台風13号でANA・JAL欠航|払い戻し・振替は手数料無料【8月9日時点・対象と手続き】
台風13号の影響で、8月9日もANA・JALの欠航が続いています。空港で欠航を告げられた方、これから沖縄・奄美方面へ飛ぶ予定の方が最初に気にするのは「キャンセル料はかかるのか」「振替はどう取るのか」でしょう。結論から言えば、対象空港・対象期間に該当する便は手数料無料で変更または払い戻しができます。ここでは2026年8月9日時点の対象条件と、ANA・JALそれぞれの手続き・期限を淡々と整理します。

出典: 2026 JTWC WTPN21 IR satellite imagery.13W / Wikimedia Commons(米軍合同台風警報センター作成、パブリックドメイン)
結論|台風13号の欠航便は手数料無料で変更・払い戻しできる
ANAは那覇・宮古・石垣の3空港発着の「すべての発着便」を対象に、実際の運航状況にかかわらず手数料なしで搭乗便の変更(振替)と払い戻しを受け付けています。対象期間は8月6日12:00から8月9日最終便までです(ANA SKY WEB 航空券の取り扱いについて、2026年8月8日12:00更新時点)。
JALグループも特別対応を実施していますが、対象期間は地域ごとに異なり、8月6日午後〜8日、8月6日〜9日午前などに分かれています。自分の出発空港がどの区分かを先に確認してください。対象期間は台風の動き次第で延長される可能性もあるため、手続き前に必ず公式ページの更新日時で最新の対象範囲を確認してください。
自分の便は対象か|チェックリスト
ANAの対象便

出典: Naha Airport departure hall, January 2025 / Wikimedia Commons(CC0)
対象は那覇・宮古・石垣の3空港に発着する全便です。ポイントは「実際に欠航したかどうかを問わない」点で、予定どおり飛んだ便の予約でも対象期間内なら手数料無料で手続きできます。8月9日はANAが国内線13便・国際線3便の計16便の欠航を決め、約2,900人に影響が出ています(Aviation Wire)。
JALの対象便(地域別)
JALグループが発表した特別対応の対象は次のとおりです(2026年8月5日時点の発表内容)。
| 対象空港 | 対象期間 |
|---|---|
| 沖縄(那覇)・久米島 | 8月6日午後〜8日 |
| 北大東・南大東・種子島・屋久島 | 8月6日〜8日 |
| 喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論 | 8月6日〜9日午前 |
| 宮古・多良間・石垣・与那国 | 8月7日〜8日 |
出典: TRAICY「JALグループ、台風13号で特別対応」。表のとおり、鹿児島県内で対象となっているのは奄美群島(喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論)や種子島・屋久島などの離島路線であり、鹿児島空港(鹿児島本土)発着の通常便は今回の特別対応の対象空港リストには含まれていません。なおJAL 運航状況のご案内(国内線)では8月9日時点でも種子島・徳之島・沖永良部・沖縄(那覇)発着便への影響が案内されています(対象期間の延長有無は結論欄の注記を参照してください)。8月9日は羽田発小松行きJL189便など国内線4便が欠航し、468人に影響が出ています。
国際線・LCCはどうか
ANAの8月9日の欠航には羽田−台北(松山)線と上海(浦東)発羽田行きが含まれます。Peach Aviationも運航影響が予想される便について、運賃種別にかかわらず手数料無料の変更・払い戻しを案内しており、奄美・那覇・石垣・宮古・台北(桃園)・上海(浦東)などが対象とされています(Peach公式X)。その他のLCCについては各社サイトで対象可否を確認してください。
羽田経由で那覇へ乗り継ぐ、奄美から本土へ乗り継ぐなど乗継便を利用する場合は注意が必要です。乗継便は区間ごとに対象可否が異なる場合があるため、予約センターまたは公式サイトのチャットで区間ごとに確認してください。
払い戻し・振替の手続き方法【ANA】
ここではANAの変更(振替)と払い戻し、それぞれの操作手順と期限、往路が欠航した場合の復路の扱いまで順に説明します。
変更(振替)は出発20分前まで
ANAの変更手続きは、遅延・欠航の決定以降、予約便の出発20分前までに完了させる必要があります。空港で行列に並ぶ前に、スマートフォンからANA SKY WEBの予約確認画面で空席を探すほうが早く済むケースがあります。手順の詳細はANA 悪天候などが理由の変更・払い戻しに案内があります。
払い戻しは旅行開始日から1年30日以内
払い戻し手続きの期限は旅行開始日から1年と30日以内です。権利がすぐ消えるわけではないため、振替か払い戻しか迷っている場合も慌てる必要はありません。
往路が欠航したとき、復路はどうなるか
往路便が悪天候で欠航した場合、同一予約に含まれる復路便も無料で変更・払い戻しの対象になるとされています。ただし復路の「変更」はANA SKY WEBでは手続きできず、国内線予約案内センターへの電話が必要とされています(復路の「払い戻し」はWebで可能)。ここでつまずく人が多いので、Webで復路が動かせなくても異常ではないと覚えておいてください。
払い戻し・振替の手続き方法【JAL】
ここではJALのWebでの変更・取消の手順、対象便かどうかの確認方法、Webで完結しない場合の窓口までをまとめて説明します。
Webでの変更・取消の手順
JAL お手続き方法のご案内(遅延、欠航)によると、流れは次のとおりです。
| ステップ | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 会員ログイン、または搭乗者名・搭乗日・予約番号を入力して予約を検索する |
| 2 | 対象となる便を選択する |
| 3 | 変更する場合は希望日・区間で空席を検索し、便を選び直す |
| 4 | 払い戻す場合は「取り消し」を選ぶ |
対象便かどうかの確認方法
JALでは、発着案内や遅延検索結果の便名に付く印(*や!など)、または公式が案内する対象空港リストとの照合で、手数料なしの変更・払い戻しの対象かを確認できるとしています(JAL FAQ)。判断に迷う場合は自己判断で取り消さず、窓口に確認するほうが安全です。
Webで完結しない場合
特典航空券や、非会員の予約を代理で手続きするケースなど、一部はコールセンター対応が必要です。電話が混み合う時間帯もあるため、Webで完結する条件かを先に確かめてから連絡してください。
期限とスケジュールを一覧で確認
| 項目 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 対象空港 | 那覇・宮古・石垣の発着全便 | 沖縄・奄美群島・種子島・屋久島・宮古・石垣ほか(地域別) |
| 対象期間 | 8月6日12:00〜8月9日最終便 | 地域別に8月6日〜9日午前の範囲 |
| 変更の期限 | 予約便の出発20分前まで | 公式ページで要確認 |
| 払い戻しの期限 | 旅行開始日から1年と30日以内 | 公式ページで要確認 |
| 運航状況の確認先 | ANA SKY WEB | JAL 運航状況のご案内 |
手続きをしないとどうなるか
対象期間内に手続きすれば手数料はかかりませんが、期間を過ぎてからの取り消しは通常のルールが適用され、運賃種別に応じた取消手数料が発生する可能性があります。取消手数料は運賃種別や搭乗日までの日数によって変わり、直前の取り消しほど高額になりやすい傾向があります。台風による欠航としての特別対応と、自己都合によるキャンセルは扱いが別だという点を押さえておいてください。まずは自分の便が対象かどうかを確認し、対象なら無料のうちに変更か払い戻しかを決めるのが最も損の少ない動きです。
空港で足止めされた場合の宿泊費・食事代の補償については、有無や条件が航空会社や欠航の理由(天候起因かどうか)によって異なります。空港カウンターまたは各社公式サイトで直接確認してください。
8月10日以降の見通し
気象庁の発表によると、8月9日9時時点で大型で非常に強い台風13号は東シナ海を西北西へ時速10kmで進み、中心気圧945hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。10日9時には華中に到達してさらに北西へ進み、12日9時には熱帯低気圧に変わる見込みとされています(tenki.jp 台風情報)。
ただし台風が離れても影響はすぐには収まりません。沖縄地方は10日にかけて非常に強い風と猛烈なしけ〜大しけ、奄美地方は9日にかけて大しけが続く見込みです(ウェザーニュース)。10日以降の欠航について航空各社の具体的な発表は本記事の確認時点では出ていないため、10日発着便を予約している場合も運航状況ページを定期的に確認してください。
8月6日から9日までの累計では、JALグループ少なくとも205便、ANA246便を含む計602便が欠航し、約86,400人に影響が出る見通しと報じられています(Yahoo!ニュース配信)。
まとめ
今日やることは1つです。自分の搭乗便が対象空港・対象期間に該当するかを公式ページで確認し、該当するなら手数料無料のうちに変更か払い戻しを済ませてください。
ANAは航空券の取り扱いについて、JALは運航状況のご案内が最新情報の起点になります。本記事の内容は2026年8月9日時点の情報です。対象期間の延長可能性については冒頭の結論欄で触れたとおりなので、手続き直前に公式サイトで最新の案内を確認してください。
