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電気・ガス料金支援、8月はいくら安くなる?最大2,340円引き【2026年最新シミュレーション】

エアコンをつけっぱなしにする季節、気になるのは8月の電気代です。実は2026年8月使用分だけ、政府の電気・ガス料金支援の単価が他の月より手厚くなっています。しかも申請は不要で、条件を満たしていれば自動で値引きされます。電気400kWh・都市ガス30㎥を使う世帯なら、8月使用分だけで月2,340円の削減効果が見込まれます。この記事では、自分の家庭がいくら安くなるのか、いつの請求書に反映されるのかを、2026-08-01時点の公表情報にもとづいて整理します。

結論|電気・ガス料金支援は8月使用分だけ増額、400kWh世帯なら月2,340円安くなる

電気メーター

出典: Photo by kevin dooley on Flickr(CC BY 2.0)

今回の支援は2026年7月・8月・9月使用分が対象で、8月使用分のみ猛暑対応として補助単価が引き上げられています。電気400kWh・都市ガス30㎥を使う世帯なら、8月使用分だけで月2,340円の削減効果が見込まれると試算されています(マネーイズムの試算記事、2026-08-01時点)。

補助単価は契約区分ごとに次の通りです(電気・ガス料金支援特設サイト、2026-08-01時点)。一般的な家庭の電力契約は「低圧」なので、まずは表の1行目を目安にしてください。「高圧」は工場やビルなど大口需要家向けの契約区分で、通常の家庭であれば該当しません。

区分 7月使用分 8月使用分 9月使用分
電気(低圧・一般家庭) 3.5円/kWh 4.5円/kWh 3.5円/kWh
電気(高圧) 1.8円/kWh 2.3円/kWh 1.8円/kWh
都市ガス 14.0円/㎥ 18.0円/㎥ 14.0円/㎥

経済産業省は2026年6月12日、この支援の実施に伴う電気・都市ガス料金の特例認可・承認を公表しました(事業者からの申請は2026年6月2日付)。詳細は経済産業省のプレスリリースで確認できます。

なぜ8月だけ増額?5,135億円の予備費と猛暑対応

8月だけ単価が高いのは、猛暑によって電力・ガスの使用量が跳ね上がる月だからです。電気の低圧単価は3.5円から4.5円へ、都市ガスは14.0円から18.0円へと引き上げられています。つまり「使う量が最も多い月に、最も高い単価がかかる」設計になっているわけです。標準的な家庭では3か月合計で5,000円程度の負担軽減が見込まれるとされています(補助金ポータル、2026-08-01時点)。

この支援は令和8年度一般会計予備費5,135億円を活用するもので、2026年5月26日に閣議決定されました。

自分はいくら安くなる?世帯別シミュレーション

260kWh・30㎥世帯は3か月で合計4,370円

一般家庭の代表例とされる月260kWh利用の場合、電気の補助額は7月・9月が各910円、8月が1,170円で、3か月合計2,990円の負担軽減になります。都市ガス月30㎥なら7月・9月が各420円、8月が540円で、3か月合計1,380円です(補助金ポータル、2026-08-01時点)。

使用量 7月 8月 9月 3か月合計
電気 260kWh 910円 1,170円 910円 2,990円
都市ガス 30㎥ 420円 540円 420円 1,380円
合計 1,330円 1,710円 1,330円 4,370円

400kWh・30㎥世帯は8月だけで2,340円

在宅時間が長い世帯や、エアコンを複数台使う家庭では月400kWhを超えることも珍しくありません。この場合、8月使用分の削減額は4.5円×400kWh+18.0円×30㎥で2,340円になります。同じ使用量でも7月・9月は上記の単価から計算すると1,820円となり、8月とは520円の差が出ます。使用量が多い世帯ほど増額の恩恵が大きい仕組みです。

いつの請求書に反映される?検針日で1か月ずれることも

見落としやすいのが、補助は「使用分」ベースで適用される点です。検針日の関係で、請求書に反映される月は実際の使用月から1か月程度ずれる場合があります。

たとえば九州電力送配電は、今回の支援を「2026年8月分〜10月分(2026年7月〜9月使用分)」の請求として反映すると案内しています(九州電力送配電、2026-08-01時点)。8月の請求書に増額分が載っていなくても、それは7月使用分の請求である可能性が高いということです。

反映月のずれ方は電力・ガス会社ごとに異なります。九州電力送配電以外の地域にお住まいの方も、慌てずにまず検針票の「使用期間」欄を確認し、詳しい反映時期は契約している電力・都市ガス会社の案内ページで確かめるのが確実です。

自分の契約会社は対象?申請不要だがLPガスは対象外

一般家庭、および年間契約量1,000万㎥未満の企業等は申請不要です。対象の電力・都市ガス事業者と契約していれば、自動的に料金から値引きされます。一方で、特別高圧契約や年間契約量1,000万㎥以上の大口ガス需要家は対象外です。

注意すべきは次の2点です。

キッチンのガスコンロ

出典: Photo by Wonderlane on Flickr(CC BY 2.0)

  • LPガス(プロパンガス)は対象外。今回の支援は都市ガスのみが対象です。
  • 契約先が採択事業者かどうかで結果が変わる。東京電力・関西電力・中部電力といった大手に加え、オクトパスエナジー、ドコモでんき、auでんきなどの新電力・都市ガス新規参入事業者も、資源エネルギー庁の「支援を行っている事業者一覧」に採択されていれば同一単価で値引き対象になります。逆に未採択の事業者と契約している場合は対象外です。

自分の契約先が含まれるかは支援を行っている事業者一覧で確認できます。一覧は随時更新される可能性があるため、検針票に記載された正式な事業者名で照合するのが確実です。

10月以降は継続される?支援終了後は元の水準に戻る点に注意

2026年10月使用分以降に支援が継続されるかどうかは、2026-08-01時点で公式な決定情報が確認できていません。現時点では未定と考え、電気・ガス料金支援特設サイトで続報を確認するのが確実です。

また、支援は時限的な措置であるため、終了後は補助のない元の水準に請求額が戻る点は事実として押さえておきたいところです。補助を前提にせず、契約プランの見直しや使用量そのものの削減もあわせて検討する価値があります。

電卓で家計を計算する様子

出典: Photo by Welcome to Switzerland backstage! on Flickr(CC BY 2.0)

まとめ

2026年7〜9月使用分の電気・ガス料金支援は、8月使用分だけ単価が増額され、電気400kWh・都市ガス30㎥の世帯なら月2,340円の削減が見込まれます。申請は不要ですが、恩恵を確実に受けるために次の3つを確認してください。

  1. 検針票・請求書を確認する — 「使用期間」と値引き行をチェックし、8月使用分が翌月請求になっていないか見る
  2. 契約先が対象か確認する事業者一覧ページで自分の電力・都市ガス会社名を検索する
  3. LPガス利用世帯は別の手を打つ — 今回の支援は対象外のため、自治体独自の支援策や契約見直しを検討する

10月以降の継続は未定です。次の検針票が届いたら、まず値引きが反映されているかを確認するところから始めましょう。

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