マイナポータルの同意確認画面「年金の加入記録等を確認するためにマイナポータルにおいて基礎年金番号を取得し、ねんきんネットへ提供します。」
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【解決済み】マイナポータル「エラー9103」の原因と直し方2パターン|共済組合加入者向け

マイナポータルで「エラー9103」が出たら|共済組合加入者に起きる症状

マイナポータルからねんきんネットにつなごうとしたら「エラー9103」と表示されて止まってしまった。共済組合に加入している公務員・教職員などの方から、こうした声が上がっています。エラー番号だけでは何が悪いのか分からず、不安になりますよね。

マイナポータルの同意確認画面「年金の加入記録等を確認するためにマイナポータルにおいて基礎年金番号を取得し、ねんきんネットへ提供します。」

出典: 日本年金機構「マイナポータルからの利用登録方法」

エラー9103は、まさにこの同意確認画面の先、基礎年金番号を取得してねんきんネットへ提供する処理でつまずいたときに表示されます。

先に結論をお伝えします。マイナポータルのエラー9103は、連携のために基礎年金番号を取得する段階で、ねんきんネット側に問題が起きていることを示すエラーです(マイナポータル公式FAQ)。公式FAQでは、共済組合に加入している人向けの案内として扱われています。

やることは次の2ステップです。

  1. マイナポータルのトップページ「おかね」エリアの「年金」で、基礎年金番号が取得できるか確認する
  2. 結果に応じて、問い合わせ先を選ぶ
確認結果 考えられる状態 相談先
基礎年金番号が取得できた マイナンバーと基礎年金番号は紐づいている。原因はねんきんネット側 ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号、または日本年金機構の相談窓口
基礎年金番号が取得できない マイナンバーと基礎年金番号が紐づいていない可能性 勤務先の共済担当・人事担当

出典: マイナポータル公式FAQ(エラー9103)をもとに作成

ねんきんネットのログインエラーとは別の症状です

エラー9103は「マイナポータルとねんきんネットの連携設定」の途中で出るエラーです。ねんきんネットのユーザーIDやパスワードでログインできない、アカウントがロックされた、という症状とは原因が違います。

ログインやロック解除で困っている場合は、ねんきんネットにログインできない原因と対処法を参考にしてください。この記事では、エラー9103に絞って解説します。

確認の第一歩|まず基礎年金番号が取得できるか確認する

原因を切り分けるために、最初にやるべき操作はこれだけです。マイナポータルにログインした状態で行います。

  1. マイナポータルにログインし、トップページを開く
  2. 「おかね」エリアにある「年金」カードを選ぶ
  3. 年金情報の取得処理が始まるので、基礎年金番号が取得できるかを確認する

マイナポータルのトップページ「おかね」エリアで「年金」カードを選択する画面

出典: マイナポータル操作マニュアル

「おかね」エリアには「公金受取口座」「年金」「給付金」「税・所得」「確定申告」「年末調整」のカードが並んでいます。押すのは「年金」です。取得できたかどうかで、次にやることが変わります(下の【パターン1】【パターン2】を参照)。

エラー9103の原因|なぜ共済組合員に起きやすいのか

基礎年金番号は共済組合も含めた共通の番号

基礎年金番号は、平成9年(1997年)1月1日に導入された番号です。国民年金・厚生年金・共済組合といったすべての公的年金制度で共通して使う、一人に一つの番号と説明されています(地方職員共済組合和歌山支部の解説)。

マイナポータルがねんきんネットとつながるときは、この基礎年金番号を使って本人の年金記録を特定します。そのため、マイナンバーと基礎年金番号の結びつきが整っていないと、連携が途中で止まってしまいます。

共済組合から日本年金機構への情報連携には時間差がある

共済組合の加入者は、国家公務員共済・地方公務員共済・私学共済など加入先が分かれています。共済組合の解説資料によると、共済組合から日本年金機構へ資格取得の情報が届くまでには時間差があるとされています(名古屋市職員共済組合の資料)。

この間に情報のずれが生じ、基礎年金番号の紐づけや登録が整っていないケースがあると考えられています。ただし、共済組合の種類によってエラー9103の出やすさが違うかどうかは、公式FAQでは明記されていません。ここでは共済組合員に共通する背景として捉えてください。

令和5年の紐付け誤り(背景情報)

この件はエラー9103の直接の原因ではありませんが、共済組合の年金情報とマイナンバーの紐づけ全般に関わる注意点として、簡単に触れておきます。

国家公務員共済組合連合会の告知によると、令和5年(2023年)6月のマイナンバー総点検で、紐付け誤りが判明しています(KKR公式サイト)。

区分 判明した紐付け誤り
地方公務員共済組合 112件
国家公務員共済組合連合会 6件

原因はJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)への照会結果で住所の一致を確認せず、別人のマイナンバーを紐付けたことでした。これを受けて、令和5年(2023年)9月29日以降は資格取得時や年金決定請求時に「個人番号」と「基礎年金番号」の両方を記載し、氏名・生年月日・性別・住所の4情報の一致を確認する運用に改められています。

【パターン1】基礎年金番号が取得できた場合の対処法

基礎年金番号が取得できた場合、マイナンバーと基礎年金番号は紐づいています。公式FAQでは、この場合のエラーの原因はねんきんネット側にあると案内されています。自分で設定を直す余地は少ないため、日本年金機構側に確認してもらうのが近道です。

問い合わせ先と受付時間

問い合わせ先は「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」、または日本年金機構の相談窓口です(日本年金機構、2026-10-05時点)。

項目 内容
電話番号 0570-058-555(ナビダイヤル)
IP電話から 03-6700-1144
月曜日 8:30〜19:00
火〜金曜日 8:30〜17:15
第2土曜日 9:30〜16:00
休止日 土曜(第2土曜を除く)・日曜・祝日・年末年始(12/29〜1/3)

月曜日が祝日の場合は、翌平日の初日が19:00まで受け付けとなります。受付時間は変わることがあるため、電話の前に日本年金機構の公式ページで最新情報を確認してください。

電話の前に控えておくもの

問い合わせをスムーズに進めるため、次の情報をメモしておきましょう(マイナポータル公式FAQ)。

  • 表示されたエラーメッセージの本文
  • エラー番号(9103)
  • 申請受付番号(表示されている場合)

画面のスクリーンショットを撮っておくと、書き写す手間が省けます。

問い合わせ後、いつ連携できるようになるかは個別の確認内容によって異なるため、公式には目安が示されていません。相談窓口から案内された対応や再確認のタイミングに従って進めてください。

【パターン2】基礎年金番号が取得できない場合の対処法

基礎年金番号が取得できない場合は、マイナンバーと基礎年金番号が紐づいていない可能性があります。この場合、公式FAQでは勤め先(共済担当)へ連絡するよう案内されています。

勤務先の共済担当・人事担当に確認を依頼する

公式FAQが本人での再設定ではなく勤め先への連絡を案内しているとおり、このパターンは本人の操作だけでは解決しにくいと考えられます。焦って何度も設定をやり直すより、勤務先に相談するほうが確実です。

公式FAQで確認してもらうよう案内されているのは、次の2点です。

  • 共済加入情報が登録されているか
  • 自治体中間サーバーでの登録状況(自治体中間サーバーとは、マイナンバーと基礎年金番号などの年金記録の紐づけ状況を管理する仕組みです)

依頼するときは、次のように伝えると話が早く進みます。

マイナポータルとねんきんネットの連携設定でエラー9103が出ました。マイナポータルの「年金」で基礎年金番号が取得できません。共済加入情報の登録状況と、自治体中間サーバーでの登録状況を確認していただけますか。

勤務先の内部でどのような確認手順をとるかは、共済組合や勤務先によって異なります。確認結果と、その後に本人がすべきことを担当者から聞いておきましょう。登録状況の修正にどのくらいの期間がかかるかも、個別の回答になるため目安は示されていません。担当者から聞いた見込みをもとに、焦らず進めてください。

それでも解決しない場合の対処法

時間をおいて再試行する

公式FAQでは、ねんきんネットとつなぐ設定をもう一度試し、エラーが続く場合は表示されるメッセージの案内に従って日本年金機構へ問い合わせるよう案内されています(マイナポータル公式FAQ)。

なお、マイナポータルで基礎年金番号を取得できる時間帯には制限があるとされ、平日の8:30〜23:00程度が目安という情報もあります(公式ページで明記された数値ではないため、あくまで参考情報としてご覧ください)。夜間や土日祝日に「取得できない」となった場合は、平日の日中に試し直してから判断すると切り分けが確実です。

似た別のエラーと混同していないか確認する

マイナポータルの年金関連には、よく似た別のエラーもあります。表示された画面を見比べてください。

項目 エラー9103 「基礎年金番号の取得に失敗しました」
発生する場面 マイナポータルとねんきんネットの連携設定 e-iDeCoサービスの利用申込
公式FAQの対象 共済組合に加入している人 地方公務員共済組合の一部加入者
主な相談先 ねんきんネット専用番号、または勤務先の共済担当 勤務先の人事・総務

出典: マイナポータル公式FAQ(エラー9103)、マイナポータル公式FAQ(e-iDeCo)

e-iDeCo側のエラーは、エラー9103とは別の症状です。参考までに、こちらの公式FAQでは、解消しない場合に国民年金基金連合会から届くハガキの控除証明書を代わりに使うよう案内されています。マイナンバーと基礎年金番号の紐づけが原因になりうる点は、エラー9103と共通しています。

まとめ|エラー9103の再発防止と覚えておきたいポイント

マイナポータルの「エラー9103」は、ねんきんネット連携のために基礎年金番号を取得する段階で起きるエラーです。共済組合加入者の場合、まず「おかね」→「年金」で基礎年金番号が取得できるかを確かめれば、相談先がはっきりします。

ステップ やること 相談先
1 「おかね」エリアの「年金」で基礎年金番号の取得を試す -
2-A 取得できた場合(原因はねんきんネット側) ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号 0570-058-555
2-B 取得できない場合(紐づけ未了の可能性) 勤務先の共済担当・人事担当
3 解決しない場合は平日の日中に再試行し、別エラーと混同していないか確認 日本年金機構

異動や転職などで共済の加入状況が変わったときは、早めに勤務先へ登録状況を確認しておくと、同じエラーで止まるのを防ぎやすくなります。まずは今日、マイナポータルの「年金」カードを押して、基礎年金番号が取得できるかを確認してみてください。

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