに

次回はGradleの設定ファイルについて解説します。
ご要望等がありましたらお気軽にコメントまでお願いします。

参考文献

Gradle Wrapper Basics

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です