【7-3・延長11回タイブレーク】智弁和歌山が敦賀気比を破り5年ぶり8強|川原一将の同点打&決勝打で夏の甲子園2026・3回戦制す
「智弁和歌山 敦賀気比 結果」を検索してこのページにたどり着いた方へ、まず結論からお伝えします。2026年8月15日の夏の甲子園3回戦は、智弁和歌山が延長11回タイブレーク(延長10回から無死一・二塁で走者を置いてスタートする決着方式)の死闘を制しました。スコアは7-3。9回まで2-2で動かなかった試合が、最後の1イニングで一気に決着したのです。
智弁和歌山が敦賀気比を7-3で撃破|延長11回タイブレークで5年ぶり8強
第108回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園2026)3回戦・第11日第2試合、智弁和歌山(和歌山)が敦賀気比(福井)に7-3で勝ちました(中日スポーツ)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会 | 第108回全国高等学校野球選手権大会 |
| 日程・会場 | 2026年8月15日/阪神甲子園球場(第11日・第2試合) |
| 結果 | 智弁和歌山 7-3 敦賀気比 |
| 決着 | 延長11回・タイブレーク |
| 意味 | 智弁和歌山が5年ぶり8度目の8強進出 |
智弁和歌山の8強入りは、全国制覇を果たした2021年以来5年ぶり8度目。準々決勝の過去成績は6勝1敗と、この舞台に強さを見せてきました(中日スポーツ)。

出典: Hanshin Koshien Stadium 2007-19 by DX Broadrec / CC BY-SA 3.0
試合の経過|5回に敦賀気比先制→8回同点→延長11回に決着
| 回 | 得点したチーム | 得点 | スコア(智弁-敦賀) |
|---|---|---|---|
| 5回 | 敦賀気比 | 2 | 0-2 |
| 8回 | 智弁和歌山 | 2 | 2-2 |
| 11回表 | 智弁和歌山 | 5 | 7-2 |
| 11回裏 | 敦賀気比 | 1 | 7-3 |
5回、敦賀気比が2点を先制
試合が動いたのは5回でした。川原成翔と五十子李壱の安打で1死一、三塁とすると、宮本颯のゴロの間に1点。さらに鵜飼新馬の中前適時打で2点目を挙げ、敦賀気比がリードを奪います(福井新聞)。
8回、川原一将の2点適時二塁打で同点に
反撃は8回。2死二、三塁のチャンスで、7番・川原一将内野手(3年)が左中間へ2点適時二塁打を放ち、2-2としました(スポーツ報知)。7回まで無失点だった相手先発を、この一打がついに捉えた形です。
延長11回表、一挙5点でたたみかける
2-2のまま9回が終わり、試合は延長10回からのタイブレークへ。決着は11回表でした。1死二、三塁から、まず川原一将が勝ち越しとなる左前適時打を放つと、智弁和歌山打線はそこで止まりませんでした。山下晃平、黒川ら後続の適時打も畳みかけるように続き、この回だけで一挙5点。スコアは一気に7-2まで広がりました。11回裏に敦賀気比が1点を返しましたが及ばず、7-3で試合終了となりました(スポニチアネックス)。
主役は川原一将|落球の雪辱を晴らした同点打と勝ち越し打
この試合のMVPを1人挙げるなら、間違いなく川原一将です。実は2回の守備で、遊撃を守っていた川原が飛球を後逸(落球)する場面があったと報じられています。守備でつまずいたその悔しさを、川原は8回の同点打と11回の決勝打(勝ち越しの左前適時打)という最高の形で打席で返しました(スポーツ報知)。
ほっとしました。チャンスが2回来たので、ここで自分が強い気持ちを持って打ってやろうと打席に入りました
(川原一将選手、スポーツ報知より)
淡々とした言葉ですが、「チャンスが2回来た」という表現に、守備の失敗を打席で取り返す覚悟がにじみます。

出典: Hanshin Koshien Stadium on the ground level by Yasu / CC BY-SA 3.0
継投がはまった智弁和歌山|久葉亮太の好救援と米原佑真の起用
先発は米原佑真(2年・左腕、背番号17)。左肩の状態を考慮した結果、この試合が夏の初登板でした。5回に2点を失って降板しました(Yahoo!ニュース配信記事)。
流れを変えたのが5回途中から救援した3年生・久葉亮太です。以降6回1/3を3安打4奪三振1失点。失点は11回裏の1点のみで、中谷仁監督は「100点満点」と評価しました(スポニチアネックス)。
タイブレークは無死一、二塁から始まるため、走者を背負った状態での投球が続きます。そこを1失点で切り抜けた久葉の粘りが、11回表の大量得点を生かす形になりました。
敦賀気比・辻琉成の146球|5年ぶり8強に届かなかった熱投
敗れた敦賀気比にも、語るべき物語があります。先発の辻琉成投手(2年)は11回途中まで146球を投げ抜く熱投を見せました。7回まで無失点。8回に川原の適時打で追いつかれ、延長11回に力尽きました(Yahoo!ニュース配信記事)。
チームにとっては5年ぶりの8強入りと、夏の甲子園通算20勝という節目を同時に逃す結果に。2年生右腕がこの146球を糧に来夏どう戻ってくるか、福井の高校野球ファンにとっては早くも次の楽しみです。
3度目の正直だったタイブレーク|2019年星稜・2024年霞ヶ浦を越えて
見落とせないのが、智弁和歌山とタイブレークの因縁です。同校は過去2度、タイブレークで甲子園を去っています。2019年の星稜戦、2024年の霞ヶ浦戦。今回が3度目の正直での初勝利でした(スポニチアネックス)。
中谷仁監督は試合後、「こういうゲーム展開、慣れていますし。3年前ですかね、霞ヶ浦戦も…」と振り返っています(実際の霞ヶ浦戦は2024年、2年前のこと。試合後の興奮の中でとっさに出た体感的な数字なのでしょう)。数字の細部はともかく、苦い経験を幾度も積み重ねてきたチームだからこそ、延長11回の大量得点という形で結果を出せたと言えるでしょう。
次戦は8月18日|19年ぶりの仙台育英戦、準々決勝の見どころ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日程 | 2026年8月18日(火)第13日・第2試合 |
| 会場 | 阪神甲子園球場 |
| 対戦 | 智弁和歌山 vs 仙台育英(宮城) |
| 前回対戦 | 2007年1回戦以来、19年ぶり |

出典: 国土地理院 カラー空中写真をもとに作成 / CC BY 4.0
準々決勝の相手は仙台育英。甲子園での両校対戦は2007年の1回戦以来、19年ぶりです(Yahoo!ニュース配信記事)。※日程は2026年8月15日時点の情報です。
注目は投手起用でしょう。米原が5回、久葉が6回1/3を投げた直後の中2日。誰が先発マウンドに上がるかが、勝敗を分ける最大の変数になりそうです。なお智弁和歌山にとって前回の8強は、2021年夏に全国制覇したエース・中西聖輝(現・中日ドラゴンズ)を擁したチーム以来となります。
まとめ|延長11回の死闘が示した智弁和歌山の地力
改めて要点を整理します。
- 2026年8月15日、夏の甲子園3回戦で智弁和歌山が敦賀気比に7-3で勝利
- 延長11回表に一挙5点。川原一将が8回の同点打と11回の勝ち越し打
- 久葉亮太が6回1/3を1失点の好救援。中谷監督は「100点満点」と評価
- 過去2度敗れたタイブレークで初勝利、5年ぶり8度目の8強進出
- 準々決勝は8月18日、19年ぶりの仙台育英戦
タイブレークという極限の場面で、守備の失敗を打席で取り返した3年生がいた。この試合を象徴するのは、やはりそのドラマでしょう。8月18日の準々決勝は見逃せません。放送・配信の予定はNHKや各局の公式サイトで最新情報をご確認のうえ、続きを一緒に見届けましょう。準々決勝・仙台育英戦の詳細はこちらの記事でも確認できます。
