クレジットカードと計算機で海外利用の手数料を計算するイメージ
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三菱UFJニコスの海外事務手数料はいつから4.5%に?【11月6日/16日】ブランド別の変更点と対策

海外旅行や海外通販で三菱UFJカード・NICOSカードを使っている方に関係する変更です。外貨での支払いにかかる「海外事務手数料(事務処理手数料)」が、2026年11月から引き上げられます。

「4.5%になる」と聞いても、自分のカードがいつから、いくら変わるのかは分かりにくいところです。会員種別で開始日が違い、ブランドによって上がり幅も大きく異なります。

この記事では、三菱UFJニコスの公式発表をもとに、開始日・ブランド別の新料率・今からできる対策を順に整理します(情報は2026-10-24時点)。

クレジットカードと計算機で海外利用の手数料を計算するイメージ

出典: Unsplash

結論:三菱UFJニコスの海外事務手数料はいつから・いくらに変わるか

先に答えをまとめます。

  • NICOSカード会員: 2026年11月6日(金)ご利用分から新料率
  • 三菱UFJカード会員・フランチャイジー発行カード(三菱UFJニコスと提携する信販会社が発行するカード): 2026年11月16日(月)ご利用分から新料率
  • 新料率: ブランドに関わらず税抜4.09%。税込ではVisa・Mastercardが4.50%、JCBが4.34%、アメリカン・エキスプレスが4.30%

三菱UFJカードの海外利用手数料が「4.5%」と言われるのは、Visa・Mastercardの税込料率のことです。JCB・アメックスは税込2%台からの改定のため、上がり幅はむしろ大きくなります。

なお、JALカードは例外です。改定後も他のブランドより低い料率にとどまります。詳しくは後述の表で説明します。

三菱UFJニコスは2026年5月15日付で、外貨のショッピング代金を円に換算する際の手数料について次のように発表しています。

外貨でのショッピングご利用代金を円貨へ換算するための事務処理手数料を4.09%(税抜)に改定いたします

改定理由は、金融情勢の変化と海外取引コストの増加とされています(公式発表)。

自分は対象か?チェックリスト

次の4点を順に確認すると、自分にどの開始日・料率が当てはまるかが分かります。

  1. 三菱UFJニコス系のカードを持っているか: 三菱UFJカード、NICOSカード、三菱UFJニコスのフランチャイジー各社が発行するカードが該当します
  2. NICOSカード会員か、三菱UFJカード会員か: 開始日が11月6日か11月16日かが変わります。フランチャイジー発行カードは三菱UFJカード会員と同じ扱いです
  3. JALカード会員か: JALカードは例外で、他のカードと同じ4.09%(税抜)にはなりません
  4. 対象外のカードではないか: 公式ページの料率表には「一部のカードは対象外」との注記があります

4つ目について、対象外となる具体的なカード名は公式発表の本文に明記されていません。デビットカードや法人カードが含まれるかどうかも、発表からは読み取れません。

自分のカードが対象か分からない場合は、カード裏面に記載のコールセンターに問い合わせるか、会員規約で確認してください。

ブランド別・いくら変わるか(表)

改定前後の料率をブランド別に並べると、次のとおりです(2026-10-24時点の公式発表より)。

ブランド 改定前 改定後(税込) 改定後の内訳
Visa・Mastercard 税込3.85%(税抜3.50%) 4.50% 税抜4.09%
JCB 税込2.04%(税抜2.00%) 4.34% JCBブランド分1.60%+三菱UFJニコス分2.49%(税込2.74%)
アメリカン・エキスプレス 2.00%(税抜・税込同一) 4.30% ブランド分2.00%+三菱UFJニコス分2.09%(税込2.30%)

税込の数字がブランドごとに少しずつ違うのは、ブランド分と三菱UFJニコス分で消費税のかかり方が異なるためです。税抜で見るとどのブランドも4.09%にそろいます。

JALカードは例外で、改定後もVisa・Mastercardは税込3.63%、アメリカン・エキスプレスは税込3.43%の料率にとどまります。

JALカードのブランド 改定後(税込)
Visa・Mastercard 3.63%
アメリカン・エキスプレス 3.43%

具体的な負担増の試算

円換算で10万円分の海外ショッピングをした場合を例に、手数料の差を計算します。

ブランド(10万円利用の場合) 改定前の手数料 改定後の手数料 差額
Visa・Mastercard 3,850円 4,500円 +650円
JCB 2,040円 4,340円 +2,300円
アメリカン・エキスプレス 2,000円 4,300円 +2,300円

Visa・Mastercardでは10万円あたり650円の増加です。一方、JCB・アメックスは手数料がおよそ2倍になり、10万円あたり2,300円増えます。海外利用の多い方ほど、ブランドによる差を意識しておく価値があります。

適用開始日とスケジュール(表)

新しい手数料は、会員種別ごとに次の日の「ご利用分」から適用されます。

日付 内容 対象
2026年10月30日 個人会員規約(第55条ほか)の改定の効力発生 個人会員
2026年11月6日(金) 新しい海外事務手数料の適用開始 NICOSカード会員
2026年11月16日(月) 新しい海外事務手数料の適用開始 三菱UFJカード会員・フランチャイジー発行カード

規約改定の内容は、個人会員規約の改定案内で新旧対照表(PDF)が公開されています。NICOSカード会員向けには附則(経過措置)が追加されています。

開始日が10日ずれる理由について、公式ページに直接の説明はありません。この附則による経過措置が背景にあるとも考えられますが、推測の域を出ないため、気になる方は公式窓口で確認してください。

開始日前の利用でも新料率になる場合がある

注意したいのは、利用日と適用日が必ずしも一致しない点です。公式発表では、適用開始日より前の利用分でも、加盟店から売上データを受信した日によっては新しい手数料が適用される場合があると案内されています。

たとえば開始日の直前に海外で買い物をした場合、売上データの到着が開始日以降になると新料率で計算される可能性があります。「開始日前に使ったから旧料率のはず」とは言い切れません。

やるべきこと・対策(番号付き)

海外でクレジットカードを手に持って支払いを確認するイメージ

出典: Unsplash

他社カードとの比較はこの記事では扱わず、手持ちのカードのままでできる対策に絞ります。

1. NICOSカード会員か三菱UFJカード会員かを確認する

まず自分の開始日が11月6日か11月16日かを把握します。自分の会員種別が分からない場合は、カード裏面に記載のコールセンターで確かめられます。

2. 海外の店頭・通販ではDCC(日本円払い)を選ばない

DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)は、海外の決済端末やサイトで「日本円で支払う」を選べる仕組みです。

SMBC信託銀行の解説でも、海外の決済では日本円と現地通貨のどちらで払うかの選択を迫られることがあると案内されています。DCCを選ぶと、別途割高な上乗せが発生することがあります。

上乗せの幅は加盟店や決済会社によって異なり、一律の数字では示せません。選択画面が出たら、現地通貨での決済を選ぶのが基本です。

3. 日本語の通販サイトでも外貨建てかどうかを見る

公式発表では、日本語表記のサイトや通信販売でも、外貨建てのショッピングであれば手数料の対象になる場合があると案内されています。サイトが日本語でも、決済通貨がドルやユーロなら対象になりうると考えておきましょう。

4. 開始日前後の利用明細で料率を確かめる

11月の利用分が確定したら、明細で実際に適用された手数料を確認します。開始日をまたぐ利用は、前述の売上データ受信日によるズレがあるため特に見ておくと安心です。

5. 不明点はコールセンターに問い合わせる

対象外のカードかどうか、どの料率が当てはまるかなど、公式発表で読み取れない点は、カード裏面記載のコールセンターに問い合わせるのが確実です。

やらなかった場合どうなるか

改定内容を知らずに使い続けても、カードが使えなくなるわけではありません。ただし、手数料の増加分が気づかないまま毎回の支払いに乗ります。

Visa・Mastercardなら税込で0.65ポイント、JCB・アメックスなら2ポイント強の上乗せです。これに加えて、DCC(日本円払い)を選び続けると、その分の上乗せも重なることがあります。

明細を一度確認するだけでも、どこで負担が発生しているかが見えてきます。

まとめ

三菱UFJニコスの海外事務手数料は、2026年11月から税抜4.09%に改定されます。ポイントは次の3つです。

  • 開始日はNICOSカード会員が11月6日、三菱UFJカード会員・フランチャイジー発行カードが11月16日のご利用分から
  • 税込ではVisa・Mastercardが4.50%、JCBが4.34%、アメックスが4.30%。JALカードは例外
  • 開始日前の利用でも、売上データの受信日によっては新料率になる場合がある

今日やることは1つだけです。自分がNICOSカード会員か三菱UFJカード会員かを確認し、該当する適用開始日(11月6日または11月16日)をメモしておきましょう。

最新の条件や対象カードは変わる可能性があるため、利用前に三菱UFJニコスの公式発表もあわせて確認してください。

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