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U20世界陸上オレゴン2026【8月5日〜9日】日本代表43名・注目選手と見どころまとめ

いよいよ「世界の10代最速決定戦」が始まります。オレゴン2026 U20世界陸上競技選手権大会が、2026年8月5日に開幕します。日本代表には日本選手権を制した17歳や、桐生祥秀の高校記録を塗り替えたスプリンターが名を連ねます。この記事では、日程・会場・代表メンバーという基本情報から、記録データで読み解く注目選手、過去大会との比較まで一気に整理します。

U20世界陸上オレゴン2026とは?日程・会場・日本代表43名を最初に整理

結論から言うと、大会は2026年8月5日(水)から9日(日)までの5日間、アメリカ・オレゴン州のヘイワードフィールド(オレゴン大学)で開催されます。日本陸連は2026年7月6日に日本代表43名(男子27名・女子16名)を発表しました。基本情報は下の表にまとめています。

項目 内容
大会名 オレゴン2026 U20世界陸上競技選手権大会(第21回)
日程 2026年8月5日(水)〜9日(日)
会場 ヘイワードフィールド(米オレゴン州ユージーン/オレゴン大学)
日本代表 43名(男子27名・女子16名/2026年7月6日発表)
男子キャプテン アツオビン・アンドリュウ(ハンマー投)
女子キャプテン ガードナ・レイチェル麻由(400mハードル)

出典: 日本陸上競技連盟 大会情報World Athletics 公式大会ページ

U20世界陸上オレゴン2026 公式バナー

出典: 日本陸上競技連盟公式サイト

7月31日には千葉県成田市内のホテルで結団式が行われ、43名中41名(海外遠征等で2名欠席)と派遣役員が出席しました。代表43名の全種目・全選手名は日本陸連公式ニュース内のPDFに掲載されているので、詳細は代表発表ページで確認してください。

注目選手が出場する主な種目一覧

43名全員の氏名・出場種目は上記PDFに譲り、この記事では特に注目したい選手を種目別に整理しました。

種目 選手名
男子400mハードル 後藤大樹
男子100m 清水空跳
女子800m 久保凛
男子110mハードル 古賀ジェレミー
男子走高跳 中谷魁聖
女子中距離 ドルーリー朱瑛里
男子1500m 本田桜二郎
男子5000m 新妻遼己・増子陽太
男子ハンマー投(男子主将) アツオビン・アンドリュウ
女子400mハードル(女子主将) ガードナ・レイチェル麻由

この記事では、この中から特に注目したい選手を記録データとエピソードとともに紹介していきます。

世代最強対決に注目!後藤大樹(400mH)と清水空跳(100m)

今大会の日本勢で最も注目度が高いのが、ともに高校2年・17歳の後藤大樹選手と清水空跳選手です。2人が持つ記録はU20どころか、U18世界最高記録という規格外の水準にあります。まずは数字で確認しましょう。

選手 種目 記録 記録の位置づけ
後藤大樹 400mH 48秒31(2026年6月・日本選手権予選) 日本高校記録・U20日本新・U18世界最高
後藤大樹 400mH 48秒09(同・決勝) 高校生初優勝・U20日本新・日本歴代4位・U20世界歴代4位
清水空跳 100m 10秒00(2025年7月・インターハイ決勝/+1.7m) 日本高校新・U20日本新・U18世界最高・日本歴代5位

後藤大樹:日本選手権を高校生で制した48秒09の衝撃

後藤選手は洛南高校2年で、日本陸連が将来の五輪・世界選手権でのメダル獲得を期待して支援する強化指定制度「ダイヤモンドアスリート」のジュニア世代版にあたる「ダイヤモンドアスリートNextage」にも選出されています。2026年6月の第110回日本選手権では、予選で48秒31の日本高校記録をマークすると、決勝は48秒09で高校生初優勝を達成しました。この記録はU20世界歴代4位にあたり、9月の名古屋アジア競技大会代表にも内定しています(日本陸連ギャラリー月陸Online)。

後藤大樹選手 第110回日本選手権 男子400mH

出典: 日本陸上競技連盟公式サイト

結団式では「楽しみ100パーセント。海外での試合なので勝ちきることを意識したい」とコメント。別の取材では「今シーズンは想定していたよりも想像を超えてきたレースが多かったので、今回の世界選手権でも同じように想像を超えるレースができたらいい」とも語っています(Yahoo!ニュース、2026年7月31日掲載)。表彰台どころか、優勝が現実的な射程に入る一人です。

清水空跳:桐生祥秀の高校記録を12年ぶりに更新した10秒00

清水選手は星稜高校2年。2025年7月26日のインターハイ男子100m決勝で、追い風1.7mの中10秒00をマークしました。これは桐生祥秀選手が持っていた10秒01の日本高校記録を12年ぶりに更新する走りで、U20日本新・U18世界最高・日本歴代5位、さらに東京世界陸上の参加標準記録も突破しています(月陸Online)。

清水空跳選手

出典: 日本陸上競技連盟 選手名鑑

結団式では「ここで良いタイムを出してしっかり結果を残せるっていうのは一流の証だと思っているので、そういったところも証明していきたい」と発言しています(Yahoo!ニュース、2026年7月31日掲載)。国内での記録更新から、世界の同世代を相手にした「勝負」へ——舞台が一段上がります。

女子中距離の主役・久保凛が積み上げた日本選手権3連覇

女子中距離では、800m日本記録保持者の久保凛選手(積水化学)の存在感が際立ちます。2026年6月12〜14日に愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われた第110回日本選手権の女子800mを2分01秒54で制し、大会3連覇を達成しました。日本選手権女子800mの3連覇は、2004〜06年の杉森美保選手以来史上6人目の快挙です(月陸OnlineTHE ANSWER)。

久保凛選手

出典: 日本陸上競技連盟 選手名鑑

このレースでアジア大会派遣設定記録(日本陸連が名古屋アジア競技大会への代表派遣にあたって定めた参加標準記録。2分01秒67)も突破し、9月の名古屋アジア競技大会代表に内定しました。同世代の女子選手としては群を抜く実績で、今後の国際大会での走りに注目が集まります。なお、各選手の出場種目・エントリー状況は日本陸連の公式発表で最新情報を確認してください。

その他の注目選手たち:ダイヤモンドアスリート勢と早大の新戦力

トラック&フィールドの花形種目以外にも、U20世代には見逃せない選手が揃っています。ここでは走高跳・ハードル・中長距離それぞれの注目選手を紹介します。

走高跳の中谷魁聖選手(福岡第一高校3年)は、リマ2024 U20世界陸上で銅メダルを獲得済み。今大会もダイヤモンドアスリートとして連続出場となり、メダル経験者としての強みは大きなアドバンテージです。

110mハードルの古賀ジェレミー選手(順天堂大学)も勢いのある一人。ガーナ人の父と日本人の母を持ち東京高校出身で、2025年10月の滋賀国民スポーツ大会で13秒07のU20日本新(U20世界歴代11位)、さらに2026年5月のU20アジア選手権では13秒05(風-0.5)と自らの記録を塗り替えました(月陸Online)。

古賀ジェレミー選手

出典: 日本陸上競技連盟プレスリリース(PR TIMES)

中距離のドルーリー朱瑛里選手(津山高校)は2024年ドバイU20アジア選手権女子1500mの金メダリストで、2025年12月に第12期ダイヤモンドアスリートに認定されています。

ドルーリー朱瑛里選手

出典: 日本陸上競技連盟プレスリリース(PR TIMES)

大学駅伝ファン注目!早大に集った高校駅伝トップ3

大学駅伝ファンなら「早大スーパールーキー」の3人も気になるところ。2025年末の全国高校駅伝1区トップ3から、そろって早稲田大学へ進んだ世代です(Sportiva)。

  • 本田桜二郎選手:1500mで学生歴代4位・U20日本歴代2位となる3分37秒72の記録を保持。入学前には1マイルロードで日本新記録も樹立
  • 新妻遼己選手:5000mベストは13分35秒33。インターハイ・国民スポーツ大会の5000mを制した実績も
  • 増子陽太選手:5000m高校歴代3位となる13分27秒26をマーク。U20アジア選手権3000mでは優勝を果たしている

過去大会と比較してわかる日本のメダル期待度【リマ2024・カリ2022】

「日本はどのくらい勝てるのか?」という疑問には、直近2大会の実績が参考になります。日本陸連のまとめによると、成績の推移は次のとおりです。

大会 日本のおもな成績
リマ2024 男子800m銅(落合晃)/男子走高跳銅(中谷魁聖)/男子棒高跳銀(吉田陸哉)
カリ2022 メダル4個(男子4×100mリレー金を含む)・入賞(メダル除く)7個

日本代表チーム(Team Japan)

出典: 日本陸上競技連盟公式サイト

つまり日本は直近2大会で3〜4個のメダルを安定して持ち帰っている計算です。そこに今回は、U20世界歴代4位の記録を持つ400mハードル、U18世界最高のスプリンターが加わります。過去2大会と同水準以上、種目の広がりという点では上回る可能性も十分にある布陣と言えるでしょう。

ファン・関係者の反応——桐生祥秀の祝福とキャプテンの決意

清水選手が10秒00をマークした2025年7月26日、SNSは一気に沸きました。記録を破られた当の桐生祥秀選手本人がX(@KiryuYoshihide、2025年7月26日投稿)で「清水くんおめでとう‼️ 高校記録が破られました」と祝福し、ファンからも「ありえない 高二のボルトより早くね」(X、同日投稿)といった驚きの声が相次ぎました。月陸Online公式X(@Getsuriku、同日投稿)は0.001秒計測では「9秒台」だったとも伝えています(Togetterまとめ)。

チームの空気も引き締まっています。結団式で日本陸連強化委員会の杉井將彦シニアディレクターは「一人でも多く、(表彰式で)日の丸を掲揚し、君が代が流れる、そんなシーンを作ってくれることを期待しています」と檄を飛ばしました。女子キャプテンのガードナ・レイチェル麻由選手も「しっかりと決勝舞台に駒を進め、U20日本記録の更新を目標に全力を尽くしたい」と決意を語っています(月刊陸上競技)。

大会はどこで見る?視聴・タイムテーブルの注意点【2026年8月1日時点】

現時点で分かっていること

世界陸連の公式ページでは、TBSが今大会の「World Athletics Media Partner」として記載されています。国内での中継・配信に何らかの形で関わる可能性を示す情報ですが、番組名や配信サービス、放送時間帯までは明らかになっていません。また、各種目の予選・準決勝・決勝のタイムテーブルについては、世界陸連がPDF形式で配布する予定であることまでは確認できています。

まだ分かっていないこと

正直にお伝えすると、2026年8月1日時点で、日本国内のテレビ放送・配信サービスの詳細スケジュールについて公式発表を確認できていません。また、現地時刻・日本時間に換算した個別種目の開始時刻も、本記事執筆時点では未取得です。断定的な情報をお伝えできず恐縮ですが、開幕が近づくにつれて発表が増えていくと見られるため、以下の公式ページをこまめにチェックすることをおすすめします。

視聴方法と競技開始時刻は、World Athletics 公式ページ日本陸連の大会ページで最新情報を確認してください。

まとめ

U20世界陸上オレゴン2026は、2026年8月5日〜9日にオレゴン州ヘイワードフィールドで開催され、日本からは男子27名・女子16名の計43名が挑みます。後藤大樹選手の48秒09、清水空跳選手の10秒00という数字は、世界の同世代と真正面から戦えるレベルにあります。

過去2大会で日本は着実にメダルを積み上げてきました。今回はそこに「優勝を狙える選手」が加わる大会です。特に注目したいのは、高校生初優勝を成し遂げた後藤大樹選手の男子400mハードル、日本高校記録を12年ぶりに塗り替えた清水空跳選手の男子100m、そして日本選手権3連覇中の久保凛選手の女子800mの3種目。まずは日本陸連・世界陸連の公式ページで正確な出場日程と最新の配信情報をチェックして、開幕に備えましょう。ヘイワードフィールドで日の丸が上がる瞬間を、一緒に見届けてください。

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