【解決済み】e-Taxにログインできない7つの原因と対処法まとめ
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結論
e-Taxにログインできない原因は、大きく7つに整理できます。まずは下の早見表で、画面に出ているメッセージや症状に近いものを探してください。該当する行の対処セクションへ進めば、多くの場合はその場で解決できます。
切り分けのコツは、「入力の問題」→「カードと機器の問題」→「環境と障害の問題」の順に疑うことです。この順番なら、いきなり再インストールしたり窓口へ出向いたりする手間を避けられます。ここで扱うエラーは確定申告期に限らず、各種届出や納税手続きでも通年で起こりうるものです。

出典: いらすとや
| 症状・エラーメッセージ | 主な原因 | 対処セクション |
|---|---|---|
| 「利用者識別番号または暗証番号に誤りがあります。」 | 暗証番号の入力ミス | 入力ミス・暗証番号エラー |
| 暗証番号を忘れた・何度も間違えてロックされた | 暗証番号/パスワードのロック | 入力ミス・暗証番号エラー |
| 「入力した利用者識別番号は廃止されています。」 | 番号の二重取得・取りやめ届出 | 入力ミス・暗証番号エラー |
| 「マイナンバーカードを認識できませんでした」 | ICカードリーダーの複数接続・読み取り非対応 | マイナンバーカード認証 |
| 「HUBH278E」「想定外エラー」 | 電子証明書の更新日・有効期限当日の送信 | マイナンバーカード認証 |
| 画面が真っ白/「受付システムとの接続に失敗しました。(XXXX)」 | ブラウザ拡張・推奨環境外 | ブラウザ・推奨環境 |
| 誰も入れない・送信が通らない | メンテナンス・システム障害 | それでも解決しないとき |
e-Taxにログインできないときによくある症状
e-Taxのログイン方式には「マイナンバーカード方式」「ID・パスワード方式(利用者識別番号+暗証番号)」「スマホ用電子証明書」の3種類があり、エラーの出方は方式ごとに異なります(国税庁:マイナンバーカード方式について)。まずは自分の症状がどれに当てはまるかを確認しましょう。
「利用者識別番号または暗証番号に誤りがあります」と出る
最も多いのが、この入力ミス系のエラーです。e-Taxの暗証番号は英小文字と数字をそれぞれ1文字以上含む必要があり、!/=+:#,@$-%._ といった記号も使えるため、打ち間違いに気づきにくいのが厄介な点です。国税庁のQ&Aでも、まずは入力値そのものの確認が案内されています。
マイナンバーカードを読み取っても先に進まない
「マイナンバーカードを認識できませんでした」と表示される場合、カード自体ではなく読み取り環境が原因のことが大半です。スマートフォンをICカードリーダー代わりに使う構成では券面情報の読み取りに対応しておらず、PCではリーダーが複数つながっていると、どれを使うか特定できません(国税庁Q&A)。

出典: いらすとや
ログイン画面が真っ白・読み込み中のまま止まる
画面が進まないときは、自分の端末側の問題かe-Tax側の障害かを先に見分けます。ブラウザ拡張機能やセキュリティソフトの干渉、推奨環境から外れたOS・ブラウザが典型的な端末側の原因です。SNSや公式サイトで同じ報告が相次いでいれば、システム障害の可能性が高くなります。
e-Taxで入力ミス・暗証番号エラーが出たときの直し方
パスワード表示機能で入力値を目視確認する
暗証番号は伏せ字で表示されるため、入力値を見えるようにするのが最短です。e-Taxソフトでは「暗証番号の入力値を表示する」にチェックを入れ、e-Taxソフト(WEB版)では入力欄の目のアイコンを押すと表示されます。全角と半角、大文字と小文字、記号の取り違えがないかを1文字ずつ確かめてください。
「利用者識別番号は廃止されています」と出る場合
このエラーの原因は、(1)利用者識別番号を複数回取得して古い番号が自動的に廃止された、(2)電子申告の取りやめ届出書を提出済み、のいずれかです。対処は、マイナポータルにログインし、「外部サイトとの連携」のメニューからe-Taxとの連携をいったん解除し、同じメニューから再連携して新しい利用者識別番号を取得します(国税庁Q&A)。マイナポータル側の画面構成は変わることがあるため、メニュー名や配置は実際に表示されている案内に従ってください。
ロック・失念時の解除方法は2種類ある
「暗証番号」にはe-Tax側の暗証番号とマイナンバーカード側のパスワードの2種類があり、手続きがまったく違います。混同すると無駄足になるので、下表で確認してください。
| 項目 | e-Taxの暗証番号 | マイナンバーカードの署名用パスワード |
|---|---|---|
| ロックの条件 | 忘れた・入力誤りが続く場合 | 5回連続で間違えるとロック |
| 自分で再設定 | メールアドレスと「秘密の質問と答え」を事前登録していれば可能 | 不可(初期化の手続きが必要) |
| 未登録・ロック時 | 所轄税務署へ変更等届出書を提出し、後日通知書が郵送で届く | 発行を受けた市区町村窓口で申請。2025年2月26日以降はJPKI暗証番号リセットアプリで事前予約し、コンビニ等のキオスク端末でも初期化可能 |
出典: e-Tax FAQ(暗証番号を忘れた場合)、国税庁お知らせ(2025-02-26)

出典: いらすとや
郵送や窓口の手続きが必要になるケースでは、即日での解決はできません。具体的な所要日数は税務署や市区町村によって異なるため、変更等届出書を提出する際に窓口で見込み日数を確認しておくと安心です。期限のある手続きを控えているなら、早めに着手しておきましょう。
e-Taxでマイナンバーカード認証エラーが出たときの直し方

出典: いらすとや
ICカードリーダーが複数つながっていないか確認する
PCで読み取れないときは、デバイスマネージャーを開き、使っていないカードリーダーやNFCポートを「デバイスを無効にする」で止めると解消するケースが多いと案内されています。ノートPCの内蔵NFCと外付けリーダーが同時に認識されている構成が典型例です。スマートフォンをリーダー代わりにしている場合は券面情報の読み取りに対応していないため、対応するICカードリーダーを用意するか、別の方式に切り替えます。
「HUBH278E」が出たら証明書の更新日を思い出す
このエラーは、ログイン時と電子署名付与時で異なるマイナンバーカード・スマホ用電子証明書を使ったときに表示されます。市区町村の窓口で電子証明書を更新した「当日」に送信した場合にも発生するため、翌日以降に再送信するか、いったん利用者識別番号とパスワードでログインして証明書を登録し直せば送信できます(国税庁Q&A)。
スマホ用電子証明書で「想定外エラー」が出る場合
マイナンバーカード内の電子証明書の有効期限満了日「当日」にスマホ用電子証明書でログインすると、このエラーになります。当日中は実物のマイナンバーカードでログインし、翌日以降は市区町村で証明書を更新したうえで、スマホ用電子証明書の利用申請をやり直してください(国税庁Q&A)。
e-Taxのブラウザ・推奨環境・セキュリティソフトを見直す

出典: いらすとや
実際に起きたブラウザ拡張機能の干渉
過去には、ブラウザの拡張機能が原因でログイン画面が進まなくなった事例があります。
2024年1月17〜18日、Windows端末のGoogle Chromeでe-Taxソフト(WEB版)のログイン画面が進まない事象が発生しました。原因はセキュリティソフト「マカフィー ウェブアドバイザー」拡張機能との相互作用でした。当時の回避策はMicrosoft Edgeへの切り替え、または拡張機能の一時無効化でした。2024年1月18日にマカフィーがバージョン8.1.0.4680を公開し、ブラウザ再起動による自動更新でこの事例はすでに解消しています(国税庁お知らせ)。
この事例のように、セキュリティソフトの拡張機能がログイン画面の動作に影響することがあります。心当たりがある場合は、ブラウザの拡張機能を1つずつ無効化しながら再読み込みし、どの拡張機能が影響しているかを切り分けてみてください。
推奨環境から外れていないか
2025年10月14日のWindows 10サポート終了に伴い、確定申告書等作成コーナーとe-Taxの推奨環境からWindows 10が除外されました。推奨環境を満たさない端末では正常に動作しないおそれがあります。対応OS・ブラウザは随時見直されるため、具体的なバージョンは国税庁の利用環境ページで最新の内容を確認してください(2026-08-29時点)。
「受付システムとの接続に失敗しました。(XXXX)」の見方
括弧内の数字で原因が変わります。番号を控えてから対処すると早いです。なお「TLS1.2」はブラウザが使う暗号化通信の規格、「ルート証明書」はブラウザやOSがサイトの安全性を確認するために使う電子証明書のことで、どちらも通常はOSやブラウザが自動で管理しています。
| コード | 主な原因 | 対処法の目安 |
|---|---|---|
| 12029 | 暗号化通信(TLS1.2)に未対応の環境 | ブラウザを推奨環境に沿った最新版に更新する |
| 12031 | インターネット接続の不良 | 通信環境を確認し、再接続してから再試行する |
| 12045 | ルート証明書の再インストールが必要 | 下記の出典QAページの手順に沿ってルート証明書を再インストールする |
| 12057 | Internet Explorerの「サーバーの証明書の失効を確認する」設定 | インターネットオプションでこの設定のチェックを外す |
それでもe-Taxにログインできないときの確認先

出典: いらすとや
まずe-Tax側の障害を疑う
2026年2月25日には11時頃から12時15分頃まで、ログインや送信がしづらい事象が発生し、約1時間強で解消しました(国税庁お知らせ)。2026年3月3日にも同様の障害が起き、ITmedia NEWSの報道では発生から約3時間後の時点でも復旧していなかったと伝えられています。なお、3月3日の障害の技術的な原因は公表されていません。
障害時、国税庁はe-Tax公式サイトのお知らせと公式X(@NTA_Japan)で状況を告知します。3月3日には「現在、e-Taxでログインや送信がしづらい事象が発生しています。(中略)復旧までしばらくお待ちください。」と投稿されました。自分の設定を触る前に、まずここを見るのが確実です。
時間帯とログイン方式を変えてみる
e-Taxはメンテナンス時間を除いて24時間利用できますが、時期によって利用可能時間は変わり、通常期にはメンテナンスで使えない時間帯もあります。曜日や時刻は変更されることがあるため、利用可能時間のページで当日の稼働状況を確認してください。カードの読み取りだけがうまくいかない場合は、ID・パスワード方式でのログインに切り替えるのも有効な回避策です。それでも解決しなければ、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクへ、エラーメッセージの文言とコードを控えたうえで問い合わせましょう。
まとめ

出典: いらすとや
e-Taxにログインできない原因は、「入力」「カードと機器」「環境と障害」の3層で切り分ければ、ほとんどが自力で解決できます。特に多いのは暗証番号の記号の打ち間違いと、ICカードリーダーの複数接続です。エラーメッセージの文言やコードをそのまま国税庁のトラブルシューティング一覧で探すのが、遠回りに見えて最短ルートになります。
再発を防ぐには、次の3つが効果的です。(1)メールアドレスと「秘密の質問と答え」を登録し、暗証番号を自分で再設定できる状態にしておく。(2)OSとブラウザを推奨環境に保つ。(3)手続きの直前ではなく、余裕のある時期に一度ログインして動作を確かめておく。次に手続きが必要になる前に、今日ログインだけ試しておきましょう。
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「マイナンバーカードを認識できませんでした」というエラーが繰り返し出る場合、原因がリーダー本体の相性や複数接続にあるケースも少なくありません。動作実績のあるICカードリーダーへの買い替えも選択肢の一つです。
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