【夏の甲子園2026・第3日】長崎日大が立正大淞南に15-1快勝|16年ぶり夏1勝と古賀友樹の好投
甲子園の第3日、スコアボードに並んだ「15」という数字に驚いた方も多いのではないでしょうか。長崎日大vs立正大淞南の試合結果と、その圧勝の中身をデータで分解していきます。

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長崎日大が立正大淞南に15-1で快勝|まず結論から
2026年8月7日、阪神甲子園球場で行われた第108回全国高校野球選手権大会の第3日第4試合で、長崎日大(長崎)が立正大淞南(島根)を15-1で下しました。18時30分開始のナイトゲームでした。
長崎日大は18安打15得点。スタメン9人のうち8人が安打を記録するという、まさに全員野球の猛攻でした(Yahoo!ニュース/長崎文化放送)。これで16年ぶりの夏1勝です。
イニング別の得点を見ると、序盤の先制から終盤にかけて一方的に加速していった流れがよくわかります。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長崎日大 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 2 | 4 | 15 |
| 立正大淞南 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
試合経過|2回に先制、6回以降に一気に突き放した長崎日大打線
試合が動いたのは2回表。1死二・三塁から8番・小池郁の適時二塁打で2点を先制すると、2死三塁から1番・太田涼介が適時三塁打を放ち、この回3点を奪いました。
中盤までは3点差の展開でしたが、6回表に再び小池が適時二塁打、続く9番・広石歩が2点適時三塁打を放って加点。下位打線が起点になっている点が、この日の長崎日大の怖さでした。

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7回表は無死二・三塁から5番・梶山風岳の犠飛、6番・竹内剛の適時打と相手の悪送球でこの回3点。8回表も三塁手の悪送球で2者が生還し、走者を進めれば必ず還るという理想的な循環に入りました。
9回表には代打・久保田愛大の2点適時三塁打、竹内の適時三塁打などでさらに4点。三塁打が要所で何本も出たあたりに、打球の強さと走塁の積極性が表れています(ベースボールチャンネル)。
エース古賀友樹、5回無安打の快投|185cmの本格派右腕
打線の陰に隠れがちですが、この日のもうひとつの主役はエース古賀友樹投手(3年)です。身長185cm・体重85kgの本格派右腕で、右投右打、唐津市立北波多中の出身とされています。

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武器は常時135km/h前後(最速139km/h)の直球と、大きく曲がるカーブです。この直球とカーブの緩急を軸に立正大淞南打線を5回まで完全に封じ込め、無安打・7奪三振。走者すら出さないイニングが続き、打線の援護がなくても試合を作れる圧巻の立ち上がりを見せました。
流れが動いたのは6回。1死一・三塁の場面で3番・川口元の打球が二ゴロとなり、その間に1点を返されます。ここまで無失点で来ていた古賀にとって唯一の失点でしたが、痛打を浴びたわけではなく、あくまで内野ゴロの間に生まれた1点です。6回1失点でマウンドを譲ると、7回以降は2年生の中村・池田が継投でリードを守り切りました。降板時の球数など、より細かい投球内容を報じた一次情報は確認できていませんが、5回無安打・7奪三振という数字だけでも、この夜の古賀がどれほど立正大淞南打線を圧倒していたかは十分に伝わってきます。
「16年ぶり夏1勝」の重み|長崎日大がここまで歩んだ道のり
長崎日大にとって今回は夏の甲子園16年ぶり10度目の出場でした。しかも初戦突破で、16年ぶりの夏1勝を出場即達成しています。
今春のセンバツにも出場した春夏連続出場校ですが、センバツでは勝利に届かず「勝って校歌斉唱」が果たせないままでした。その悲願を、この15-1という形で回収したわけです。

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そもそも夏の切符自体が薄氷でした。長崎大会決勝では大崎を相手に延長11回タイブレークにもつれ込み、4番・川鍋伶恩の左中間スタンド上段への3ランで7-2と決着(スポニチアネックス)。あの一発がなければ、この甲子園の夜はありませんでした。
なお長崎日大は1993年春に甲子園初出場・初勝利を挙げて以来、記録集計サイト「data-man.com」の集計によれば春夏通算14回出場・最高成績ベスト4・甲子園通算12勝を数える古豪校です。この数値は同サイトの記録集計に基づくもので、日本高等学校野球連盟など公式記録での裏付けまでは確認できていないため、正確な数字は大会公式サイトでご確認ください。
15得点のインパクト|大会3日目終了時点で最多得点

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この15得点がどれだけ突出しているかは、同じ日の他カードと並べると一目でわかります。
| 日程 | 対戦カード | スコア |
|---|---|---|
| 8月7日(第3日) | 長崎日大 vs 立正大淞南 | 15-1 |
| 8月7日(第3日) | 東海大甲府 vs 鶴岡東 | 5-2 |
| 8月7日(第3日) | 八幡商 vs 健大高崎 | 1-7 |
| 8月7日(第3日) | 立命館宇治 vs 有明 | 3-6 |
| 8月6日(第2日) | 神村学園 vs 東筑 | 5-1 |
| 8月6日(第2日) | 佐野日大 vs 聖隷クリストファー | 1-0 |
大会序盤は1-0や5-2といった接戦・投手戦が中心でした。そのなかで15得点は明らかに異質で、大会3日目終了時点で今大会最多得点と報じられています。あくまで「3日目終了時点」の数字であり、大会全体を通じた記録ではない点は押さえておきましょう。
立正大淞南の一戦|エース左腕・川口元と3年ぶり4度目の甲子園

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スコアだけ見れば一方的ですが、立正大淞南も簡単に甲子園へ来たわけではありません。島根大会決勝で島根中央を5-3で破り、3年ぶり4度目の出場を決めています。
その原動力がエース左腕・川口元投手(3年)。最速135km/hの直球にスライダー・カーブ・チェンジアップを交え、島根大会は5試合すべてに登板しました(スポーツ報知)。
この日は5回まで3点差の我慢比べで、決して力負けだけの試合ではありませんでした。ただ7回・8回の悪送球が失点に直結し、そこから傷口が一気に広がった格好です。守備の連鎖が勝敗を分けるという甲子園の厳しさが凝縮されていました。
長崎日大の次戦は熊本代表・有明|注目ポイント

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長崎日大の2回戦の相手は、同じ日に立命館宇治を6-3で破った熊本代表・有明。大会13日目の木曜13時30分開始予定と報じられています(2026-08-07時点の情報のため、日程は日本高等学校野球連盟などの公式発表で最新情報をご確認ください)。
注目は2点です。ひとつは18安打を記録した打線が中10日近い間隔を空けても勢いを保てるか。もうひとつは古賀に頼り切らない継投を、2年生投手陣がどこまで引き受けられるかです。
まとめ|16年ぶりの歓喜と大会最多得点が示す長崎日大の勢い
長崎日大vs立正大淞南は15-1、18安打・スタメン8人安打という圧巻の内容で、長崎日大が16年ぶりの夏1勝を掴みました。古賀友樹の5回無安打も含め、打・投の両輪が噛み合った一戦です。
大会3日目終了時点で最多となる15得点は、間違いなく今大会の台風の目候補であることを示しました。次戦は大会13日目・木曜13時30分開始予定の有明戦です(日程は変更される場合があるため、最新情報は日本高等学校野球連盟の公式サイトでご確認ください)。エース古賀友樹の投球と勢いに乗る打線が次はどんなスコアを刻むのか、ぜひテレビ中継や配信でリアルタイムに追いかけてみてください。
