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「トリプル台風」襲来中!台風13号・14号・15号への備えチェックリスト10選【2026年8月7日時点】

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「台風が3つも同時に発生しているらしい」「うちは何をすればいいの?」——ニュースを見て不安になった方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、複数の台風が同時に存在すること自体は決して異常事態ではありません。ただし、今回の台風13号は沖縄・奄美にとって長時間の暴風・大雨をもたらす可能性があり、備えの価値は十分にあります。

この記事では2026年8月7日時点の状況を整理したうえで、今日中に着手できる備えを10項目のチェックリストにまとめました。慌てず、できるところから一つずつ進めていきましょう。

台風のイラスト

出典: いらすとや

まず結論:2026年8月7日時点で押さえるべき3つのポイント

  • 今すぐ影響があるのは台風13号だけ:14号は熱帯低気圧に変わり、15号も現時点で日本への直接上陸は想定されていません
  • 13号の脅威は「強さ」より「遅さ」:長時間にわたって暴風・大雨が続くため、停電・断水が長引くおそれがあります
  • 備えの優先順位は停電と断水:飲料水・電源・情報収集手段の3つを今日中に確保するのが現実的です

気象庁 台風経路図

(画像:気象庁ホームページ 台風経路図より)

沖縄・奄美にお住まいの方はすでに暴風域に入っている可能性があります。屋外での作業は無理をせず、安全が確保できる範囲でできることから進めてください。

近畿・中国・四国など西日本にお住まいの方は、現時点で13号・15号による直接的な影響は想定されていませんが、進路予報は時間とともに変わる可能性があります。「自分には関係ない」と決めつけず、念のため最新の気象情報をこまめに確認しておくと安心です。

トリプル台風の正体:台風13号・14号・15号の現在地

「トリプル台風」とは、3つの台風が同時に存在している状態を指す通称です。2026年8月5日15時にウェーク島近海で台風15号「チャンホン」が発生したことで、13号・14号・15号の3つが揃いました(ライブドアニュース)。

ただし、3つすべてが日本を襲うわけではありません。2026年8月7日時点での各台風の状況を整理すると次のとおりです。

台風 名称 現在の状況(2026年8月7日時点) 日本への影響
台風13号 ドルフィン 12時現在、与論島付近を時速約25kmで西進。中心気圧940hPa、最大風速40m/s 沖縄・奄美に直接影響中。九州南部にも大雨のおそれ
台風14号 クジラ 8月5日3時に南シナ海で発生後、6日9時にフィリピン・ルソン島で熱帯低気圧に変化 直接的な影響はない見込み
台風15号 チャンホン 中心気圧998hPa、最大風速18m/s。9日に日本の東を西北西進、10日に北北西へ進む見通し 現時点で直接上陸は想定されていない

出典:日本気象協会 tenki.jp 台風13号情報tenki.jp「台風14号 日本への影響なし」ウェザーニュース「台風15号発生」

なお、台風15号は日本の東を通過するとされていますが、進路予報は時間とともに変わります。「影響なし」と決めつけず、進路情報のチェックは続けておくと安心です。

台風13号は動きが遅く、長時間の暴風にさらされる

今回の13号でとくに注意したいのが、進む速度の遅さです。時速20km前後で沖縄本島を東から横断する形になる見込みで、約40時間にわたって20〜25m/s以上の暴風にさらされ続ける計算になります(RBC琉球放送)。

8月7日には沖縄本島の一部がすでに風速25m/s以上の暴風域に入りました。沖縄・奄美で予想される最大瞬間風速は55m/sで、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風とされています(tenki.jp)。

雨についても、線状降水帯(同じ場所に猛烈な雨が降り続き、大雨の危険度が急激に高まる現象)が発生する可能性があり、総雨量は沖縄本島・大東島地方で約400mmに達する予想が出ています(tenki.jp)。九州南部・奄美・沖縄では8日にかけて24時間雨量200mm前後が予想されており、九州にお住まいの方も油断はできません。

お盆の帰省・移動を予定している方へ

台風13号の影響で、沖縄・奄美方面を発着する航空便やフェリー、JR在来線などに運休・遅延が生じる可能性があります。運航状況は刻一刻と変わるため、出発前には利用予定の航空会社・JR・フェリー各社の公式サイトやSNSで最新の運航情報を必ず確認してください。予定を無理に決行せず、状況によっては日程の変更も検討しましょう。

複数の台風が同時に発生するのは、実は珍しくない

「3つ同時なんて異常気象では」と感じるかもしれませんが、統計を見ると印象は変わります。気象予報士の解説によれば、直近10年でトリプル台風が発生しなかったのは2020年と2014年の2回だけ。つまり、ほとんどの年で起きている現象です(tenki.jp)。

さらに4つ同時発生(クアドラプル台風、台風が4つ同時に存在する状態を指す通称)も2024年11月に起きています。数の多さそのものに過度な不安を感じる必要はありません。大切なのは「いくつあるか」ではなく「自分の地域に近づく台風がどんな性質か」を見極めることです。

それでも警戒したい理由:2023年台風6号の「177時間停電」

今回の台風13号で専門家が警戒を促しているのは、2023年の台風6号との類似性です。台風6号では沖縄本島で最大21万5800戸が停電し、復旧まで約177時間、7日を超える時間がかかりました(RBC琉球放送)。

13号は6号と規模・速度がよく似ていると指摘されており、進路が真東から本島に向かうため持続的な北風が吹き続ける点が異なるとされています。つまり「1週間の停電」は大げさな想定ではなく、現実に起こりうる規模であり、備えのゴールは「一晩をしのぐ」ではなく「数日間の停電・断水に耐える」に置くのが妥当だと言えます。

停電のイラスト

出典: いらすとや

今すぐできる備えチェックリスト10

ここからは実践編です。停電・断水・暴風・情報収集・非常用品の5系統に分けて、優先度の高いものから10項目にまとめました。すべてを完璧にこなす必要はありません。できるものから順にチェックを入れていきましょう。

防災グッズのイラスト

出典: いらすとや

# カテゴリ やること
1 停電対策 モバイルバッテリーを満充電にする
2 停電対策 ポータブル電源を用意・充電する
3 停電対策 懐中電灯・LEDランタンの点灯確認
4 断水対策 飲料水を1人9L以上(できれば1週間分)確保
5 断水対策 浴槽に水を張る
6 暴風対策 ベランダ・庭のものをすべて室内へ
7 暴風対策 窓ガラスの養生・カーテンを閉める
8 情報収集 携帯ラジオを準備し受信確認
9 情報収集 スマートフォンをフル充電にする
10 非常用品 非常食の賞味期限と数量を確認

停電に備える(項目1〜3)

台風接近前にやるべきこととして、まず挙げられるのが「スマートフォン・バッテリー類をフル充電しておく」ことです(Jackery公式ブログ)。停電してからでは充電できません。

数日単位の停電を想定するなら、モバイルバッテリーだけでは足りない場面が出てきます。冷蔵庫や扇風機といった生活家電を動かせるポータブル電源があると、真夏の停電でも生活の質を大きく落とさずに済みます。

懐中電灯やLEDランタンは、置き場所を家族全員が把握しているかまで確認しておきましょう。暗くなってから探すのは想像以上に大変です。

断水に備える(項目4〜5)

飲料水は1人1日3Lが目安とされています。最低でも3日分の9L、可能であれば1週間分を備えるのが望ましいとされています。4人家族なら3日分で36L、1週間分なら84Lという計算です。

もう一つ、今日中にできてお金もかからないのが浴槽に水を張ることです。トイレの排水や手洗いなど、飲用以外の生活用水として活躍します。小さなお子さんがいるご家庭では、転落防止に配慮したうえで行ってください。

暴風・飛来物に備える(項目6〜7)

「ベランダの物をすべて室内に移動」は台風前の基本行動です。植木鉢、物干し竿、サンダル、ゴミ箱——風速40m/sを超えれば、これらはすべて凶器になり得ます。

窓ガラスには飛散防止フィルムや養生テープでの補強が有効です。ガラスが割れたときの被害を減らすため、暴風のあいだはカーテンやブラインドを閉めておくことも忘れずに。

情報収集手段を確保する(項目8〜9)

停電が長引くと、頼りになるのは電池式の携帯ラジオです。事前に電池を入れて、地元局が受信できるか確認しておきましょう。手回し充電機能付きのモデルなら電池切れの心配も減らせます。

スマートフォンは情報源であると同時に安否確認の手段でもあります。充電を温存するため、省電力モードへの切り替え方も家族で共有しておくと安心です。

非常食・避難用品の最終確認(項目10)

非常持ち出し袋をすでに用意している方も、中身の点検はこのタイミングで済ませておきましょう。非常食の賞味期限、電池のサイズ違い、季節に合わない衣類など、見直すべき点が見つかることは少なくありません。

非常用持ち出し袋を確認する人のイラスト

出典: いらすとや

ハザードマップで自宅のリスクを確認する

備えの前提として欠かせないのが「自宅にどんなリスクがあるか」を知ることです。国土地理院のハザードマップポータルサイトにある「重ねるハザードマップ」を使えば、住所を入力するだけで確認できます。

洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域、津波浸水想定区域などを地図上に重ねて表示できるため、自宅が「そもそも避難が必要な場所なのか」を数分で判断できます。操作に迷ったときは国土地理院の操作マニュアル(PDF)が参考になります。

浸水や土砂災害のリスクが低い場所であれば、無理に避難所へ移動せず自宅にとどまる「在宅避難」という選択肢も現実的です。その判断のためにも、事前確認には大きな意味があります。

避難の判断は「警戒レベル4」まで

避難情報は5段階の警戒レベルで運用されています。レベル3で高齢者等避難、レベル4で危険な場所からの全員避難(避難指示)、レベル5は災害発生・切迫を示す緊急安全確保です。

警戒レベル 情報 とるべき行動
レベル3 高齢者等避難 高齢者・障害のある方などは避難開始
レベル4 避難指示 危険な場所から全員避難
レベル5 緊急安全確保 命の危険。直ちに安全確保(すでに手遅れの可能性)

ここで最も大切なのは、レベル5の発令を待たないことです。政府広報オンラインでも「警戒レベル4までに危険な場所から全員避難」が原則とされており、レベル5が出てから動くという考え方は誤りだと明記されています(政府広報オンライン)。

なお、レベル5は必ず発令されるとは限りません。避難のタイミングはレベル4まで、と家族で共有しておきましょう。

まとめ:予報は変わる。だから確認を続け、今日できることから

トリプル台風という言葉は目を引きますが、実際に警戒すべきは動きの遅い台風13号です。2023年台風6号で177時間の停電が起きた事実を踏まえれば、数日間の停電・断水を想定した備えは決して過剰ではありません。

一方で、本記事の内容は2026年8月7日時点の情報にもとづくものです。台風の進路や強さの予報は時間とともに変わります。最新情報は気象庁tenki.jp 台風情報、お住まいの自治体の発表で必ず確認してください。

今日できることは、たとえば次の3つです。どれも数分から数十分で終わります。

  • スマートフォンとモバイルバッテリーをフル充電にする
  • 浴槽に水を張る
  • ベランダのものを室内に入れる

チェックリストのうち1つでも構いません。この記事を閉じたら、まず一つ手を動かしてみてください。その積み重ねが、いざというときの安心につながります。

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