黒田官兵衛はなぜ天下を狙わなかったのか|史実を整理する
黒田官兵衛は関ヶ原の隙に天下を狙ったのか。石垣原の戦いなど九州での実際の行動、『常山紀談』など江戸期の逸話の出どころ、研究者による再評価を、史料の確度ごとに分けて整理します。

黒田官兵衛は関ヶ原の隙に天下を狙ったのか。石垣原の戦いなど九州での実際の行動、『常山紀談』など江戸期の逸話の出どころ、研究者による再評価を、史料の確度ごとに分けて整理します。
関ヶ原で西軍につき改易された立花宗茂は、なぜ大名に返り咲き旧領柳川へ戻れたのか。本多忠勝の仲介から棚倉1万石、柳川10万9200石への復帰までを年表で整理し、有名な逸話が史実か後世の創作かも出典の性格から見分けます。
大谷吉継はなぜ石田三成に味方し関ヶ原で散ったのか。奉行としての関係、佐和山での説得、動機をめぐる研究者の見方を史料で整理し、「膿の茶」逸話が後世の創作とされる経緯や最期の諸説も確度つきで解説します。
関ヶ原で西軍総大将だった毛利輝元は、なぜ大坂城から動かなかったのか。吉川広家の内応と本領安堵の密約、「消極的な総大将」像を見直す研究、防長減封の石高の変遷まで史料に沿って整理します。