ゆうパック値上げはいつから?【2026年10月1日実施】ゆうパケット・クリックポストも改定、サイズ別にいくら上がるか試算
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結論|ゆうパックの値上げは2026年10月1日から。9月30日までの差し出しなら現行運賃
日本郵便は2026年7月3日、ゆうパック・ゆうパケット・クリックポストの運賃などを改定すると発表しました。実施日は2026年10月1日(木)です。「ゆうパックの料金改定はいつから」という疑問への答えは、この1日に集約されます。
改定の中身を先に3行でまとめます。
- ゆうパック: 基本運賃が全国平均で約10%上昇。サイズ・送り先により改定率は2%〜約40%と幅がある
- ゆうパケット: 厚さ1cm・2cm・3cmの3区分を廃止し、厚さにかかわらず一律360円へ
- クリックポスト: 185円から240円へ(+55円)。同時にサイズ・重量の上限が緩和される
読者側の対応も1点に絞れます。2026年9月中に送りたい荷物があるなら、9月30日までに差し出し(クリックポストは運賃の支払い手続き)を済ませることです。詳細は日本郵便の公式プレスリリースで公表されています。
自分は対象か|30秒でわかるチェックリスト
今回の改定は、荷物を送る機会がある人にほぼ例外なく関係します。まず自分がどれに当たるかを確認してください。
| あなたの状況 | 影響 |
|---|---|
| ゆうパックで荷物を送る予定がある(フリマ発送・帰省荷物・引っ越し荷物など) | 対象。サイズが大きく距離が長いほど上げ幅が大きい |
| ゆうパケットで厚さ1cm以内の薄い荷物を送っている | 対象。1回あたり+110円と、今回もっとも上げ幅の比率が大きい層 |
| ゆうパケットで厚さ3cm(360円)を使っている | 金額の変更なし |
| クリックポストで本・CD・薄手の衣類を送っている | 対象。1回あたり+55円 |
| クリックポストを郵便局の窓口で差し出している | 対象。窓口差し出しは廃止され、ポスト投函に一本化される |
| サイズオーバーでクリックポストを使えなかった荷物がある | 上限緩和で「使えるようになる」側。値上げ後もむしろ得になる場合がある |
最後の行は見落とされがちです。クリックポストのサイズ変更は上限の拡大であり、これまでゆうパックやレターパックに回していた荷物が240円で送れるようになるケースがあります。
なお、メルカリで発送する際に使う「ゆうゆうメルカリ便」(日本郵便との提携による匿名配送サービス)や「らくらくメルカリ便」(ヤマト運輸との提携による匿名配送サービス)は、メルカリと配送事業者の個別契約に基づく定額料金です。本記事で扱っているのは日本郵便の窓口・郵便ポスト差し出しの通常運賃の改定であり、これらのメルカリ便にそのまま反映されるとは限りません。送料の変更有無は、発送前にメルカリアプリ内のお知らせで別途確認してください。
ゆうパックはいくら上がるか|サイズ・エリア別の新旧料金表
全国平均は約10%ですが、実際の上げ幅は送り先とサイズで大きく違います。日本郵便が公開している2026年10月1日からの新運賃表と現行運賃表を突き合わせた代表例が次の表です。
| 区間 | サイズ | 現行 | 2026年10月1日〜 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 同一都道府県内(県内) | 60 | 820円 | 840円 | +20円(+2.4%) |
| 同一都道府県内(県内) | 120 | 1,770円 | 1,810円 | +40円 |
| 同一都道府県内(県内) | 170 | 3,000円 | 3,060円 | +60円 |
| 関東→近畿 | 140 | 2,300円 | 2,760円 | +460円(+20.0%) |
| 関東→近畿 | 170 | 3,750円 | 4,500円 | +750円(+20.0%) |
| 関東→北海道 | 170 | 4,140円 | 4,970円 | +830円(+20.0%) |
| 北海道→沖縄 | 170 | 5,090円 | 7,130円 | +2,040円(+40.1%) |
傾向ははっきりしています。近距離・小サイズは数%にとどまる一方、140サイズ以上で中長距離になると約20%、最遠区間の大型では約40%まで上がります。大きい荷物を遠くへ送る人ほど、9月中の前倒しを検討する価値があります。

なお上記は基本運賃の目安で、着払い・代引き・保険金額の設定などのオプションを付ければ実際の請求額は変わります。自分の区間の正確な金額は国内の料金・運賃一覧で確認してください。
「県内料金の新設」という説明は正確ではない
一部の解説記事は「同一都道府県内の県内料金が新設される」と書いていますが、これは正確ではありません。日本郵便が公表した2023年10月1日改定時の運賃表を確認すると、その時点ですでに全国一律の「県内」区分(60サイズ820円など)が存在しています。2026年10月の改定は新設ではなく、既存の県内区分の金額が約2%改定されるものです。
重量ゆうパック・空港ゆうパックの扱い
重量ゆうパック(規定の重量・サイズを超える荷物向けのオプションサービス)は改定後の基本運賃に620円、空港ゆうパック(空港からの手荷物などを送るための配送サービス)は880円を加算する形になります。あわせて、ゴルフ・スキー・空港ゆうパックには「荷物1個あたり30kg以下」という引受条件が新たに加わります。
改定の理由について、日本郵便は次のように説明しています。
諸物価や人件費の上昇に伴うコストの増加は、日本郵便の経営にも大きな影響を与えております。(中略)将来にわたって安定的かつ高品質の物流サービスを展開するため、今回、ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などを改定することとしたものです。(日本郵便株式会社 プレスリリース、2026年7月3日)
ゆうパケットは一律360円へ|クリックポストは240円だがサイズは緩和
ゆうパケットは厚さによる3段階の料金体系をやめ、一律360円に統一されます。薄い荷物を送っていた人ほど負担増が大きく、逆に3cmいっぱいまで使っていた人は据え置きです。
| 厚さ | 現行 | 2026年10月1日〜 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1cm以内 | 250円 | 360円 | +110円 |
| 2cm以内 | 310円 | 360円 | +50円 |
| 3cm以内 | 360円 | 360円 | 変更なし |
クリックポストは運賃が上がる一方で、送れる荷物の範囲が広がります。値上げと条件緩和が同時に来るため、単純な損得では判断できません。
| 項目 | 現行 | 2026年10月1日〜 |
|---|---|---|
| 運賃(税込) | 185円 | 240円 |
| サイズ上限 | 長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm | 3辺合計60cm・長辺34cm・郵便差出箱に投函可能なもの |
| 重量上限 | 1kgまで | 2kgまで |
| 差出方法 | 郵便局窓口/郵便ポスト | 郵便差出箱(ポスト)への投函のみ |
注目すべきは厚さ3cmの制限が外れる点です。3辺合計60cm以内かつポストに投函できれば通るため、厚みのある衣類や小物をゆうパケット360円で送っていた人は、クリックポスト240円のほうが安くなる可能性があります。一方で窓口差し出しができなくなるため、ポストに入らない形状は選択肢から外れます。
9月中にやるべき手続きの手順
やることは4つだけです。上から順に片づければ十分です。

手順1: ゆうパック・ゆうパケットは9月30日までに差し出す
ゆうパック・ゆうパケットは、差し出し(引受)時点の運賃が適用されると一般に理解されていますが、この経過措置を明記した文言はプレスリリース本文では確認できていません。確実を期すなら、9月30日までに郵便局・コンビニ・ポストで発送を完了させておくのが安全です。大口の発送や日付ぎりぎりの発送を予定している場合は、最寄りの郵便局か日本郵便お客様サービス相談センター(0120-23-28-86)で扱いを確認してください。
手順2: クリックポストは9月30日までに「決済」を済ませる
クリックポストは差し出し日ではなく、運賃の支払い手続きが完了した日で運賃が決まるとされています。2026年9月30日までに決済を終えたラベルであれば、10月に入ってからの発送でも185円が適用される見込みです。ただしラベルには有効期限があるため、無期限に前倒しできるわけではありません。有効期限の日数はクリックポスト公式サイトのFAQで最新の案内を確認してください。
手順3: 梱包資材のまとめ買いも9月中に
ゆうパックの箱・袋も同時に値上げされます。よく使うサイズがあるなら、9月中に買い置きしておくと差額を抑えられます。
| 包装用品 | 現行 | 2026年10月1日〜 |
|---|---|---|
| ゆうパック・箱(60サイズ) | 100円 | 110円 |
| ゆうパック・箱(80サイズ) | 140円 | 160円 |
| ゆうパック・箱(100サイズ) | 220円 | 250円 |
| ゆうパック・箱(120サイズ) | 380円 | 420円 |
| ゆうパック・袋(大) | 230円 | 260円 |
| 酒箱・一升瓶2本用 | 370円 | 410円 |
手順4: フリマ・ネットショップの送料設定を見直す
送料込みで出品している人は、10月以降の利益がそのまま目減りします。出品価格に転嫁するか、発送方法をクリックポストなど安い手段に切り替えるかを、9月のうちに決めておくと迷いません。なお日本郵便は郵便局アプリの「ゆうパックスマホ割」(郵便局アプリで事前決済するとゆうパック運賃が割引になる仕組み)について期間限定の割引拡大キャンペーンも案内しているため、割引額や対象期間はアプリ側の告知で確認してください。
期限とスケジュール|いつまでに何をするか
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年7月3日 | 日本郵便が運賃改定を発表 |
| 2026年9月30日(水) | ゆうパック・ゆうパケットを現行運賃で差し出せる最終日の目安。クリックポストは185円で決済できる最終日の目安 |
| 2026年10月1日(木) | 新運賃・新サイズ条件の実施日。クリックポストの窓口差し出し廃止もこの日から |
ゆうパック・ゆうパケットは「差し出した日」、クリックポストは「決済した日」で基準が違う点だけ、混同しないようにしてください。
やらなかった場合どうなるか
何もしなくても、罰則や手続き漏れのペナルティはありません。2026年10月1日以降に発送する荷物へ新しい運賃が適用されるだけです。慌てて不要な発送をする必要はありません。
実務上の注意は1点だけです。フリマやネットショップで送料込みの出品を続けている場合、10月以降は気づかないうちに利益が削られます。出品ページの送料設定と発送方法の選択を、10月に入る前に一度見直しておくと安全です。
まとめ|今日やること
2026年10月1日から、ゆうパックは全国平均で約10%、ゆうパケットは一律360円、クリックポストは240円へ改定されます。県内の小サイズなら数十円の差ですが、大型を遠くへ送る場合は千円単位で変わります。
今日やることは1つに絞れます。9月中に送る予定の荷物があるなら、9月30日までに差し出しを済ませる。クリックポストの場合は同じ日までにラベルの決済を終える。それだけです。
料金や条件は改定日までに補足が出る可能性があります。本記事の内容は2026年9月3日時点の公表情報に基づくものです。実際に発送する前に、日本郵便の公式サイトまたはお客様サービス相談センター(0120-23-28-86)で最新の運賃を確認してください。
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