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【解決済み】Xperia 1 VI/10 VIでAndroid 16アップデート後にモバイル通信が使えない時の原因と直し方

Xperia 1 VIやXperia 10 VIをAndroid 16に更新したあと、「アンテナは立っているのにネットにつながらない」「LINEやメールの通知が数時間遅れて届く」といった症状に悩まされていませんか。同じ症状の報告は複数のユーザー掲示板で確認でき、あなたの端末だけが壊れたわけではありません。この記事では、確認できた一次情報をもとに、原因の切り分けと試す順番を整理してお伝えします。

Xperia 1 VI(ブラック)の製品画像

出典: ソニー公式サイト

Xperia 1 VI・10 VIで「通信できない」「通知が遅い」と感じたらまず確認すること(結論)

最初にやるべきことは、端末のソフトウェアを最新にすることです。「設定」→「システム」→「ソフトウェア更新」を開き、更新が残っていないか確認してください。この症状は2026年2月以降に配信されたアップデートで改善したという報告があり、未更新のまま設定をいじると原因の切り分けが難しくなります。

目安となるビルド番号は次のとおりです(2026-08-16時点)。

機種 目安のビルド番号 配信時期
Xperia 1 VI(SIMフリー XQ-EC44) 69.2.A.4.1 以降 2026年2月5日
Xperia 1 VI(au・ドコモ版) 69.2.A.4.24 以降 2026年3月
Xperia 10 VI 70.2.A.4.64 以降 2026年3月

そもそもXperia 1 VI・Xperia 10 VIへのAndroid 16配信は、ソフトバンクが2025年11月20日、auが11月25日、SIMフリー版が11月26日、NTTドコモが11月27日に開始しています(出典: kunkoku.jp)。つまり今の症状は「最近急に始まった新種の不具合」ではなく、配信直後から断続的に報告が続いてきたものです。

症状の説明|Android 16後によくあるXperiaの不具合パターン

モバイル通信が使えなくなる

電波表示は出ているのにデータ通信ができない、というのが典型的な症状です。原因としてよく疑われるのがAPN(アクセスポイント名。スマートフォンが通信事業者のネットワークに接続するための設定)まわりです。価格.comのクチコミ掲示板では、SIMフリー版のAndroid 16配信翌日にあたる2025年11月27日、ユーザー「ふ蘭馬」氏が「APN設定ができない」と投稿しています(出典: 価格.com クチコミ掲示板)。

APN設定画面を開こうとすると「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」と表示され、確認も変更もできないケースも報告されています(出典: ソニーショップ山賀電気)。

通知が遅れる・届かない

メールやメッセージアプリの通知が数分から数時間遅れる、という相談も目立ちます。こちらはXperia固有ではなく、Android 16全体の仕様変更が背景にあります。

(参考)Xperia 10 VIのFeliCa不具合は別の問題

Xperia 10 VIでは、Android 16配信後におサイフケータイの決済が反応しない不具合が発覚し、2025年12月2日頃に全モデルで配信が一時停止されました(出典: kunkoku.jp)。通信の不具合とは別系統の事象なので、混同しないようにしてください。

Xperia 10 VI(ブルー)の製品画像

出典: ソニー公式サイト

なぜ起きるのか|考えられる原因

Android 16の通知配信ルールの変更

Android 16では省電力機能が強化され、「高優先度」に設定されていない通知の即時配信が制限されるようになりました(出典: Google公式ヘルプフォーラム)。通知遅延の多くはこの仕様変更で説明がつきます。

STAMINAモードなど独自の省電力機能との関連

XperiaのSTAMINAモードが有効だと、バックグラウンドデータや画面OFF時のGPSなどが制限されます(出典: ソニー公式サポート)。これがAndroid 16の電力管理と干渉しているとの関連が指摘されていますが、ソニー公式が原因と明言した情報は確認できていません。

APN・ネットワーク設定まわりのソフトウェア不具合

通信断そのものについては、ソニーのヘルプガイド「Android 16へのアップデート後の変更点」にも既知の問題としての記載は見当たりませんでした。現時点で根拠となるのは実ユーザーの報告です。なお同種の症状はXperia以外の端末でも報告されており、Android 16全体に共通しうるパターンの可能性があります。

スマートフォンの設定画面を確認する様子

出典: Unsplash

モバイル通信が使えない時の対処法(試す順番)

影響の小さい順に試すのが安全です。

順番 対処法 注意点
1 ソフトウェアを最新に更新 最も改善報告が多い
2 機内モードON/OFF・再起動 リスクなし
3 SIMカードの抜き差し 電源を切ってから行う
4 ネットワーク設定のリセット Wi-Fiパスワード等が消える
5 APN設定の再入力 契約先の正しい値が必要

ネットワーク設定のリセットは「設定」→「システム」→「リセット オプション」→「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」から実行します。前述の価格.comの掲示板でも、ユーザー「みーくん5963」氏が2025年11月27日に「ネットワーク設定のみのリセットを試してみるのはいかがでしょう」と提案していました(出典: 価格.com クチコミ掲示板)。

APN(アクセスポイント名)の再入力は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイル ネットワーク」→「詳細設定」→「アクセス ポイント名」から行います。ここで入力する値は自己判断で決めず、契約先で確認してください。大手キャリア契約なら公式サポートページのAPN設定案内、MVNO(格安SIM)契約なら契約時に届いたSIMカード台紙やマイページに記載の値が正解です。

ただし、ここまでの手順を試しても直らなかったという報告もあります。一方で、前出の「ふ蘭馬」氏は次のように復旧を報告しています。

2月5日のセキュリティアップデートでモバイル通信が復旧しました

投稿されたのは2026年2月5日で、この時期に配信されたセキュリティアップデートを適用した後に症状が収まったという内容です。ただし、ソニー公式のリリースノートには通信関連の修正は明記されていないため、これはあくまでユーザー報告ベースで「改善したとみられる」という位置づけであり、公式に修正が発表されたわけではない点に注意してください。

通知が遅れる時の対処法

通知だけが遅い場合は、省電力設定からの除外が有効です。

  • 「設定」→「バッテリー」→オプションメニュー→「電池の最適化」で、対象アプリを最適化の対象外にする
  • 「設定」→「バッテリー」→「STAMINAモード」を開き、一時的にオフにして症状が変わるか確認する
  • 「モード」機能(おやすみモードなど)が意図せず有効になっていないか確認する

スマートフォンの設定画面を操作する様子

出典: Unsplash

それでも解決しない場合

ここまで試しても改善しないときは、自己判断で放置せずに相談してください。契約中のキャリアショップ、またはソニーの修理・サポート窓口が窓口になります。SIMそのものの不良や回線側の問題である可能性も残っています。

最終手段としてバックアップ後の初期化がありますが、初期化してもOSはAndroid 16のままです。OS側の仕様に起因する通知遅延は初期化では戻りません。手順に迷ったらソニー公式のヘルプガイドで機種ごとの記載を確認しましょう。

まとめ|再発防止と今後の確認ポイント

Xperia 10 VIのデザイン要素画像

出典: ソニー公式サイト

Xperia 1 VI・10 VIのAndroid 16でモバイル通信が使えない症状は、まずビルド番号の確認から始めるのが近道です。Xperia 1 VIなら69.2.A.4.1(キャリア版は69.2.A.4.24)以降、Xperia 10 VIなら70.2.A.4.64以降になっているかを今すぐ確認してください。

その後は、機内モード・再起動・SIM抜き差し・ネットワーク設定リセット・APN再入力の順に試します。通知遅延は電池の最適化からの除外設定で改善するケースがあります。

今後もセキュリティアップデートは届き次第適用し、通信できない状態が続くようならキャリアやソニーに早めに相談しましょう。仕事や連絡に支障が出る前に動くのが、いちばんの再発防止策です。

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