電気あんか 消費電力と電気代の比較グラフ
Reviews

電気あんかの選び方比較ガイド|サーモスタット式・ダイヤル式の違いと後悔しない選び方

※本記事にはPR・広告リンクが含まれます。

冬のデスクワーク中、足先だけが冷えてつらいことはありませんか。電気あんかは手頃な価格の製品が多い一方、形状や温度調節の方式が製品ごとに違い、どれを選べばよいか迷いやすい家電です。

結論

電気あんかの選び方は「形状とサイズ」「温度調整方式」「消費電力」の3点を見るのが基本です。電気あんかは、足元など狭い範囲だけを暖める小型の暖房器具です。

おすすめの選び分けは次のとおりです。

使い方 向くタイプ 確認したい点
デスク下・在宅勤務 薄型のソフトタイプ 温度の段階数・タイマー
布団を温める ソフトタイプ、山型・平型 寝る前に切りやすい操作部
予算を抑えたい ダイヤル式の山型 強・中・弱の表面温度

電気代は「消費電力(kW)×使用時間×電力単価」で計算できます。単価31円/kWhの場合、60Wの機種を8時間使うと約15円です。

本記事は実機レビューではありません。取扱説明書・販売店の掲載情報・比較記事・口コミをもとにした調査です。こたつ本体や電気毛布との比較は扱いません。

電気あんかを選ぶときに比較すべき5つのポイント

専門メディアの比較記事では、タイプ・温度調節・電気代・カバーの洗濯可否・デザインが比較の軸として挙げられています(mybest)。ここでは購入前に差が出やすい5点を見ていきます。

比較軸 確認するポイント
形状・タイプ ソフトタイプか、山型・平型のハードタイプか
温度調整方式 サーモスタット式か、ダイヤル・段階式か
消費電力・電気代 消費電力(W)と使用時間から電気代を計算できるか
安全機能 自動電源オフの有無、電源コードの長さ
カバーの洗濯可否 手洗い・ドライクリーニング・洗濯機対応のいずれか

形状・タイプ(ソフトタイプ/山型・平型)

ソフトタイプは布製の柔らかい本体で、足を乗せたり布団に入れたりしやすい形です。パナソニック「DW-78P-H」は厚さ3cm、重さ0.5kgです(取扱説明書)。

ハードタイプには山型と平型があります。広電「VWY602H」は山型の製品です。

サイズ

デスク下で使うなら、足を2本とも乗せられるかを寸法で確かめます。DW-78P-Hは約29×39cmです。

山善「YDW-S207D」は「約390×290mm」と「約26×31cm」の2通りの表記が販売店ごとにあります(マイナビおすすめナビ)。購入前に公式サイトで確認してください。

広電「VWY602H」「VWF152H-BG」は、今回確認した販売店の掲載ページに寸法の記載が見当たらず、サイズを特定できませんでした。デスク下に置けるかどうかは、購入前に商品ページで寸法を確認してください。

温度調整方式(サーモスタット式とダイヤル・段階式)

温度調整方式は大きく2つに分かれ、方式の有無と段階数の確認が選び方の基本とされています(ヤマダデンキ)。

方式 仕組み 製品例
サーモスタット式 温度を自動で調節し、異常な高温を検知すると温度を下げる 今回比較した4製品には該当なし
ダイヤル式・段階式 3段階・6段階などから手動で強弱を選ぶ 広電VWY602H(強約60℃・中約45℃・弱約30℃)
調節機能なし 一定の温度で使う 広電VWF152H-BG(約55℃)

今回調査したパナソニック・山善・広電の現行製品では、サーモスタット式を採用する家庭用電気あんかは確認できませんでした。実際に選ぶ際は、ダイヤル式・段階式か調節機能なしのいずれかから選ぶことになります。

DW-78P-Hはコントローラー付きで、表面温度は強側で約51℃前後、弱側で約45℃前後です。足を長く乗せるなら、低めの温度を選べる機種が使いやすいでしょう。

安全機能と電源コード

自動で電源が切れる機能の有無は、型番ごとに商品ページで確かめます。電源コードの長さも見ておきたい点で、DW-78P-Hは3mです。コンセントから足元までの距離を測っておくと安心です。

カバーの洗濯可否

カバーは「手洗い可」「ドライクリーニングのみ」など、型番ごとに表記が分かれます。DW-78P-Hの取扱説明書では表布はドライクリーニング可とされています。家庭で丸洗いできるかは取扱説明書で確認してください。

電気あんか 電気代の目安と計算方法

電気代は「消費電力(kW)×使用時間×電力単価」で計算します。全国目安単価の31円/kWhで計算すると次のとおりです(エネチェンジ)。

消費電力 製品例 1時間 8時間
15W 広電VWF152H-BG 約0.5円 約3.7円
30W パナソニックDW-78P-H 約0.9円 約7.4円
60W 広電VWY602H 約1.9円 約15円

記事によって電気代の数字には1時間あたり0.2円から1.9円ほどの差があります。前提の消費電力や単価がそれぞれ違うためです。ご自身の契約単価を上の式に当てはめると、より正確な金額が出ます。

用途別の選び方|デスク下と布団での使い分け

在宅勤務の足元に使う人の声では、薄型で場所を取らない点、6段階の温度調節とタイマー、洗えるカバーが評価されています(わたしと、暮らし。)。

これは複数製品を含む傾向で、本記事で比較した型番(広電VWY602Hの3段階など)と段階数が一致するとは限りません。段階数は商品ページで確認してください。

項目 内容
メリット 省スペース、消費電力が小さい、すぐ暖まる
デメリット 暖まる範囲が狭く、デスク下全体には向かない
向く人 足元だけ温めたい人、こたつを置く場所がない人

デスク下全体を広く暖めたい場合は、パネルヒーターなど別の種類の機器のほうが向くという指摘もあります。布団で使う場合は、寝る前に温めて就寝時に切る使い方が前提です(後述)。

主要メーカー別の製品と特徴

2026-11-04時点の調べで、主なメーカーの製品を整理します。

メーカー・型番 タイプ サイズ 温度調節 消費電力 価格(税込)
パナソニック DW-78P-H ソフト 約29×39cm・厚さ3cm コントローラー付き 30W 約5,000〜7,500円
山善 YDW-S207D ソフト 約390×290mm(約26×31cmとの表記も) 公式サイトで確認 20W〜30Wと表記が分かれる 約2,700〜3,000円
広電 VWY602H 山型 販売店ページに記載なし ダイヤル式3段階 60W 2,350円
広電 VWF152H-BG ソフト 販売店ページに記載なし なし 15W 3,020円

広電2製品の価格は2026-11-04時点のビックカメラの掲載価格です(VWY602H、VWF152H-BG)。パナソニック・山善の価格は2026-11-04時点の通販サイトのおおよその価格帯で、店舗や在庫状況により変動します。

パナソニック

DW-78P-Hは2014年9月発売のモデルです。在庫なしや販売終了と表示する店舗もあるため、購入前に公式サイトや販売店で確かめてください。

山善

YDW-S207Dはソフトタイプです。サイズと消費電力の表記が販売店によって違うため、商品ページの仕様欄を確認しましょう。

広電(KODEN)

山型でダイヤル式のVWY602Hと、温度調節のないソフトタイプのVWF152H-BGがあります。同じシリーズでも色・柄で型番の末尾が変わるので注意が必要です。

Supported by Rakuten Developers

アイリスオーヤマ・ニトリ

両社とも、電気あんか単体の現行製品は今回の調査では確認できませんでした。

アイリスオーヤマは足元向けに「ぐるポカ パネルヒーター」(APH-R12A/B系、消費電力120W、2025年9月発売)を展開しており、デスク下全体を広く暖めたい場合の代替候補になります。

電気あんかとして選ぶなら、価格を抑えたい人は広電VWF152H-BG、強弱を調節したい人は広電VWY602Hが本記事で比較した中での候補です。

低温やけどを防ぐ使い方と注意点

NITE(製品評価技術基盤機構)は、電気あんかについて次の使い方を勧めています(共同通信PRワイヤー)。

就寝前に布団を温め、寝るときはスイッチを切るか、体から十分に離す

電源コードを無理に曲げたり、本体に巻き付けたりしないことも挙げられています。

低温やけどは、温度が低くても長く触れ続けると起こります。目安は次のとおりで、高齢者・幼児・糖尿病の人は特に注意が必要とされています。

温度 やけどに至る接触時間の目安
44℃ 3〜4時間
46℃ 30分〜1時間
50℃ 2〜3分

過去には、10歳代男性が両膝に挟んで寝て太ももに重いやけどを負った事故(2015年1月・兵庫県)がありました。電源コードが焦げた焼損事故(2018年2月・京都府)も報告されています。

デスクワーク中は同じ姿勢で足を乗せ続けがちです。弱めの温度に設定し、時々足を離すようにしましょう。

口コミ・評判の傾向

良い声としては「スイッチを入れるとすぐ暖かくなる」「薄型で邪魔にならない」といった傾向が見られます(わたしと、暮らし。)。一方で、デスク下全体を暖めるには力不足という声もあります。

注意したい声もあります。東京都の資料では、あんかに足を乗せて寝たところ熱さで目が覚め、足が赤くなっていた事例が紹介されています(東京都生活文化局)。

購入前の注意点とおすすめの購入先

価格と在庫は変わりやすいため、Amazon・楽天市場・家電量販店の通販など複数の販売店で比べるのがおすすめです。型番の末尾(色・柄)と、温度調節の有無を商品ページで必ず確かめてください。

古い型番は販売が終わっていることがあります。仕様の表記が販売店によって違う場合は、メーカーの公式サイトの情報を優先しましょう。

まとめ

電気あんかの選び方は、使う場所に合わせて形状とサイズを決め、温度調整方式で絞り込むのが近道です。デスク下なら薄型のソフトタイプ、価格を抑えたいならダイヤル式の山型が候補になります。

デスク下で使うなら、薄型のソフトタイプ(パナソニックDW-78P-Hなど)を選び、温度の段階数とタイマーの有無を確認しましょう。

布団で使うなら、就寝前に温めてから電源を切る使い方に合うタイプを選びましょう。価格を抑えたい場合は、ダイヤル式の広電VWY602Hが候補になります。

電気代は消費電力から自分で計算でき、60Wの機種でも8時間で約15円が目安です。まずは足元の寸法とコンセントまでの距離を測り、温度調節の段階数を見比べて選んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です