自動ブレーキ割引の対象範囲を改定前と改定後で比較した図。型式発売から3年経過後の車も改定後は対象になる
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楽天自動車保険【2026年11月1日改定】自動ブレーキ割引「3年超」車も対象・ロードサービス無制限化で何が変わる

楽天自動車保険の改定が、2026年11月1日以降に始まる契約から適用されます。「自分の契約はいつから新しい条件になるのか」「保険料は下がるのか」と気になっている人も多いはずです。

この記事では、楽天損害保険(楽天損保)の公式発表をもとに、変わる3つの点と、自分が対象かを確かめる手順を整理します。情報は2026-10-11時点のものです。

結論

楽天自動車保険の改定は「2026年11月1日以降に保険始期日となる契約」が対象です。保険始期日とは、その保険契約の補償が始まる日のことです。

楽天損保は2026年7月28日にこの改定を発表しました(楽天損保のプレスリリース(PR TIMES))。

変わるのは次の3点です。

変更点 内容 適用開始
自動ブレーキ割引 型式発売から約3年を超えた自動ブレーキ搭載車も割引対象に 2026年11月1日以降始期の契約
ロードサービス 事故・故障時のレッカー搬送距離を無制限に 2026年11月1日以降始期の契約
オンライン手続き 見積・申込画面の刷新、マイページで契約内容の変更が完結 2026年7月28日から利用可能

なお、これは楽天損保という1社の「任意保険」の商品改定です。法律で加入が義務付けられている自賠責保険(強制保険)の制度変更とは別の話なので、混同しないよう注意してください。

楽天自動車保険の改定で自分の契約は対象になるか(チェックリスト)

自分が新しい条件の対象かどうかは、次の4項目で確認できます。①が「いいえ」なら、今回の改定はまだ適用されません。

No. チェック項目 確認する場所
① 今の契約、または次に更新する契約の保険始期日が2026年11月1日以降か 保険証券・マイページ
② 自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載された車か 車の取扱説明書・販売店
③ 車種が自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車のいずれかか 車検証の用途・車種欄
④ 車の型式発売(その型式が最初に販売された時期)から約3年を超えているか 見積り画面・販売店

①〜③がすべて「はい」で、④も「はい」の人は、これまで自動ブレーキ割引の対象外だった可能性があります。改定後に新たに割引対象になりうるので、見積りを取り直す価値があります。

④の「型式発売から約3年」の判定方法について、公式発表の記載は簡潔です。個別の車種が当てはまるかは、楽天損保の見積りや契約窓口で確認してください。

自分の車の型式発売時期を調べる手がかりとしては、車検証の「型式」欄に記載された型式指定番号・類別区分番号があります。これらの番号からおおよその発売時期を調べられる場合があります。

わからないときは、購入したディーラーなど販売店やメーカーに問い合わせても教えてもらえます。

新規契約と更新契約でタイミングは違う?

公式発表は、改定の対象を「保険始期日」で区切っています。プレスリリースの本文には「新規契約」「更新」「継続契約」といった言葉は使われていません。

そのため、更新契約でも次の保険期間の始期が2026年11月1日以降なら、新条件が適用されると考えられます。ただし、これを明示した公式の文言は確認できていません。

次の満期が近い人は、更新案内やマイページ、カスタマーサポートで確かめておくと安心です。

自動ブレーキ割引|改定前後の対応表

自動ブレーキ割引は、自動ブレーキ装置を搭載した車の保険料を割り引く仕組みです。これまでは、新しい型式の車だけが対象でした。

自動ブレーキ割引の対象範囲を改定前と改定後で比較した図。型式発売から3年経過後の車も改定後は対象になる

出典: 楽天損保プレスリリース(PR TIMES)

項目 改定前 改定後(2026年11月1日以降始期)
対象となる年式の条件 型式発売から約3年以内 自動ブレーキ搭載車なら約3年経過後も対象
対象車種 自家用普通・小型・軽四輪乗用車 変更なし
割引率 公式発表に記載なし 公式発表に記載なし

改定前の「約3年以内」は、型式発売年月が保険始期日の3年前の年の4月以降であることを指していました。改定後はこの年数の条件がなくなり、搭載していれば割引の対象になります(出典: 楽天損保プレスリリース)。

対象になる車種は変わらない

割引の対象は、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車の3つに限られます。貨物車など、これ以外の用途・車種は改定後も対象外です。

割引率と保険料の増減は見積りで確認

何%割り引かれるのかは、楽天損保の公式発表や商品ページでは確認できませんでした。プレスリリースにも、保険料の増減額や試算は載っていません。

改定内容は全体として負担が軽くなる方向のものですが、実際の保険料は車種・年式・等級・特約によって変わります。「必ず安くなる」とは言えません。

ただし、不明なのは割引率の公式な数値だけです。楽天損保の公式見積りシミュレーションに現在の契約条件を入力すれば、自分の場合に実際いくらになるかはその場で表示されます。「得かどうか」を知る一番確実な次の一歩は、まず見積りを取ってみることです。

ロードサービス(ロードアシスタンス)|レッカー搬送距離が無制限に

楽天自動車保険には、ロードサービスとして「ロードアシスタンス」が付いています。事故や故障で車が自力で走れなくなったとき、修理工場などへ運んでもらえるサービスです。

整備士とレッカー車のイラスト。ロードアシスタンスのレッカー搬送をイメージしたもの

出典: 楽天損保プレスリリース(PR TIMES)

項目 改定前 改定後(2026年11月1日以降始期)
レッカー搬送距離 距離・金額に上限があった 無制限

改定前の具体的な上限額や距離について、楽天損保の公式発表では数値を確認できませんでした。旧条件の詳細が必要な人は、手元の約款や公式窓口で確認してください。

「無制限」の条件

無制限になるのは、原則としてロードアシスタンスの運営委託先が指定する搬送・引取業者の作業です。また、楽天損保が認める「必要かつ妥当な範囲」に限られます。自分で手配した業者の費用がすべて対象になるわけではない点に注意しましょう。

見積・申込・マイページのオンライン機能はすでに使える

3つ目の変更は、Web上の手続きです。こちらは11月を待たず、発表日の2026年7月28日から利用できるようになっています。

  • 見積・申込画面を全面リニューアル(デザインの刷新、画面遷移の見直しで操作の手順を簡略化)
  • マイページで住所・車両情報・特約補償の変更ができる
  • 解約手続きもWebで完結できる

楽天損保の公式ニュースでは「各種変更手続きが即時完了に」「お電話不要でいつでもお手続き可能に」と案内されています(楽天損保 公式ニュース)。引っ越しや車の買い替えがあった人は、電話をせずに手続きを済ませられます。

楽天自動車保険の改定に向けてやるべきこと(立場別)

改定に合わせて取るべき行動は、立場によって異なります。

立場 やること
既契約者(次の満期が11月1日以降) 更新案内・マイページで新条件の適用を確認
型式発売3年超の自動ブレーキ搭載車に乗っている人 11月1日以降始期の条件で見積りを取り直す
他社から乗り換えを検討中の人 保険始期日を11月1日以降にするか検討

既契約者で次の満期が11月1日以降の人

基本的には、更新時に新条件が適用されると考えられます(適用の根拠は前述の「新規契約と更新契約でタイミングは違う?」のとおりです)。更新の案内が届いたら、内容をマイページかカスタマーサポートで確認しましょう。

型式発売から3年を超えた自動ブレーキ搭載車の人

これまで割引の対象外だった人は、今回の改定でいちばん影響を受ける可能性があります。2026年11月1日以降に始まる契約の条件で、見積りを取り直してみてください。

他社から乗り換えを検討している人

新条件が適用されるのは、保険始期日が2026年11月1日以降の契約です。それより前に始まる契約は、改定前の条件になる点に注意してください。今の保険の満期日と合わせて、始期日をいつにするか決めましょう。

スケジュール(いつまでに何を)

日付 できごと
2026年7月28日 楽天損保が商品改定を発表。オンライン手続き機能は同日から利用可能
2026年11月1日 この日以降に保険始期日となる契約から、自動ブレーキ割引の拡大とレッカー搬送距離の無制限化を適用
あなたの次の満期日 保険証券・マイページで確認し、11月1日の前か後かを把握する

2026-10-11時点で、適用開始まで約3週間です。満期が11月前後の人は、早めに日付を確認しておくと判断に迷いません。

何もしなかった場合どうなるか

今回の改定は、行政の手続きのように「申請しないと権利を失う」ものではありません。次の保険始期日が11月1日より前なら従来の条件、以降なら新しい条件が適用される仕組みです。

契約者側の申請は不要と考えられますが、詳細は公式窓口での確認をおすすめします。

注意したいのは、型式発売から3年を超えた自動ブレーキ搭載車で、11月1日より前に始まる契約を結ぶケースです。その場合は改定前の条件となり、割引を受けられるのが次の更新以降になる可能性があります。

まとめ

楽天自動車保険の改定は、2026年11月1日以降に保険始期日となる契約から適用されます。ポイントは次の3つです。

  • 自動ブレーキ割引が、型式発売から約3年を超えた搭載車にも広がる
  • ロードアシスタンスのレッカー搬送距離が無制限になる(指定業者・妥当な範囲に限る)
  • 見積・申込・マイページのオンライン手続きは2026年7月28日から利用可能

今日やることは1つです。保険証券かマイページで「次の保険始期日」を確認してください。

11月1日以降なら、自動ブレーキ割引やロードサービスの変更が反映されるかを、公式の見積りやカスタマーサポートで確かめておきましょう。

※ 発表で使われている「最強ロードサービス」という表現は、楽天損保が2026年7月に行った各社のロードサービス対象項目数の比較調査に基づく独自の呼び方です。サービスの正式名称は「ロードアシスタンス」です。

改定の原文は楽天損保のプレスリリースで読めます。

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