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【2026年8月1日実施】エポスカードのSuica/PASMOチャージがポイント対象外に|年間いくら損する?代替カード比較

毎月の通勤定期やモバイルSuicaのチャージを、ポイント目当てにエポスカードでまとめていた方は多いはずです。その運用が2026年8月1日から成立しなくなりました。この記事では、何がどこまで対象外になったのか、自分は年間いくら損するのか、乗り換えるならどのカードが有利なのかを、実際の還元率と年会費の数字で整理します。

クレジットカードと電子マネーのイメージ

出典: Pixabay

エポスカードのSuica/PASMOチャージ、2026年8月1日から何が変わった?(結論)

結論から言うと、エポスカードでモバイルSuicaやモバイルPASMOにチャージしても、今後ポイントは一切つきません。エポスカードは2026年8月1日(土)カードご利用分より、決済サービスへのチャージ利用時のポイント加算を終了しています(エポスカード公式のお知らせ)。

対象は交通系IC5種と、その他の決済サービス23種の計28サービスです。この記事は2026-08-07時点の公式情報にもとづいており、施行からすでに6日が経過している状態です。

改定前の付与率は税込200円ごとに1エポスポイント、つまり還元率0.5%相当でした。この0.5%がまるごと消える、というのが今回の改定のインパクトです。減額ではなく、ゼロになった点が重要です。

対象になった28サービス一覧と、対象外にならないもの

先に結論を言うと、通常の店頭決済・ネット決済でのエポスカード利用は、これまで通りポイント対象のままです。今回対象外になったのは、あくまで「チャージ」と「特定の決済サービスへの入金・購入」に限られます。以下で対象になった28サービスを具体的に見ていきます。

クレジットカードのイメージ

出典: Pixabay

交通系IC(5種)

Apple PayやGoogle Pay経由のチャージも、すべて対象外に含まれます。「アプリ経由なら大丈夫では」という抜け道はありません。

対象の交通系IC 備考
モバイルSuica Apple Pay / Google Pay経由を含む
モバイルPASMO Apple Pay / Google Pay経由を含む
モバイルICOCA Apple Pay / Google Pay経由を含む
ICOCA(TOICAモデル) 同上
SAPICA 同上

その他の決済サービス(23種)

対象は以下の23サービスです(エポスカード公式PDF「ポイント加算対象外のご利用先」)。

  • ANA Pay / au PAY / IDARE / EVERING / Kyash
  • くまモン!Pay / KortValuta(TwooCa)/ JAL Pay
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い(PayPay残高へのチャージを含む)
  • DeNA Pay / TOYOTA WALLET / miive / ハチペイ
  • バンドルカード / Visaプリペ / Vプリカ / VポイントPay
  • ビットキャッシュ / みきゃんアプリ / 楽天Edy
  • ランドリーPay / Revolut / ワンバンク(旧B/43)

au PAYや楽天Edy、PayPay残高への間接チャージまで含まれており、いわゆる「ポイント多重取りルート」の主要どころはおおむね塞がれた形です。

定期券・特急券の購入も対象外

見落としやすいのが、チャージ以外の購入も対象に含まれる点です。モバイルSuicaの特急券・定期券・Suicaグリーン券の購入、モバイルPASMO/モバイルICOCA/ICOCA(TOICAモデル)の定期券購入も、いずれもポイント加算対象外です。

数万円単位になりがちな定期券購入がノーポイントになるため、通勤・通学利用者への影響はチャージ以上に大きいと言えます。なお公式PDFには、この対象リストを「予告なく変更・追加する場合がある」と明記されています。

自分はどれだけ損する?チャージ額別シミュレーション

改定前の0.5%(200円=1ポイント)を基準に、年間で失うポイント額を試算すると次のようになります。

月間チャージ額 年間チャージ額 従来の年間獲得ポイント 8月以降
5千円 6万円 300ポイント 0
1万円 12万円 600ポイント 0
2万円 24万円 1,200ポイント 0
3万円 36万円 1,800ポイント 0
5万円 60万円 3,000ポイント 0

月2万円をSuicaにチャージしていた人で、年間1,200円相当の目減りです。月5千円程度の少額チャージであれば年間300円相当にとどまり、代替カードへの申し込み・切り替えの手間を考えると「わざわざ乗り換えるほどではない」と判断してもおかしくない水準です。一方で金額としては劇的でなくても、還元の源泉が完全に消えるため「エポスカードでチャージする積極的な理由」がなくなった、という質的な変化のほうが本質です。

一方で、エポスプラチナ・ゴールド会員の「年間ボーナスポイント」算定に使う年間利用額には、対象チャージ分も引き続き集計されます。通常ポイントは消えても、ステータス判定やボーナス条件の達成には影響しません。ここは他社改定より条件が緩い部分で、ゴールド維持のために年間利用額を積んでいる人は慌てて運用を変える必要はありません。

なぜ今回の改定が起きたのか(業界全体の流れ)

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出典: Pixabay

改定の理由についてエポスカード公式は明言していません。ただし、交通系ICや決済サービスへのチャージをポイント付与対象外・年間利用額集計対象外にする動きは、三井住友カード・JCB・PayPayカードなど複数の主要カードで既に広がっており、今回のエポスカードの改定も同じ業界トレンドの一環と位置づけられています(ノーゲンキン)。同種の改定は今後も他社で続く可能性があり、「特定カードのチャージ還元だけに依存した設計」はそもそもリスクが高い、と考えたほうが現実的です。

高還元な代替カード比較【還元率・年会費・対応IC】

チャージでの還元を確保したいなら、交通系ICを発行する事業者系のカードが本命になります。2026-08-07時点で確認できた主要候補は次のとおりです。

クレジットカードのイメージ

出典: Pixabay

カード チャージ還元率 年会費 主な対応IC
ビックカメラSuicaカード Suicaチャージ1.5%(オートチャージ・都度チャージとも) 初年度無料、2年目以降524円(税込)※年1回のクレジット利用で翌年度も無料 Suica
ビューカード Suicaオートチャージ設定で1.50% カードにより異なる Suica
To Me CARD Prime PASMO PASMOオートチャージでOki Dokiポイント等が貯まる カードにより異なる PASMO
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) PASMOオートチャージでANAマイル・メトロポイントが貯まる カードにより異なる PASMO
楽天カード+楽天Edyアプリ 200円につき1ポイント(0.5%相当) 無料 楽天Edy

Suica派の第一候補はビックカメラSuicaカードです。比較メディアの情報によると、Suicaチャージはオートチャージ・都度チャージのいずれも1.5%相当の還元になるとされ、初年度年会費無料、2年目以降524円(税込)ですが年1回のクレジット利用で次年度も無料になります。ビックカメラでの支払いと組み合わせると最大11.5%相当の還元になるとされています(マネ会)。

ビューカード全般もSuicaのオートチャージを設定すると還元率が1.50%にアップするとされています(マイベスト)。PASMO派なら、乗車のたびにポイントやマイルが貯まるTo Me CARD Prime PASMO、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)が候補になります。

なお、ビューカード・To Me CARD Prime PASMO・ANA To Me CARD PASMO JCBは、いずれも同一ブランド内に複数の券種・グレードがあり、年会費もカードごとに異なります。本記事の調査時点では代表額を一つに絞り込めなかったため、上表では「カードにより異なる」としています。申し込み前に対象のカード名を確認したうえで、各カード公式サイトで年会費と還元条件を照合してください。

楽天Edyについては、楽天e-NAVIの「Edyチャージ」「いつでもEdyチャージ」機能自体が2023年10月に終了済みで、現在は楽天Edyアプリ経由で楽天カードからチャージすれば0.5%相当が貯まるとされています。還元率としては改定前のエポスカードと同水準で、あくまで現状維持の選択肢です。

なお、上記の還元率は比較メディアの情報にもとづくもので、各カードのポイント付与条件や月間チャージ上限などの細目とあわせて変動する可能性があります。申し込み前に各カード公式サイトで最新条件を確認してください(本記事の情報は2026-08-07時点)。

エポスカードを使い続けるべき人・乗り換えるべき人

エポスカードの新デザイン券面

出典: 丸井グループ プレスリリース

判断基準はシンプルで、「エポスカードを何のために使っていたか」で分かれます。

乗り換え(追加発行)を検討すべき人

  • Suica/PASMOチャージの還元だけを目的にエポスカードを使っていた
  • 毎月の定期券・チャージ額が大きく、0.5%→1.5%の差が年数千円規模になる

エポスカードを使い続けてよい人

  • 店頭決済やネット決済がメインで、チャージ利用は補助的
  • エポスプラチナ・ゴールドの年間ボーナスポイント達成を目的に利用額を積んでいる(前述のとおり集計は継続)
  • マルイのセールや優待など、ポイント以外の付加価値で使っている

現実的には「エポスカードは解約せず据え置き、チャージ用にビックカメラSuicaカードを1枚足す」という併用が、もっとも損の少ない着地になります。エポス側の年間利用額カウントは維持されるため、両者は競合しません。

なお、QUICPayやVisaのタッチ決済など、チャージを介さない直接決済に切り替える方法もよく紹介されます。ただしこれはエポスカード本来の0.5%還元に戻すだけで、還元率が上がるわけではありません。「減った分の回避策」であって「増収策」ではない点は誤解しないほうがよいでしょう。

まとめ:今すぐやるべき3つの対応

エポスカードのチャージ還元は2026年8月1日利用分からゼロになりました。月2万円チャージなら年間1,200円相当の目減りですが、ステータス判定用の年間利用額は引き続きカウントされます。取るべき行動は次の3つです。

  1. チャージ利用を直接決済に切り替える — QUICPayやVisaのタッチ決済でエポスカードを直接使い、0.5%還元を確保する
  2. チャージ還元が必要なら代替カードを1枚追加する — Suica派はビックカメラSuicaカード(1.5%)、PASMO派はTo Me CARD系。申込前に公式サイトで年会費と付与条件を確認する
  3. 対象リストを定期的に確認する — 対象サービスは予告なく変更・追加される可能性があるため、エポスカード公式PDFで最新状況をチェックする

まずは自分の直近3か月の利用明細を開き、チャージ利用がいくらあったかを確認してみてください。その金額に0.5%を掛けた額が、これから毎年失う金額です。数千円規模になるなら、代替カードの発行を検討する価値は十分にあります。

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