日本の硬貨。加熱式たばこの値上げによる家計への影響をイメージ
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加熱式たばこはいつから値上げ?【2026年10月1日】IQOS・Ploom・glo銘柄別新価格と年間負担増を試算

2026年10月1日から、加熱式たばこの主要銘柄がまとめて値上げされます。IQOS・Ploom・gloのどれを使っていても、多くの人は1箱あたり20〜40円の負担増になります。

気になるのは「自分の銘柄はいくらになるのか」「9月のうちに何かしておくべきか」の2点だと思います。この記事では銘柄別の新価格、1年あたりの負担増の試算、9月中にやることを、出典つきで淡々と整理します(情報は2026-08-30時点)。

結論|加熱式たばこは2026年10月1日から値上げ

加熱式たばこは2026年10月1日から値上げされます。値上げ幅は1箱あたり20〜40円で、対象はJT(Ploom)、フィリップ モリス ジャパン(IQOS)、BATジャパン(glo)の主要3社です。

ただし各社で進み具合が違います。JTのPloom用スティック全31銘柄(一律40円高)とBATジャパンのglo用銘柄(20〜40円高)は財務省の価格認可を取得済みと発表されています。一方、IQOSのテリア・センティア・MIIXの価格改定は2026年7月27日に財務大臣へ認可を申請した段階で、2026-08-30時点では認可取得を示す一次情報を確認できていません。IQOSについては「10月1日実施予定」と理解しておくのが正確です。

値上げの背景にあるのは、紙巻きたばことの税負担の差を埋める加熱式たばこの課税方式見直しです。2026年4月と10月の2段階で実施され、10月1日に新しい換算方式が完全適用されます(国税庁)。

やることは1つだけです。自分が吸っている銘柄の新価格を確認し、必要な分だけ計画的に用意する。買いだめを煽る話ではなく、10月以降の家計の見通しを立てるための確認だと考えてください。

日本の硬貨。加熱式たばこの値上げによる家計への影響をイメージ

出典: Japanese Coins.jpg – Wikimedia Commons

ここからは「自分の銘柄はいくらか」「1年でいくら増えるか」「9月中に何をするか」の順に確認していきます。

銘柄別・新価格一覧|あなたの銘柄は対象か

まずは自分の銘柄を表で探してください。3社の主要銘柄は次のとおりです(金額は各社発表の小売定価、消費税込み)。

メーカー 銘柄 現行価格 新価格(2026年10月1日〜) 値上げ幅 進捗
JT(Ploom) エボ 580円 620円 +40円 認可取得と報道
JT(Ploom) メビウス 550円 590円 +40円 認可取得と報道
JT(Ploom) キャメル 530円 570円 +40円 認可取得と報道
PMJ(IQOS) テリア 620円 640円 +20円 認可申請中
PMJ(IQOS) センティア 570円 590円 +20円 認可申請中
PMJ(lil HYBRID) MIIX 560円 590円 +30円 認可申請中
BAT(glo) neo 530円 570円 +40円 認可取得済み
BAT(glo) KENT 520円 550円 +30円 認可取得済み
BAT(glo) LUCKY STRIKE 480円 500円 +20円 認可取得済み
BAT(glo Hilo) virto 580円 600円 +20円 認可取得済み

表にない銘柄を吸っている場合も、同じメーカー・同じシリーズであれば近い値上げ幅(20円・30円・40円のいずれか)になっている可能性が高いです。正確な金額は各社の公式サイトやプレスリリースで確認してください。

JT Ploom|全31銘柄が一律40円高

JTはPloom用たばこスティックのエボ・メビウス・キャメル全31銘柄を、2026年10月1日納品分から一律40円値上げすると発表しています。JTは2026年7月15日に小売定価改定の認可申請を行い、2026年8月5日付で認可を取得したと報じられています

同じ銘柄は2026年4月にも30円値上げされているため、2026年3月時点の価格と比べると合計70円/箱の上昇です。エボは550円→580円→620円という推移になります。

IQOS|テリア・センティアは20円高、MIIXは30円高(申請中)

フィリップ モリス ジャパンは、テリアシリーズ29銘柄を620円→640円、センティアシリーズ21銘柄を570円→590円、lil HYBRID用MIIX4銘柄を560円→590円とする価格改定を、2026年10月1日実施予定として申請しています。

IQOSも2026年4月にテリア・センティアを40円値上げしているため、2026年3月時点と比べると合計60円/箱の上昇になります。認可の可否は財務省の公表一覧や各社リリースで随時更新されるため、購入前に金額を再確認しておくと安心です。

glo|銘柄ごとに20〜40円高、2026年で2回目

BATジャパンは2026年8月18日、glo HYPER用のneo・KENT・LUCKY STRIKEとglo Hilo用virtoを10月1日付で値上げすると発表しました。リリースでは「本改定は、財務省の価格認可を受けてお知らせしています」と明記されています(BATジャパン)。

gloは2026年4月には価格を据え置きましたが、その後2026年5月26日付でLUCKY STRIKE・KENT・neoを20〜30円値上げしたと報じられており、今回で2026年2回目の改定にあたります。5月の値上げ幅は報道ベースの情報のため、金額は参考値として扱ってください。

1年でいくら負担が増える?前提つきの試算

積み上げられた硬貨。1日数十円の値上げでも1年分では負担が積み上がることを表すイメージ

出典: Stacks of Coins.jpg – Wikimedia Commons

値上げ幅だけを見ると数十円ですが、毎日買うものなので年単位では効いてきます。以下は該当銘柄を1日1箱(20本入り)、365日購入し続けた場合を前提にした編集部の試算です。実際の喫煙本数や購入頻度で変わるため、目安として見てください。

値上げ幅 該当銘柄の例 年間の追加負担(目安)
+40円/箱 Ploom全銘柄、glo neo 約14,600円
+30円/箱 IQOS MIIX、glo KENT 約10,950円
+20円/箱 IQOSテリア・センティア、glo LUCKY STRIKE・virto 約7,300円

本数が少ない場合は、上記の金額を目安に本数比で計算してください。たとえば1日10本(半箱)しか吸わない人なら、年間の追加負担もおおよそ半分になります(+40円/箱の銘柄なら約7,300円、+20円/箱の銘柄なら約3,650円が目安)。

さらに、2026年3月時点からの累計で見るとPloomは70円高、IQOSのテリア・センティアは60円高です。同じ前提で計算すると、1年で約25,550円(Ploom)、約21,900円(IQOS)の負担増に相当します。半年で1回のペースで値上げが続いている点は押さえておきたいところです。

今からできること|駆け込み購入は必要か

期限は2026年10月1日、やることは多くありません。次の4ステップだけ押さえておけば十分です。優先度が高いのは1と4で、まずこの2つを済ませれば当面は困りません。2と3は余裕があれば対応してください。

  1. 自分の銘柄の新価格を上の表で確認する。同じメーカーでも値上げ幅が20円と40円で異なります。
  2. 必要な本数だけ計画的に購入する。目安は普段の消費ペースに合わせた分だけです。たとえば1日1箱吸う人なら、1か月分はおよそ30箱が目安になります。長期の買い置きは風味劣化や保管リスクもあるため、必要な期間分にとどめるのが無難です。
  3. 買い置きする場合は保管環境に注意する。高温多湿や直射日光を避けるのが基本です。なお「製造から◯ヶ月で風味が落ちる」といった数値がネット上に出回っていますが、メーカー公式の保存期限情報ではないため鵜呑みにしないでください。
  4. 通販を使うなら、店舗ごとの注文締切を個別に確認する。「9月28日16時まで」といった締切情報が出回っていますが、これは一部のたばこ通販小売店が案内している独自の受注締切で、JT・PMJ・BATジャパンいずれの公式一次情報でも確認できていません。コンビニや店舗によって扱いは異なります。

なお、買いだめた製品の転売は、フリマアプリ等の規約で禁止されている場合があるほか、たばこ事業法など関連法令に抵触する可能性があります。あくまで自分が使う分の購入にとどめてください。

なぜ値上げが続くのか|加熱式たばこの課税方式見直し

今回の値上げの制度的な根拠は、加熱式たばこの課税方式の適正化です。紙巻きたばこと比べて税負担が軽い状態を解消するもので、令和8年(2026年)4月1日と10月1日の2段階で実施され、10月1日に新しい換算方式が10割適用されます。

新しい換算ルールでは、紙その他で巻いたスティックは0.35gを紙巻きたばこ1本、それ以外は0.2gを紙巻きたばこ1本として計算します(国税庁)。2026年4月と10月に各社の値上げが集中しているのは、この2段階のスケジュールに合わせているためです。

2027年以降も値上げが続く見込み|たばこ税の引き上げ予定

さらに、防衛財源の確保を目的としたたばこ税全体の引き上げも予定されています。財務省のたばこ税等に関する資料によると、令和9年(2027年)4月・令和10年(2028年)4月・令和11年(2029年)4月に1本あたり0.5円ずつ、3段階で引き上げられる見込みです。

合計すると1本あたり1.5円、20本入り1箱に換算すると約30円の上乗せに相当します。これは税制改正大綱に基づく予定であり、各年度の実施は法改正や政省令の確定を待つ必要があります。とはいえ「2026年10月で打ち止め」ではないという前提で家計を見ておくのが現実的です。

まとめ

2026年10月1日から、Ploomは全銘柄が40円高、gloは20〜40円高になります。IQOS(申請中で未確定)は20〜30円高の見込みです。1日1箱の人なら、この改定だけで年7,300円〜14,600円ほどの負担増になる計算です。

今日確認すべきことは1つです。上の表で自分が吸っている銘柄の新価格を確認し、9月中に必要な分だけ用意しておく。それだけで10月からの支出は予定どおりに収まります。

価格・実施日は各社の公式発表で更新される可能性があります。購入前にJTフィリップ モリス ジャパンBATジャパンの各リリースで最新情報を確認してください。

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