【症状別】freee会計にログインできない原因と対処法7選|パスワード忘れ・2段階認証・アカウントロック・SSO・権限エラーまで完全網羅
freee会計にログインできない時、まず確認すべきこと
確定申告の締切前や請求書の発行直前にfreee会計へログインできないと、頭が真っ白になります。ただ、原因のほとんどは7つの系統に整理でき、順番に切り分ければ多くは自力で復旧できます。

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最初にやるべきなのは、パスワードを何度も打ち直すことではなく、freeeが公式に運用しているステータスページ(status.freee.co.jp)を開くことです。ここで障害やメンテナンスが告知されていれば、あなたの環境の問題ではないため、復旧を待つのが正解になります。
実際に2024年6月3日の19時25分頃から21時47分にかけて、freee会計(Web/iOS/Android)や人事労務、請求書など複数プロダクトで「ログイン画面が表示されない」障害が発生した記録が公式ステータスページに残っています。復旧後も画面が改善しない場合は、リロードやキャッシュクリアが推奨されています。
障害情報が出ていなければ、次の表で自分がどのパターンかを切り分けてください。
| 画面に出ているエラー・症状 | 疑うべき原因 | 対処の入口 |
|---|---|---|
| メールアドレスまたはパスワードが正しくありません | 入力ミス、またはGoogle・Apple等で登録しパスワード未設定 | パスワード再設定/ソーシャルログイン |
| ログインできませんでした。ログインに関する情報を確認し再度お試しください | ログイン情報の誤り全般 | 入力内容の見直し |
| 認証に複数回失敗したため一時的にアカウントロック(保護)しました | パスワードの連続誤入力によるロック | 時間をおく/確認メール |
| 2段階認証のコードが弾かれる | 端末の時刻ズレ、コードの期限切れ | バックアップコード |
| 利用権限が設定されていません | 権限未付与、招待メールの期限切れ | 管理者へ依頼 |
| ログインはできるがデータが見当たらない | 別の事業所にログインしている | 事業所の切り替え |
| ログインボタンが反応しない・画面が出ない | Cookie/キャッシュの不整合、freee側の障害 | シークレットウィンドウ/ステータスページ |
症状が特定できたら、該当する原因から読む
上の表で自分に近い症状が分かった人は、この先の「主な原因」と「症状別の解決手順」のうち該当する項目だけを読めば十分です。当てはまる症状が複数ある場合や表にないケースは、上から順に7つの原因を確認してください。なお、freeeの画面表示は仕様変更で変わることがあるため、メニュー名は大枠の導線として読み、細部は現在の画面表示に従って進めてください。
freee会計にログインできない7つの原因
freeeのログイントラブルは、次の7系統に分けて考えると迷いません。競合する解説記事でも、おおむね同じ原因が繰り返し挙げられています。
- パスワードの入力ミス・忘れ:大文字小文字の違い、全角文字の混入、そもそもパスワードを設定していないケース
- アカウントロック:パスワードの連続誤入力による一時的な保護
- 2段階認証(2要素認証)のエラー:端末の時刻ズレ、コードの受信遅延、バックアップコードの紛失
- SSO(SAML)・管理者ポリシーによる制限:ID・パスワードでのログインが無効化されている
- 招待メールの期限切れ・利用権限の未設定:「利用権限が設定されていません」というエラー
- 複数事業所の切り替えミス:ログインはできているが別の事業所を開いている
- ブラウザのCookie・キャッシュ不整合、アプリの不具合:ボタンが反応しない、画面が進まない
見落とされがちなのが4つ目以降です。パスワード関連ばかり疑って時間を溶かす前に、後半の原因も一度チェックしてみてください。
パスワード忘れ・アカウントロックの解決手順
パスワードを忘れた・弾かれる場合
freeeのログイン画面の下部にある「ログインできない方はこちら」からメールアドレスを入力すると、パスワード再設定用のメールが届きます。メール内のリンクから新しいパスワードを設定すれば復旧できます(freeeヘルプセンター)。
注意したいのは、Google・Microsoft・Office365・Apple IDで新規登録した場合です。この場合はそもそもパスワードを設定していないため、メールアドレスとパスワードの入力欄からはログインできず、「メールアドレスまたはパスワードが正しくありません」というエラーになります。登録時に使ったサービスのボタンからログインしてください(ソーシャルログイン機能を連携する)。
アカウントがロックされた場合
パスワードを5回以上誤って入力すると、アカウントが一時的にロックされます。ロックは一定時間の経過で自動的に解除される仕組みで、目安として30分程度とされています(複数の解説サイトで一致する情報ですが、公式ページの原文は直接確認できていないため、幅を持って捉えてください)。急いでいて30分待てない場合は、時間経過を待つより先に、登録メールアドレス宛に届く確認メールからの復旧を試してください。
待っている間、あるいは確認メールを探している間に、パスワードマネージャーで正しいパスワードを確認しておくと、解除後の再失敗を防げます。
2段階認証でログインできない場合の解決手順
2段階認証で弾かれる場合は、次の順番で試してください。上から順に、より確実な方法から並んでいます。
- まず端末の時刻を合わせ直す:認証アプリを使うTOTP方式は、サーバーと端末の時刻がずれるとコードが通らなくなることがあります。スマートフォンの日付・時刻を「自動設定」に切り替え、時刻を合わせ直してください。
- 認証アプリ自体が使えない場合はバックアップコードを使う:2段階認証の設定時に発行された9桁のバックアップコードでログインできます。ログイン画面の「認証できない方はこちら」から進み、コードを入力します。バックアップコードは1回しか使えないため、使用後は新しいコードを控えておきましょう(二要素認証ログインでバックアップコードを利用する)。
- 認証アプリもバックアップコードも失った場合は管理者に解除を依頼する:事業所の管理権限を持つメンバーに解除を依頼します。管理者は「事業所の設定」→「メンバー招待・管理」から対象ユーザーの詳細画面を開き、「2段階認証を解除」ボタンで解除できます。
権限エラー・事業所の切り替え・SSOが原因の場合
「利用権限が設定されていません」と表示される
このエラーは、アカウントは有効でも、その事業所を使う権限が付いていない状態です。事業所の作成者またはユーザー管理者に権限付与を依頼してください。招待メールの有効期限は送信から7日間なので、期限切れなら再送を依頼します(freeeヘルプセンター)。
依頼するときは「登録メールアドレス」「必要な機能(会計・請求書など)」「いつまでに必要か」の3点を書くと、やり取りが1往復で済みます。
別の事業所にログインしている
1つのfreeeアカウントで複数事業所を持っている場合、意図せず別の事業所を開いていることがあります。データが見当たらないだけで「ログインできない」と感じているケースです。freeeアカウント管理画面の「ログインできる事業所一覧」から目的の事業所に切り替えてください。
SSO(SAML)が設定されている
管理者がSAML SSOログインを有効にしたメンバーは、ID・パスワードでのログインができなくなります。この場合は自社のSSO画面から入る必要があるため、情報システム担当者に設定状況を確認してください(SAMLログインを設定する)。
なお、顧問税理士・会計事務所に記帳代行や申告を依頼している場合、税理士側が使う「アドバイザー事業所」(税理士・会計事務所自身のアカウント)はSAML SSOの対象外です。自社にSSOを導入していても、税理士側のログインには影響しないため、税理士から「ログインできない」と相談された場合はSSO以外の原因(パスワード忘れや招待の期限切れなど)を先に確認してください。
ブラウザ・スマホアプリが原因と思われる場合
ログインボタンを押しても反応しない、ログイン画面に戻される(無限ループ)といった症状は、ブラウザに蓄積された古いCookieやキャッシュが原因となることがあります。次の順で試してください。
- シークレット(プライベート)ウィンドウでfreeeを開き、ログインできるか試す
- シークレットウィンドウでログインできた場合は、通常のブラウザに戻り、キャッシュを期間「全期間」に指定してクリアする
モバイルアプリでログインできない場合は、次の順で試します。
- アプリを最新バージョンに更新する
- アプリのキャッシュを消去する
- アプリを一度削除して再インストールする
アカウントのデータはfreeeのサーバー側に保存されているため、アプリを入れ直しても帳簿データが消えることはありません。
それでも解決しない場合の問い合わせと代替手段

出典: freee株式会社
ここまで試しても入れない場合は、freeeのサポートへ問い合わせます。連絡時に次の情報を用意しておくと、確認のやり取りが減ります。
| 用意する情報 | 内容 |
|---|---|
| 登録メールアドレス | ログインに使っているアドレス |
| 事業所名・事業所ID | 複数事業所がある場合は対象を明記 |
| エラーメッセージ | 画面のスクリーンショット |
| 試した対処 | 再設定・キャッシュクリア等の実施状況 |
| 利用環境 | ブラウザ名とバージョン、またはアプリ版 |
問い合わせの前後で、公式ステータスページをもう一度確認しておきましょう。障害の告知が後から出ることもあります。
申告や請求書発行の期限が迫っているときは、復旧を待つだけでなく、管理者権限を持つ同僚や顧問税理士に代理での作業・データ出力を依頼するのが現実的です。締切直前に1人しか入れない状態を作らないことが、最大のリスク回避になります。
まとめ|再発防止のためにやっておきたいこと
freee会計にログインできないときは、「ステータスページで障害を確認」→「エラー文言でパターンを特定」→「該当する手順を実行」の順に進めれば、多くのケースは自力で解決できます。焦って何度もパスワードを入力すると、かえってアカウントロックを招くので注意してください。
復旧できたら、次の3つを済ませておきましょう。この3点だけで、今回のトラブルの大半は再発しなくなります。
- パスワードマネージャーで認証情報を保管する:ID・パスワードを毎回覚え直す必要がなくなり、入力ミスによるロックも防げます。
- 2段階認証のバックアップコードを印刷するか別デバイスに控える:認証アプリの端末を紛失・機種変更した場合の保険になります(二要素認証ログインでバックアップコードを利用する)。
- 事業所に管理権限を持つメンバーを2人以上置く:自分がロックアウトされても、もう1人の管理者が権限付与や2段階認証の解除を行えます。「事業所の設定」→「メンバー招待・管理」から追加のメンバーに管理者権限を付与できます(freee会計のメンバー招待・権限)。
まずはfreeeのステータスページをブックマークし、公式ヘルプの「freeeにログインできない場合の対処方法」にも目を通しておくと、次に困ったときの初動が一気に速くなります。
