スマートフォンの操作中にエラーに直面するイメージ
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【解決済み】国民年金の免除・納付猶予申請で「システムエラーが発生しました」と出る原因と対処法3選|PDFをJPGに変換して再申請

結論|「受付エラー」「システムエラー」が出る原因とすぐできる対処法

マイナポータルから国民年金の保険料免除・納付猶予を電子申請したときに出る「受付エラー」や「システムエラーが発生しました。管理者にお問い合わせください。」は、多くの場合あなたの操作ミスではありません。原因の大半は、申請に添付したPDFファイルがマイナポータル受付システムの「ファイルチェック」を通らないことにあります。

これはマイナポータルのよくある質問(公式FAQ)に掲載されている既知の事象で、対処法も公式に示されています。結論から言うと、添付したPDFをスクリーンショットやカメラ撮影でJPG形式に変えるか、PDFを新しく作り直したうえで、もう一度申請し直すのが最短ルートです。何度送信し直しても同じエラーが出ていた人でも、この一手で通るケースがあります。

ブラウザの再起動やキャッシュ削除を繰り返しても解決しないのは、原因が端末側ではなく添付ファイル側にあるためです。まずは落ち着いて、下の症状チェックから順に確認していきましょう。

スマートフォンの操作中にエラーに直面するイメージ

出典: Pixabay

症状の確認|こんな画面が出ていませんか

まずは自分の症状が「既知のエラー」に当てはまるかを確認しましょう。ここが一致していれば、このあとの対処法もそのまま当てはまります。公式FAQが挙げているのは、次の2パターンです。どちらも国民年金に関する申請でPDFファイルを添付した場合に起きる事象として説明されています(マイナポータル よくある質問、2026-09-10時点)。

  • マイナポータルの「やること」タブに 「受付エラー」 と表示される
  • 該当の申請の詳細画面を開くと 「システムエラーが発生しました。管理者にお問い合わせください。」 と表示される

「管理者にお問い合わせください」と書かれていると自分が何かを間違えたように感じますが、この文言はシステム側の定型メッセージです。申請そのものが受理されずに止まっている状態なので、内容を直して出し直せば問題ありません。

エラーが出やすいタイミング

とくに起きやすいのが、失業による特例免除の申請です。この申請では、雇用保険の被保険者だった人は離職票など「失業した事実が確認できる書類」の画像を添付する必要があります(日本年金機構・国民年金保険料免除・納付猶予申請書の案内)。

公式FAQは、マイナポータルの「雇用保険」ページから電子交付された離職証明書・離職票等のPDFを国民年金の手続きでアップロードした際にエラーが発生しやすい、と明記しています。つまり「マイナポータル内で受け取ったPDFを、マイナポータル内の別手続きに添付したら弾かれる」という、利用者からは予測しづらい組み合わせが引き金になっています。

原因を整理する|なぜ「システムエラー」が起きるのか

原因は大きく3つに分けられます。自分のケースがどれに当たるかで、打つ手が変わります。

主因1: 添付PDFのファイルチェックエラー

最も多いのがこれです。マイナポータルの受付システムには添付ファイルの「ファイルチェック」があり、ここを通過できないと受付エラーになります。前述のとおり、雇用保険ページ経由で電子交付されたPDFが原因になりやすいと公式に案内されています。

なお、PDFのどの要素(作成ソフト・バージョン・セキュリティ設定など)が引っかかっているかまでは公表されていません。そのため、自分でスキャンして作ったPDFでも同種のエラーが起きる可能性は否定できません。原因が特定できなくても、次の手順で対処できます。

主因2: マイナポータル側の一時的な障害・混雑

過去には、システム側の不具合が原因で電子申請ができなくなった例もあります。2024年2月には国民年金の免除申請等の電子申請・照会に障害が生じ、日本年金機構は「しばらく時間をおいてから再度実施」するよう案内しました(お知らせ(2024年2月))。2025年4月にも、マイナポータルの「お知らせ」から学生納付特例の電子申請ができない不具合が発生しています(お知らせ(2025年4月))。

いずれも過去の事例で、現在も継続しているという意味ではありません。ただ「自分だけの問題ではないことがある」と知っておくだけでも、無駄な操作の繰り返しを避けられます。年度初めなど申請が集中する時期は混雑しやすいとも言われています。見分け方の目安として、添付ファイルなしの申請でも同じエラーが出るなら、この障害・混雑が疑われます。逆に添付ファイルがあるときだけエラーになるなら、主因1のファイルチェックを疑ってください。

主因3: ファイル形式・容量が条件に合っていない

国民年金の電子申請で使える添付ファイル形式は、PDF(.pdf)とJPEG(.jpg)です(日本年金機構FAQ)。PNGやHEIC、スマホで撮った写真の独自形式のままだと弾かれます。iPhoneで撮影した画像は保存形式がJPEGになっているか確認してください。

また、解像度の高い写真をそのまま添付するとファイルサイズが大きくなりすぎることがあります。上限値は手続きによって異なるため、サイズが大きいファイルは縮小・圧縮してから添付するのが無難です。

解決手順|症状別の対処法(優先度順)

タイトルの「対処法3選」に当たるのが手順1〜3で、上から順に試すのが効率的です。手順1と手順2は公式FAQが案内している正攻法です。手順4は、そもそもエラーの原因を申請に持ち込まないための確認ポイントとして併せて紹介します。

優先度 対処法 効きやすいケース 目安の手間
1 添付PDFをJPGに変換して再添付 添付ありの申請でエラーが出る 5分
2 PDFを新しく作り直して再添付 JPGで画質が落ちて読めない場合 10分
3 時間をおいて再申請 添付なしでもエラーになる 数時間〜1日
4 添付書類の要否を確認 過去に同じ理由で申請済み 5分

手順1: PDFをスクリーンショット・撮影してJPGにする

公式FAQは「添付のPDFファイルをスクリーンショットや、カメラ等によるJPG形式のファイルに変更していただくか、新たにPDFファイルを作成いただいた上で、再度、申請の手続きをお試しください」と案内しています。最も再現性が高い方法です。

やり方はシンプルで、PDFを画面に表示してスクリーンショットを撮り、その画像を添付し直すだけです。実際にこの方法で申請が通ったという報告もSNS上に見られます。ただし、書類の文字が読み取れる大きさで撮れているかは必ず確認してください。複数ページの書類なら、ページごとに1枚ずつ用意します。

手順2: PDFを作り直して再添付する

JPGだと文字がつぶれてしまう場合は、スキャンアプリなどで書類を撮影し、新しくPDFを生成し直します。ポイントは「もらったPDFをそのまま使い回さない」ことです。生成し直すことでファイルの中身が作り変わり、チェックを通過することがあります。

手順3: 時間をおいて再度申請する

添付ファイルなしの申請でもエラーになる場合は、システム側の混雑や一時的な障害が疑われます。数時間から1日ほど空けて、アクセスが集中しにくい時間帯に試してみてください。連続で送信を繰り返しても状況は変わりません。

手順4: 添付書類が本当に必要か確認する

失業による特例免除でも、過去に同じ理由ですでに申請している場合は、失業の事実を確認できる書類の添付が不要になるケースがあります。添付が不要なら、そもそもエラーの原因を持ち込まずに済みます。自分の申請区分で何が必要かは、日本年金機構の申請書案内ページで確認できます。

なお、ブラウザの変更・キャッシュ削除・端末の再起動は、原因がファイル側にある以上ほとんど効果がありません。時間を使う前に、まず添付ファイルを疑ってください。

それでも解決しないときの3つの代替ルート

免除の申請が遅れると未納期間が生じるおそれがあるため、電子申請にこだわりすぎないことも大切です。

1. 障害情報が出ていないか確認する

日本年金機構の「お知らせ」ページでは、過去にも電子申請の障害が告知されてきました。大規模な障害中なら、復旧を待つのが最も確実です。

2. 郵送・窓口申請に切り替える

免除・納付猶予は、申請書をダウンロードして住所地の市区町村役場の国民年金担当窓口や年金事務所に提出、または郵送でも申請できます(国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度)。郵送でマイナンバーを記載する場合は、本人確認書類の写しの添付が必要です。エラーで時間を溶かすくらいなら、紙に切り替えるほうが早いこともあります。

申請書類を紙で準備するイメージ

出典: Pixabay

3. 電話で問い合わせる

問い合わせ先 電話番号 受付時間
ねんきん加入者ダイヤル 0570-003-004(東京の方等は03-6630-2525) 月〜金 8:30-19:00/第2土 9:30-16:00
マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178 平日 9:30-20:00/土日祝 9:30-17:30

年金制度や申請内容についてはねんきん加入者ダイヤルへ、マイナポータルの動作そのものについてはマイナンバー総合フリーダイヤルへ問い合わせるのが基本です(電話番号・受付時間は2026-09-10時点。最新情報は各公式サイトで確認してください)。電話の前に基礎年金番号または照会番号を手元に用意しておくと、話が早く進みます。基礎年金番号は年金手帳や「ねんきん定期便」に記載されている番号、照会番号はマイナポータルの申請詳細画面に表示される番号です。手元にない場合は、わかる範囲で問い合わせても対応してもらえます。

免除・納付猶予が承認されるとどうなるか

申請を出せたあとの見通しも押さえておきましょう。審査結果は申請受付からおおむね2〜3か月後にハガキ等で通知されるとされていますが、これは目安であり、公式に標準処理期間として示されているものではありません。審査中に納付書や催告文書が届くこともありますが、行き違いのケースが多いとされています。

承認後の主なポイントは次の3点です(日本年金機構)。

  • 年金額への影響: 全額免除が承認された場合、その期間について将来受け取る老齢基礎年金額は、保険料を全額納付した場合の2分の1になります
  • 一部免除の注意点: 一部免除の場合は、減額された保険料を期限内に納めないと「未納」扱いになります
  • 全額免除の所得基準: 「(扶養親族等の数+1)×35万円+32万円」以下とされています

学生の方や生活保護を受給している方は、免除・納付猶予ではなく学生納付特例など別の制度が対象になります。自分がどの制度に該当するかを先に確認しておくと、申請のやり直しを防げます。

再発防止のポイント

同じエラーで足止めされないために、次回からは次の3点を意識してください。

  1. 添付書類は最初からJPGで用意する — 撮影またはスクリーンショットで作り、文字が読めるか確認する
  2. 電子交付されたPDFをそのまま使い回さない — 一度作り直すか画像化してから添付する
  3. 問い合わせ先と紙の申請ルートを控えておく — 復旧待ちで期限を逃さないための保険にする

まとめ

国民年金の免除・納付猶予の電子申請で出る「システムエラーが発生しました」「受付エラー」は、添付PDFがファイルチェックを通らないことが主な原因です。公式FAQが案内するとおり、PDFをJPGに変換するか、PDFを作り直して再申請するのが第一手です。

まずは手元の添付ファイルを開いて、スクリーンショットを1枚撮るところから始めてみてください。それでも通らない場合は、無理にオンラインで粘らず、郵送・窓口申請やねんきん加入者ダイヤルへの相談に切り替えるほうが確実です。制度の詳細や最新の申請方法は、日本年金機構の公式ページで必ず確認してください(本記事の情報は2026-09-10時点のものです)。

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