ゆうちょ銀行の記号・番号を振込用の店名・店番・口座番号に変換するやり方【総合口座・振替口座】
結論
ゆうちょ銀行の口座は「記号(5桁)+番号」という独自の形式で管理されています。しかし他行からゆうちょの口座へ振り込んでもらうときは、一般の銀行と同じ「店名(支店名)・店番(支店コード)・預金種目・口座番号」が必要です。記号と番号をそのまま伝えても、振込先として登録できません。
ゆうちょ銀行の記号番号の変換方法は2つあります。ひとつはゆうちょ銀行公式の自動変換ツールに記号・番号を入力する方法、もうひとつは記号から店番を自分で組み立てる方法です。確実なのは公式ツールで、入力から結果表示まで1分もかかりません。
この記事では、総合口座(記号が「1」で始まる)と振替口座(記号が「0」で始まる)の両方について、変換の考え方・公式ツールの使い方・間違えやすいポイントを順に整理します。

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変換の前に確認するもの
必要なのは記号と番号だけです。記号は必ず5桁、番号は総合口座で最大8桁、振替口座で最大6桁と決まっており、書類に記入するときは左詰めで書きます(国税庁「ダイレクト納付利用届出書」記入例)。
見分け方は記号の1桁目です。「1」で始まるものが総合口座・通常貯金・通常貯蓄貯金、「0」で始まるものが振替口座(一般振替口座)です。どちらも記号の5桁目は「0」になります。
通帳・キャッシュカードでの確認場所
記号・番号は、通帳の表紙裏や見開き1ページ目、キャッシュカードの券面に印字されています。数字の並びのうち5桁のかたまりが記号、その後ろに続くのが番号です。番号は口座によって桁数が違うので、印字されている数字をそのまま書き写してください。
ゆうちょ通帳アプリでの確認方法
2026-09-18時点の公式案内によると、ゆうちょ通帳アプリは記号(5桁)と番号(最大8桁)を半角数字で入力してログインする仕組みです。ログイン後は「口座情報」メニューから登録情報を確認できるとされています。ただしアプリの画面表記やメニュー名は更新されることがあるため、実際の画面が異なる場合はゆうちょ通帳アプリの公式ページを確認してください。手元に通帳やキャッシュカードがあるなら、そちらで確認するほうが確実です。
総合口座と振替口座の違い
| 項目 | 総合口座(通常貯金) | 振替口座(一般振替口座) |
|---|---|---|
| 記号の1桁目 | 1 | 0 |
| 記号の桁数 | 5桁(5桁目は0) | 5桁(5桁目は0) |
| 番号の桁数 | 2桁以上8桁以下 | 2桁以上6桁以下 |
| 番号の末尾 | 1桁はチェックデジット(振込では使わない) | チェックデジットなし。そのまま使う |
| 店番の末尾(目安) | 8 | 9 |
| 預金種目(一般的な対応) | 普通預金とされる | 当座預金とされる |
※「店番の末尾」と「預金種目」の対応は目安です(詳しい計算方法は後述、振込先に伝える前は必ず公式変換ツールで確認してください)。
チェックデジットとは、入力ミスを機械的に検出するために末尾に付けられる検査用の数字のことです。総合口座の番号にはこれが含まれ、振込用の口座番号を作るときはこの1桁を除いて使います(振込以外の用途で使われる場合もあります)。
「当座預金」は本来、手形・小切手の決済などに使われる預金種目というイメージを持たれがちですが、ゆうちょ銀行の振替口座は個人の利用でもこの区分に対応するとされています(目安)。振込を受け取るだけであれば、この種別の違いを普段意識する必要は基本的にありません。
ゆうちょ銀行公式の変換ツールを使う方法(最も確実)
ゆうちょ銀行の公式サイトには、記号・番号を入力するだけで振込用の店名・預金種目・口座番号を表示してくれる自動変換ツールが用意されています。計算違いの心配がなく、桁数の例外パターンにも対応しているため、まずはこちらを使ってください。
- 記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる(ゆうちょ銀行公式)を開く
- 記号(5桁)と番号を半角数字で入力する
- 表示された店名・預金種目・口座番号を、そのまま振込元に伝える
逆に、店名・店番と口座番号しか分からない状態から記号・番号を知りたい場合は、店名・店番・口座番号から記号番号を調べる逆変換ツールが使えます。給与振込の登録内容と通帳の記号・番号を突き合わせたいときなどに便利です。
記号・番号から店番・口座番号に変換する手順(仕組みを知りたい人向け)
前章の公式ツールを使えばすぐに結果が分かりますが、ここでは「なぜその店番・口座番号になるのか」という計算の考え方を紹介します。この計算ルールは、ゆうちょ銀行の公式ページでは図解(画像)の中で説明されており、本文テキストとしては確認できませんでした。 複数の解説サイトが互いに矛盾のない同じ計算例を示しているため目安としては使えますが、以下はあくまで仕組みを理解するための参考情報です。振込先として相手に伝える数字は、必ず前章の公式変換ツールの表示に従ってください(この点はこの章の中では以降くり返しません)。
手順1: 店番(支店コード)を求める
一般に知られている目安は「記号の2桁目と3桁目を取り出し、その後ろに1桁足して3桁にする」というものです。総合口座(記号が「1」で始まる)は末尾に「8」を、振替口座(記号が「0」で始まる)は末尾に「9」を付けます。
| 記号 | 2〜3桁目 | 付け足す数字 | 店番(目安) |
|---|---|---|---|
| 11940 | 19 | 8 | 198 |
| 14080 | 40 | 8 | 408 |
| 12340 | 23 | 8 | 238 |
| 02160 | 21 | 9 | 219 |
手順2: 店名を確認する
店名は、店番の数字を漢数字にした「〇〇店」という形になります(目安)。たとえば店番198なら「一九八店」です。振込フォームで支店を選ぶときは、この店名を探すことになります。
手順3: 口座番号を求める
口座番号の作り方は口座の種類で変わります。
- 総合口座で番号が8桁の場合: 末尾1桁のチェックデジットを除いた残り7桁が口座番号になります。例として記号11940・番号12345671なら、店名は一九八店、店番は198、口座番号は1234567です。
- 振替口座の場合: 番号はそのまま使い、7桁に足りない分は左側に0を補います。例として記号02160・番号54321なら、店番は219、口座番号は0054321です。
なお公式サイトの解説ページでは「総合口座・通常貯金(番号8桁)」「同(番号7桁以下)」「振替口座(番号6桁)」「同(番号5桁以下)」の4パターンが示されています(ゆうちょ銀行 振込用の口座情報)。番号の桁数が上の例と違う場合は、自力の計算に頼らず公式ツールで確認するのが安全です。
記号と番号の間に1桁の数字がある場合
キャッシュカードなどの表記で、記号と番号の間にもう1桁の数字が入っていることがあります。この1桁は使いません。
記号と番号の間に1桁の数字がある場合は、その1桁の数字は、振込をする際には使用しません。(ゆうちょ銀行 公式FAQ)
この余分な1桁を番号の一部だと思い込むと、桁数が合わずに変換結果がまるごとずれます。

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よくある間違い・つまずきポイント
店名の読み方が分からない
振込フォームで支店を五十音(カナ)から選ぶタイプのサービスでは、漢数字の店名の読み方が分からず詰まることがあります。読み方を推測するより先に、店名ではなく店番(支店コード)で検索できるフォームを使うか、公式変換ツールの表示をそのまま転記する方法を試してください。それでも読み方の見当をつけたい場合の目安として、数字を1桁ずつ読む形(198店なら「イチキュウハチ」、408店なら「ヨンゼロハチ」)が使われることがありますが、これは未確認の情報です。
預金種目(普通/当座)の選び間違い
振込フォームでは預金種目の選択が必須です。一般的には総合口座(記号が「1」で始まる)が普通預金、振替口座(記号が「0」で始まる)が当座預金に対応するとされています(未確認・目安)。公式変換ツールは預金種目まで表示してくれるので、その表示に従うのが確実です。
桁数が合わないまま送ってしまう
総合口座の8桁の番号から末尾のチェックデジットを外し忘れる、振替口座の口座番号を左詰めのまま伝える、記号と番号の間の1桁を混ぜてしまう——このあたりが典型的な失敗です。相手に伝える前に、口座番号が7桁になっているかを一度数えてください。
金融機関コードを聞かれたとき
振込元のシステムによっては、支店名ではなく金融機関コードの入力を求められることがあります。ゆうちょ銀行の金融機関コードは一般に「9900」とされています(未確認・目安)。入力必須の場面では、振込元の金融機関やゆうちょ銀行の公式サイトで最新の情報を確認してください。
振込元に伝える情報のチェックリスト
他行から振り込んでもらうときに相手へ渡す情報は、次の5点です。メールやメッセージで送る前に、ひととおり確認してください。
| 項目 | 内容 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 銀行名 | ゆうちょ銀行 | — |
| 店名(支店名) | 例: 一九八店 | 公式変換ツールの表示 |
| 店番(支店コード) | 例: 198 | 公式変換ツールの表示 |
| 預金種目 | 普通 / 当座 | 公式変換ツールの表示に従う |
| 口座番号 | 7桁の数字 | 公式変換ツールの表示 |
これに加えて、口座名義のカナ表記を通帳の記載どおりに伝えておくと、名義相違による組戻しを防げます。

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まとめ
ゆうちょ銀行の記号・番号を振込用の情報に変換する手順は、(1) 記号の2〜3桁目に総合口座なら「8」、振替口座なら「9」を足して店番を作る、(2) 店番の数字を漢数字にした店名を確認する、(3) 総合口座はチェックデジットを除いた7桁、振替口座は左に0を補った7桁を口座番号にする、という流れです。
ただし、この計算方法は目安であり、番号の桁数が例外的なケースもあります。振込先として相手に伝える前に、必ずゆうちょ銀行公式の変換ツールで結果を照合してください。 記号と番号さえ手元にあれば、1分で正しい店名・店番・預金種目・口座番号が分かります。
