YouTubeの「ハイプ」とは?仕組み・使い方・利用条件をわかりやすく解説【登録者500〜50万人が対象】
「YouTubeで見かけた『ハイプ』ってボタンは何?」「好きなクリエイターを無料で応援できるらしいけど、誰にでも押せるの?」。そんな疑問を持つ方に向けて、YouTubeのハイプ機能を解説します。
結論から先にお伝えすると、ハイプとは、公開から7日以内の動画に視聴者が無料でポイントを送り、登録者数500〜50万人のYPP(YouTubeパートナープログラム)参加チャンネルを応援できる機能です。
この記事では、ハイプの仕組み・使い方・利用条件の3点に絞って整理します。情報はすべて2026年8月7日時点のYouTube公式ヘルプと公式ブログに基づいています。

出典: YouTube公式ブログ
YouTubeの「ハイプ(Hype)」とは?
ハイプ(Hype)とは、公開から7日間の動画に対して、視聴者が「ハイプ」ボタンでポイントを付与し、クリエイターを応援できる機能です(YouTubeヘルプ、2026-08-07時点)。
最大のポイントは、視聴者は1週間に3回まで無料で使えること。そして、応援できる相手が「YouTubeパートナープログラム(YPP)に参加し、登録者数が500〜50万人のチャンネル」に限られていることです(YouTubeヘルプ)。つまり、これから伸びていく段階のクリエイターを後押しするための仕組みです。
| 項目 | 内容(2026-08-07時点) |
|---|---|
| できること | 公開7日以内の動画にポイントを送って応援する |
| 費用 | 無料(1週間に3回まで) |
| 対象クリエイター | YPP参加かつ登録者数500〜50万人 |
| 効果 | 国別の週間ランキング(トップ100)に反映される |
| 操作環境 | YouTubeモバイルアプリ |
| 提供地域 | 日本を含む38の国・地域 |
ハイプは2024年9月18日に公式発表され、当初はブラジル・台湾・トルコでのベータ提供でした。その後2025年8月26日に、日本・米国・英国・韓国などを含むグローバル展開が発表されています(YouTube公式ブログ)。
ハイプの仕組み
ポイントとボーナス倍率
ハイプで送られるのは「ポイント」です。ここに独自の設計があり、チャンネル登録者数に応じたボーナス倍率が適用されます。
登録者数が少ないチャンネルほど、1回のハイプで得られるポイントが大きくなる「小規模クリエイターボーナス」が働きます(YouTube公式ブログ)。大規模チャンネルが常に上位を占めないようにするための調整です。ただし、具体的な倍率の数値は公式には公開されていません。

出典: YouTube公式ブログ
週間ランキングと「Hyped」バッジ
集まったポイントに応じて、動画は国別の週間ランキング(トップ100)に反映されます。上位に入った動画には、期間限定で「Hyped」バッジが表示されます。
公式ブログはこの狙いを次のように表現しています。
Hype gives fans a stake in boosting their favorite emerging creators.
(YouTube公式ブログ、2024年9月18日)
視聴者が「発見される側の後押し」に参加できる、という位置づけです。

出典: YouTube公式ブログ
視聴者がもらえる「ハイプ スターバッジ」
応援する側にも見返りがあります。特定のチャンネルを1ヶ月で最も多くハイプした視聴者には「ハイプ スターバッジ」が付与されます。
このバッジは保存したりシェアしたりできます。「一番の応援者」であることを可視化できる仕組みです。
ハイプの使い方(視聴者向け)
モバイルアプリでのハイプの送り方
公式ヘルプで案内されている操作手順は、YouTubeモバイルアプリを前提としたものです。
- YouTubeモバイルアプリで、公開から7日以内の対象動画を開く
- 動画下のコメントプレビューのカルーセルを左にスワイプする、またはメニューアイコンをタップする
- 表示された「ハイプ」ボタンをタップする
なお、PCブラウザでの操作可否については公式ヘルプに明記がありません。現時点ではモバイルアプリでの利用が案内されている、と理解しておくのが安全です。
週3回の上限とリセットタイミング
無料のハイプは1週間に3回までです。この回数は毎週月曜日の午前0時(現地時間)にリセットされます。
限られた3回をどの動画に使うかを選ぶこと自体が、この機能の面白さでもあります。応援したいチャンネルの新着動画は、公開から7日以内にチェックしておきましょう。
ハイプの利用条件・対象外になるケース

出典: YouTube公式ブログ
クリエイター側の条件(登録者数・YPP参加)
ハイプを受け取れるのは、YPPに参加していて、かつ登録者数が500〜50万人のチャンネルです。この範囲を外れた場合や、YPPを退会した場合は対象外になります。
見落としやすいのは「上限がある」点です。登録者50万人を超えた大規模チャンネルは、ハイプの対象にはなりません。
対象外となる動画
条件を満たすチャンネルでも、動画側の条件で対象外になることがあります。公式ヘルプが挙げているのは以下のケースです。
- 年齢制限付きコンテンツ
- 誤解を招く・クリックベイト的・扇情的なメタデータやサムネイルの動画
- 限定公開・非公開の動画
- 子ども向け(Made for Kids)に設定された動画
- Content IDの申し立てがある動画(著作権者が自動検出システムで権利を主張している動画)
- YouTubeショート
- ライブ配信中・プレミア公開中の動画
ショートとライブが除外されている点は、視聴者・クリエイターの双方が押さえておきたいところです。
対応国・地域(2026-08-07時点)
公式ヘルプに記載されている対応地域は、日本・米国・カナダ・英国・オーストラリアや欧州各国、アジア太平洋の主要国を含む38の国・地域です。
ただし、2025年8月の展開発表時の公式ブログでは39の国・地域と案内されており、表記に差があります。対応地域は変動する可能性があるため、最新状況はYouTubeヘルプで確認してください。
「ハイプが表示されない・できない」ときに考えられる主な原因
公式に網羅的な原因リストは公開されていませんが、条件から逆算すると、主な原因として次のようなケースが考えられます。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| ボタン自体が出ない | チャンネルが登録者500〜50万人・YPP参加の条件外 |
| 特定の動画だけ押せない | 公開から7日を過ぎている/ショート・ライブ配信中など対象外の動画 |
| 押そうとすると上限と表示される | 今週の3回分を使い切っている(月曜0時にリセット) |
| PCで見つからない | 公式ヘルプはモバイルアプリでの操作を案内している |
まずは「動画の公開日が7日以内か」「対象チャンネルか」の2点を確認するのが早道です。
有料ハイプは導入される?(2026-08-07時点)
公式ブログでは、視聴者が追加のハイプを購入できる仕組みを将来的に計画していることが言及されています。ただし2026年8月7日時点で、世界的な一般提供は発表されていません。
一部地域で有料版のテストが行われているとの報道もありますが、公式による対象国の明言は確認できていません。現状は「無料で週3回」が基本と考えてよいでしょう。
まとめ
YouTubeのハイプは、公開7日以内の動画に週3回まで無料でポイントを送り、伸び盛りのクリエイターを後押しできる機能です。応援できる相手が登録者500〜50万人のYPPチャンネルに限られている点が、他の応援機能との大きな違いになります。
費用がかからないうえ、送った側にも「ハイプ スターバッジ」というリターンがあります。応援したいチャンネルが条件に当てはまるか、まずはスマホのYouTubeアプリで最新動画を開いて、ハイプボタンが表示されるか確かめてみてください。
仕様や対応地域は今後変更される可能性があります。最新情報はYouTube公式ヘルプとYouTube公式ブログで確認しましょう。
