Gradle / Programming

ザクっと理解するプラグイン – Gradle Android Kotlin

Gradleシリーズです。
なんとなく使っているGradleをザクっと理解できるように書いています。
前回はタスクをザクっとご紹介しました。
今回はプラグインについてご紹介します。

プラグインとは

ビルド機能の拡張やGradleのカスタマイズに使用します。
コードの実行、ドキュメント作成、ソースファイルのセット、アーカイブの公開など、様々な便利なタスクを使用可能になります。
例えば、Google Service Gradle Plugin(com.google.gms:google-services)はAndroidでGoogle APIの使用やFirebaseサービスの使用が可能になります。

Plugin Basicsより

プラグインの種類

プラグインには、「Core Plugins」、「Community Plugins」、「Local Plugins」の3種類があります。

1. Core Plugins
Gradleが開発と管理を行っており、「JavaPlugin」を「java」のように略名で表記できます。

plugins {
    id("java")
}

2. Community Plugins
有志の開発者コミュニティが開発と管理を行っています。

plugins {
    id("org.springframework.boot") version "3.1.5"
}

3. Local Plugins
APIを使用することでプラグインの作成ができます。

import org.gradle.api.Plugin
import org.gradle.api.Project

class MainGradlePlugin: Plugin<Project> {
    override fun apply(project: Project) {
        ...
    }
    ...
}

おわりに

次回は増分ビルドとビルドキャッシュについて解説します。
ご要望等がありましたらお気軽にコメントまでお願いします。

参考文献

Plugin Basics

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