通常入力1万・課金対象出力2000トークンの場合、Terra 0.02ドル、Sol 0.04ドル、Astra 0.20ドルの計算例
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GPT-6.1 Terraはどれくらい安い?料金・使いどころと導入前の確認点

新しいAIモデルを見かけたとき、気になるのは「性能が高いか」だけではありません。毎日の文章作成や開発で繰り返し使うなら、料金と、手直しなしで仕事を終えられるかも大切です。

2026年10月26日に公開されたGPT-6.1 Terraは、その候補になりそうなモデルです。この記事では、2026年10月29日時点の公式情報を基に、料金、利用場所、試すときの判断基準を整理します。独自の実機テストやベンチマーク測定を行ったレビューではありません。

GPT-6.1 Terraとは?まず名前と用途を整理

正式なモデル名はGPT-6.1 Terra、APIで指定するIDはgpt-6.1-terraです。OpenAIのAPI更新履歴では、10月26日にResponses APIとChat Completions APIへの追加が案内されています。出典:OpenAI API更新履歴。

公式モデルページでは、画像を読み取って考える作業、コンピューター操作、自然で明確な文章作成を主な用途として挙げています。テキストの入出力と画像入力に対応しますが、音声・動画を直接扱うモデルではありません。画像を読めることと、モデル自体が画像を生成できることも区別しましょう。

入力できる情報量は最大105万トークン、最大出力は12万8,000トークン。ツール呼び出しを使う場合はResponses APIが必要です。大きな入力枠があっても、資料を大量に渡せば必ず正確になるわけではないため、まず必要なファイルや指示に絞って試すのが扱いやすいでしょう。出典:GPT-6.1 Terraモデル仕様。

API料金はSolの半額。ただし「何を比べるか」が重要

以下はStandard・短いコンテキストのテキスト料金、100万トークン当たり、米ドルの比較です。ChatGPTの月額料金ではありません。

モデル 入力 キャッシュ済み入力 出力
GPT-6.1 Terra $1.00 $0.05 $5.00
GPT-6.1 Sol $2.00 $0.10 $10.00
GPT-6 Astra $10.00 $1.00 $50.00
GPT-6 Luna $0.10 $0.01 $0.50

Terraの通常入力と出力の単価はSolの半額です。一方、Lunaはさらに安いため、「すべてのモデルで最安」とは言えません。出典:OpenAI API料金表。

通常入力1万・課金対象出力2000トークンの場合、Terra 0.02ドル、Sol 0.04ドル、Astra 0.20ドルの計算例
同じトークン量を仮定した計算例。実測ではありません。

例えば、通常入力1万トークン、課金対象の出力2,000トークンを1回使うと仮定すると、Terraは1万÷100万×$1+2,000÷100万×$5=$0.02。同じトークン量ならSolは$0.04、Astraは$0.20です。これは計算例であり、実行した際の請求額ではありません。

この試算にはツール利用料などを含めていません。また、表示された回答の長さだけで課金対象の出力量を判断しないことも重要です。やり直しや長い推論が増えれば、低い単価でも仕事全体の費用は膨らみます。

キャッシュ済み入力の料金は、新しく入力する料金とは別です。Terraのキャッシュ書き込み単価は30分保持で$1.25、12時間保持で$2.50/100万トークン。さらに入力が27万2,000トークンを超えると、リクエスト全体の入力・キャッシュ関連単価は2倍、出力は1.5倍になります。長い資料を渡す用途では、基本単価だけで予算を組まないようにしましょう。出典:モデル別の料金条件。

ベンチマークを見た後、自分の作業で確かめたいこと

本稿で確認できた資料だけでは、特定ベンチマークのスコアや他モデルへの勝敗を、評価条件までそろえて紹介できません。そのため数値の転載や「上位モデルと同等」といった断定はしません。

導入を判断するなら、普段の作業を小さく切り出して比べる方法が役立ちます。例えば、既存コードの限定的な修正、決まった書式への文章整形、画面画像を基にした確認項目の洗い出しです。これは本記事からの試し方の提案で、性能を保証するものではありません。

  1. 同じ条件を渡す:入力資料、完成条件、使えるツールをそろえる。
  2. 完成を検証する:コードならテスト、文章なら事実・出典・指定形式を確認する。
  3. 総費用を記録する:最初の回答だけでなく、再試行と人による修正時間も含める。
  4. 失敗例を残す:難しい作業や判断が曖昧な作業を、別モデルに任せる基準にする。
条件をそろえる、品質を確かめる、総費用を記録する、任せる範囲を決めるという4段階
本記事で提案する評価手順。

例えば、速く安く回答が返ってきても、修正に10分かかるなら、その10分も比較に入れます。反対に、短い定型作業がほぼ手直しなしで完了するなら、単価差が積み重なる可能性があります。「1回の生成が安いか」と「完成まで安いか」を分けると、選びやすくなります。

どこで使える?ChatGPTのプランとAPIを混同しない

10月26日週の公式案内では、GPT-6.1 TerraはPlus、Pro、Business、Enterprise、EduのChatGPT WorkとCodexで利用できるとされています。通常のChatでの提供とは区別されており、この案内ではChatでは利用できないと明記されています。組織の設定などによって利用可否が変わる場合もあります。出典:ChatGPT・Codexの更新案内。

CLIを使う場合、公式モデル案内はCodex CLI 0.159.0以降を必要としています。モデル指定はcodex -m gpt-6.1-terraです。出典:Codexのモデル案内。

なお、Codexのクレジットと、APIキーで使う場合のドル建て料金は別の説明です。APIの単価が半分だからといって、ChatGPTの月額料金が半分になるわけではありません。どちらの利用方法なのかを確認してから、予算を見積もりましょう。出典:ChatGPT・Codexの料金とクレジット。

まずは完成条件のはっきりした仕事を任せてみる

GPT-6.1 Terraで注目したいのは、Solより低い入力・出力単価で、画像を含む作業や文章、開発の選択肢が増えたことです。ただし、安さだけで全面的に切り替える必要はありません。

まずは「このテストが通れば完了」「この形式で事実を整理できれば完了」と判断できる仕事を選ぶ。その結果を見て、任せる範囲を増やす。ベンチマークを入口にしつつ、最後は自分の仕事の品質と総費用で判断する使い方が現実的です。

情報確認日:2026年10月29日。価格、提供場所、モデル仕様は変更される場合があります。金額は米ドル建ての公式単価に基づき、円換算・税額の試算は行っていません。

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