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EarFun Air Pro 4+レビュー|7コーデック対応・50dBノイキャン・54時間バッテリーを1万円台前半で実現

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1万円台のワイヤレスイヤホンは選択肢が多く、「結局どれを買えば後悔しないのか」と迷いがちです。音質を取ればノイキャンが弱く、バッテリーを取ればコーデックが物足りない、というトレードオフに悩む人は少なくありません。そんな中で2025年11月に登場した「EarFun Air Pro 4+」は、Bluetooth 6.0とハイブリッドドライバーを1万円台前半で投入し、価格帯の常識を一段押し上げたモデルとして注目されています。

この記事を読むと、次のことがわかります。

  • EarFun Air Pro 4+の基本スペックと価格、どこで買うのが安いか
  • ハイブリッドドライバーとAIノイキャンが「実際に何を変えるのか」
  • 旧モデルAir Pro 4・Anker・Sonyとの違いと選び分け
  • 口コミでわかった注意点と、向いている人・向いていない人

なお本記事は、公式情報・公開レビュー・口コミをもとにした調査ベースのまとめです。実機での動作を保証するものではない点をあらかじめお断りしておきます。

EarFun Air Pro 4+とはどんなイヤホン?基本情報とスペック

EarFun Air Pro 4+は、深センに本社を置くオーディオブランドEarFunが2025年11月17日に発売した完全ワイヤレスイヤホンです。日本ではナイコム株式会社が代理店を務め、Black/Whiteの2色展開で定価は13,990円(税込)。価格.comのユーザー評価は4.65点(9件、2026年6月時点)と、発売直後ながら高評価がついています。

シリーズには無印の「Air Pro 4」、上位の「Air Pro 4+」、廉価版の「Air Pro 4i」の3モデルがあります。今回の4+はその中核を担う高音質モデルで、最大の特徴がBluetooth 6.0とEarFun初のハイブリッドドライバー構成です。「ハイブリッドドライバー」とは、低音に強いダイナミック型と、高音の解像感に優れるBA(バランスド・アーマチュア)型を1つのイヤホンに同居させる方式を指します。

本機は10mmダイナミックドライバーに業界最小クラスのBAドライバーを組み合わせ、独自設計「NSAA」でBAを11度の角度に配置して磁気干渉を抑えています。BAドライバーとは、一般的なダイナミック型と異なり、極めて小型のドライバーを使って中高音域を担当させる方式で、ボーカルや楽器の細かい音が聞き取りやすくなるという特徴があります。主要スペックを表にまとめます。

項目 EarFun Air Pro 4+
発売日 2025年11月17日
定価 13,990円(税込)
Bluetooth 6.0(本シリーズ初採用)
ドライバー 10mmダイナミック+BAのハイブリッド
対応コーデック aptX Lossless / aptX Adaptive / LDAC / LC3 / AAC / SBC(計7種)
ノイキャン QuietSmart 3.0、最大50dB低減・AI適応型
バッテリー 単体最大12時間/ケース込み最大54時間(ANC OFF時)
充電 USB-C+ワイヤレス充電対応
防水 IP55
重量 54g(ケース含む)
その他 マルチポイント(2台)、装着検出、専用アプリ「EarFun Audio」

注目すべきは、Snapdragon Sound対応SoCを搭載し、aptX LosslessからLDACまで7種類のコーデックに対応する点です。コーデックとは音声データの圧縮・転送方式のことで、対応コーデックが多いほど幅広い端末・OSで高音質を発揮できます。簡単にまとめると、aptX Lossless / aptX AdaptiveはAndroid端末(Snapdragon Sound対応機種)で最高音質を発揮し、LDACはソニー製Androidや対応Androidスマホで高品質、AACはiPhoneで標準的に使用、SBCはほぼすべてのBluetooth機器で動作する基本コーデックです。iPhoneユーザーはAACが主体になりますが、それでも十分な音質で利用できます。とくにLDACで高音質を保ったままマルチポイント接続を併用できる仕様は、上位価格帯でも珍しい強みといえます。最新の仕様はEarFun公式サイトで確認できます。

EarFun Air Pro 4+のメリットと向いている人

ここからは、調査で評価が高かったポイントを用途とあわせて整理します。1万円台で何が得られるのかを具体的に見ていきましょう。

ハイブリッドドライバーでボーカルや楽器の細かい音が聞き取りやすくなる

最大の進化点はハイブリッドドライバーによる音質です。公開レビューでは「ボーカルの息遣いや楽器の質感まで細かく出る」「バランスが良く聴き心地の良い音調」(出典:nomolkのブログ、orefolder.jp)と評価されています。BAドライバーが加わることで中高音域の細かいニュアンスがはっきり届き、ポップスのボーカルやジャズのシンバルなど、音数の多い曲でも各パートが埋もれにくくなります。「音の立体感が増した」という表現で語られることが多い変化です。

AI適応型ノイキャン「QuietSmart 3.0」の実力

ノイズキャンセリングはQuietSmart 3.0を採用し、最大50dBの低減性能を備えます。レビューでは「電車のボディ振動ノイズがほぼ消え、レールの継ぎ目音もほとんど消滅」「エアコン音・空調ノイズが自然に消え、AI適応型で圧迫感がない」(出典:ametuku.com、もちゅガジェ)との声が目立ちました。通勤電車やオフィスの定常的な低音ノイズを抑えたい人に向いています。

LDACとマルチポイントを同時に使える利便性

テレワーク層に効くのが、LDACとマルチポイント接続の同時使用です。「LDACで高音質を保ちつつiPhoneとMacを同時接続できるのは上位機種でも珍しい」(出典:orefolder.jp)と評価されており、PCで会議をしながらスマホの着信にもすぐ切り替えられます。複数デバイスを行き来する開発者やリモートワーカーには実用的なメリットです。

54時間バッテリーとワイヤレス充電

バッテリーはケース込みで最大54時間(ANC OFF時)。「日常使いで充電頻度を気にする必要がほぼない。ワイヤレス充電も使える」(出典:ametuku.com)と、取り回しの良さが支持されています。IP55の防水性能もあり、通勤・テレワーク・軽い運動まで1台でこなせる汎用性が魅力です。

EarFun Air Pro 4+のデメリット・注意点

良い面だけでなく、購入前に知っておきたい弱点も調査結果から整理します。いずれも複数レビューで共通して挙がっている傾向です。

人の声のノイキャンには限界がある

「電車の機械ノイズは消えるが人の会話は入りやすく、にぎやかな場所では完全には消えない」(出典:ametuku.com)との指摘が複数あります。これはエアコンや電車の走行音といった一定の低周波ノイズはよく消えるものの、人の声のような不規則な高周波ノイズはAI処理でも追いにくいためです。カフェや混雑した場所で仕事に集中したい人には物足りない可能性があり、そのような用途を最優先にするなら上位機の検討が現実的です。通勤電車やオフィスの定常的な空調ノイズを減らすのが主目的であれば、十分な性能です。

ケースの出し入れが固く、頻繁に使う人はストレスになる可能性がある

「イヤホンを取り出しにくく、前モデルより使いづらい設計に感じる」(出典:orefolder.jp、ちびめがねアンテナ)という声があります。これはケースのイヤホン保持力が強めに設定されているためと考えられます。乗り降りのたびにイヤホンを取り出す毎日の通勤利用では、この「固さ」が積み重なってストレスになる可能性があります。一方、デスクに置きっぱなしにして仕事中だけ使うテレワーク利用や、週数回程度の使用頻度であれば問題になりにくいでしょう。

また外音取り込みモードでは「静かな環境でオンにすると断続的なホワイトノイズが気になる」(出典:がじぇっとりっぷ)という報告もあります。騒がしい場所での使用では気になりにくいため、主に静かな室内で外音取り込みを活用したい人はこの点を念頭に置いてください。

マルチポイント接続時のアプリ操作にやや難あり

マルチポイント接続中はアプリのモード切り替え反応が遅く、現在のモードが分かりにくいという指摘があります(出典:ametuku.com)。テレワークでPC・スマホを切り替えながら使う場合、接続先の変更は自動で行われますが、アプリ「EarFun Audio」でのANC/外音取り込みモードの変更はレスポンスが遅れることがあります。操作頻度が少ない人には影響は限定的ですが、会議ごとにモードを切り替えたい場合はやや煩わしさを感じる可能性があります。総じて、Sony WF-1000XM5のような2〜3万円クラスと比べると細部の作り込みに差はあります。ただしその価格差は2〜3倍であり、「コスパ重視」の観点ではむしろ4+の完成度が際立つという評価が多数派です。

旧モデル・競合との比較

「結局どれを選べばいいのか」を判断するため、旧モデルと主要な競合機を比較します。3機種以上で差分が明確なものを表にまとめました。

旧モデルAir Pro 4との違い

旧モデル「Air Pro 4」(実売約9,000〜10,500円)は同系ボディ・同等のANCを持ちながら、シングルダイナミックドライバー構成で価格を抑えたモデルです。4+との主な違いは、ハイブリッドドライバーの有無とBluetooth規格(4は5.4、4+は6.0)。音質の解像感と接続の安定性を求めるなら4+、予算優先なら無印4という棲み分けになります。すでにAir Pro 4を使っている人は、音質と新規格に魅力を感じるかどうかが買い替えの判断軸です。

主要3機種の比較表

項目 EarFun Air Pro 4+ Anker Soundcore Liberty 4 NC Sony WF-1000XM5
実売価格 約11,000〜14,000円 約8,000〜12,000円 約25,000〜35,000円
ドライバー ハイブリッド シングル シングル(独自8.4mm)
主要コーデック aptX系・LDAC・LC3対応 LDAC対応(aptX Adaptive非対応) LDAC対応
ノイキャン 最大50dB・AI適応型 実用水準 最上位クラス
強み コーデック多様性・音質 バッテリー・ブランド安心感 ノイキャン・音質が最上位

Anker Soundcore Liberty 4 NCは同価格帯の定番で、バッテリー持ちとブランドの安心感が魅力ですが、aptX Adaptiveには非対応です。コーデックの幅広さや音質の作り込みを重視するならAir Pro 4+に分があります。Sony WF-1000XM5はノイキャン・音質ともに最上位ですが価格は2〜3倍。会話まで含めて静寂を徹底したい人や、最高峰を求める人向けです。なお、同じハイブリッドドライバー機としてはSOUNDPEATS Air5 Pro+も比較候補になります。

口コミ・評判の傾向と購入先

ここでは公開レビュー・口コミを用途別に整理し、購入先情報とあわせてまとめます。本セクションは第三者の評価をもとにした傾向まとめである点にご留意ください。

良い評判で最も多いのは、やはりコストパフォーマンスです。「BOSE、Apple、Sennheiser、Sonyの2〜3万円クラスと渡り合う性能を1万円強で実現」「完成度があまりにも高い、文句なし」(出典:GADGENEKO、価格.comクチコミ)といった声が並びます。

用途別・価格別に評判をまとめると次のようになります。

  • 通勤利用(満足度:高):「電車のボディ振動が消えて移動が快適になった」という声が多く、定常的な低音ノイズへの満足度は高い。一方で、混雑した車内での人の声は残るため、「期待ほどではなかった」という意見は主に静寂の完全さを求めたケースに集中する傾向がある。
  • テレワーク・在宅利用(満足度:高):LDACとマルチポイントの組み合わせが高評価。「PCとスマホを1台でカバーできて会議と通話の切り替えがスムーズ」という意見が目立つ。ケースの出し入れが固いという声は、デスクに常設して使うテレワーク利用ではほぼ問題にならないとの意見も多い。
  • 音楽鑑賞(満足度:非常に高):ハイブリッドドライバーによる音の立体感が高評価。「価格を考えると音の細かさが段違い」という声が多く、クラシックやジャズ・ポップスなど幅広いジャンルで好評。1万円台への期待値を超えたという評価が目立つ。

詳しい評価は価格.comの製品ページでも確認できます。

購入先は、実店舗での取り扱いが少なくオンライン販売が中心です。Amazonでは2026年5月時点で約10,988円、クーポン適用で約10,456円まで下がる事例もありました(確認日2026-06-04、価格は変動します)。定価13,990円より大幅に安く買えるタイミングがあるため、購入前にAmazon・楽天市場・公式サイトのクーポンを見比べるのがおすすめです。

実際の使用場面で起こりうる疑問と対処

購入後によく遭遇しうる具体的な状況について、症状・原因・対処の順で整理します。

ANC ONで通話すると相手に声が聞こえにくくなる?

症状:ANCをオンにしたまま通話すると、相手から「声がこもって聞こえにくい」と言われることがある。

原因:ANCはマイクで周囲の音を拾いながらノイズを打ち消す処理を行います。この処理が通話用マイクの音声に干渉し、自分の声の一部も削られることがあります。

対処:通話中はANCをオフにするか、外音取り込みモードに切り替えると改善する場合があります。アプリ「EarFun Audio」からモード変更が可能です。

マルチポイントでZoomとスマホを同時につないだときの挙動は?

症状:PCのZoomとスマホを同時接続中に、スマホの着信が入ったときに接続が切れたり音声が途切れたりする場合がある。

原因:マルチポイント接続は2台の機器を同時待機できますが、音声の優先制御はファームウェアの仕様に依存します。Zoom会議中にスマホ側の音声が割り込むと、切り替えに数秒かかることがあります。

対処:重要な会議中はスマホ側をサイレントモードにして不意の切り替えを防ぐのが確実です。また、アプリのファームウェアアップデートでこの挙動が改善される場合があるため、購入後は最新版を適用しておくことをおすすめします。

専用アプリ「EarFun Audio」でできること

テレワーク利用者にとって重要な判断材料であるアプリの機能をまとめます。アプリはiOS・Android両対応で、App StoreおよびGoogle Playで「EarFun Audio」と検索すると見つかります。

主な機能は次のとおりです。

  • ANC・外音取り込み・オフの3モード切り替え
  • イコライザー(プリセット複数+カスタム)
  • タッチ操作のカスタマイズ
  • 装着検出のオン/オフ
  • ファームウェアアップデート

アプリのダウンロードは、App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)から可能です。

前述のとおり、マルチポイント接続中はアプリのモード切り替え反応が遅れることがあります。慣れれば使いこなせる設計ですが、接続が安定してからモード変更するとスムーズです。

まとめ:EarFun Air Pro 4+はこんな人におすすめ

EarFun Air Pro 4+は、Bluetooth 6.0とハイブリッドドライバーを1万円台前半で実現し、コスパを最重視するユーザーの有力候補になるイヤホンです。とくに次のような人に向いています。

  • 1万円台でハイブリッドドライバーの音質を試したい人
  • 通勤のノイキャンとテレワークのマルチポイントを1台で両立したい人
  • LDACの高音質と複数デバイス接続を同時に使いたい人

一方で、カフェの話し声まで完全に消したい人、店頭試聴を重視する人、3万円クラスと同等のノイキャンを求める人にはやや不向きです。その場合はSony WF-1000XM5など上位機を検討するとよいでしょう。

価格は実売・クーポンで大きく変動します。気になった人は、まずAmazon・楽天市場で最新価格とクーポンの有無をチェックしてみてください。1万円台前半で買えるタイミングなら、この性能は十分に「買い」と言える1台です。

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