NHK受信契約を解約する手順|テレビ処分の証明書類・電話連絡・解約届提出までの5ステップと引っ越し時の注意点
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【結論】NHK受信契約を解約できるのは「受信機をすべて手放す」か「世帯が変わる」ときだけ
NHKの受信契約は「もう見ないから」という理由だけでは解約できません。NHK受信料の窓口「受信契約の解約」によると、解約が認められるのは次の3つのケースのいずれかに当てはまるときです。まずは自分がどれに該当するかを確認してください(2026-09-14時点の情報)。
| 解約できるケース | 具体例 | 手続きの方法 |
|---|---|---|
| 契約している住居に誰も住まなくなる | 世帯同居、海外への転居 | インターネットで申し込み可(世帯同居のみ) |
| 対象の受信機がすべてなくなる | テレビの廃棄・故障・譲渡・売却 | 電話のみ(Web完結できない) |
| 配信の視聴を継続しなくなる | アプリ・ブラウザでの視聴をやめる | 電話のみ(Web完結できない) |
ここで多くの人がつまずくのが手続きの窓口です。インターネットから申し込めるのは「世帯同居」による解約だけで、テレビを処分した場合や配信を見なくなった場合はNHKふれあいセンター(営業)への電話連絡が必要になります。海外への転居も表の1行目「住居に誰も住まなくなる」ケースに含まれますが、Web申し込みができるのは世帯同居のみのため、海外転居の場合も同じくNHKふれあいセンター(営業)0120-222000への電話連絡が必要です。渡航準備で慌ただしい時期ですが、出国前に済ませておくと安心です。
もう一つの誤解が「引っ越せば自動的に解約される」というもの。引っ越しは原則として解約ではなく、住所変更または転居先での新規契約の手続きになります。手続きを忘れると旧居の契約が生きたままになり、受信料が二重に引き落とされることもあります。
解約手続きを始める前に準備するもの【必要書類チェックリスト】
電話をかける前の準備で、手続きがスムーズに進むかどうかが決まります。準備不足のまま連絡すると、その場では解約届を送ってもらえず二度手間になります。
家にある「受信機」を1台残らず確認する
受信契約の対象になるのはテレビだけではありません。ワンセグ対応のスマートフォン(地上波テレビが映るチューナーを内蔵したスマホ)、チューナー内蔵のレコーダー、テレビが映るカーナビなども対象に含まれます。テレビ処分とNHK解約の手続きガイドでも指摘されているとおり、こうした機器が1台でも残っていれば「受信機がすべてなくなった」という解約要件を満たしません。
処分・譲渡を証明する書類をそろえる
解約届を提出する際は、受信機を手放したことを示す証明書類のコピーを添えるのが原則です。証明書類がなくても解約届自体は提出できますが、電話や書類確認の段階で手放した事実の証明を求められ、手続きが進みにくくなるため、できる限り手元にそろえておきましょう。手放し方ごとの証明書類の目安は次のとおりです。
| 受信機の手放し方 | 証明書類の目安 |
|---|---|
| 家電リサイクルで廃棄した | 家電リサイクル券の排出者控え |
| 知人・家族へ譲渡した | 譲渡先の氏名・住所などの情報 |
| フリマアプリ・オークションで売却した | 取引完了画面のスクリーンショット |
| 故障して使えなくなった | 故障の状況がわかる書類・説明 |
テレビの廃棄は家電リサイクル法の対象で、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。金額はおおむね1,320円〜2,970円程度が目安とされていますが、品目やサイズ、依頼する事業者によって変わるため、2026-09-14時点の参考値として考えてください。支払い時に受け取る家電リサイクル券の排出者控えは、解約の証明書類としてそのまま使えます。
なお、テレビを手放すと、停電や災害時にテレビから得ていた情報源が1つ減ることになります。手回しやソーラー充電に対応した防災ラジオを1台用意しておくと、非常時の情報収集の備えになります。

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契約者情報(お客様番号・支払い方法)を手元に用意する
電話では契約者名・住所に加えて、お客様番号や支払い方法を確認されます。口座振替やクレジットカード払いの場合は返金先の情報も必要になるため、振込用紙や領収書、通帳を手元に置いてから連絡しましょう。
NHK受信契約を解約する手順【5ステップ】

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ステップ1 受信機の処分・譲渡を先に済ませる
最初のステップは電話ではなく、受信機を実際に手放すことです。「これから捨てる予定」「来週リサイクルに出す」という段階で連絡しても、解約届を送ってもらえないことが多いと報告されています。廃棄・譲渡・売却を完了し、証明書類が手元にある状態にしてから次に進みましょう。
ステップ2 NHKふれあいセンター(営業)へ電話する
解約の申し出は電話で行います。窓口はNHK公式の電話番号案内に掲載されているNHKふれあいセンター(営業)0120-222000で、受付時間は午前9時〜午後6時、土日祝日も受け付けています(2026-09-14時点)。
ステップ3 解約理由と受信機の状況を伝える
オペレーターには、いつ・どの機器を・どのように手放したかを具体的に伝えます。ワンセグ対応スマホやカーナビを含めて受信機が残っていないことも確認されます。内容に問題がなければ、「放送受信契約解約届」が郵送されます。
ステップ4 解約届に記入し、証明書類のコピーを添えて返送する
届いた解約届に必要事項を記入し、家電リサイクル券の排出者控えなど証明書類のコピーを同封して返送します。書類のコピーは返送前に自分用の控えとして撮影しておくと、後日の問い合わせに備えられます。
ステップ5 NHKが受理すれば解約完了、払い過ぎた受信料は返金される
NHK側で書類が確認され解約が受理されると、手続きは完了です。受理された月以降に払い過ぎていた受信料がある場合は返金されます。しばらくは引き落としの有無を確認し、解約後も請求が続くようなら再度窓口へ連絡してください。
引っ越し・単身赴任では手続きが変わる【ケース別早見表】

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引っ越しに伴う手続きは、NHK公式「引っ越しのお手続き」で3つのパターンに整理されています。自分がどれに当たるかで、必要な手続きがまったく変わります。
| 引っ越しのパターン | 必要な手続き | 申し込み方法 |
|---|---|---|
| 世帯全員がそのまま転居する | 住所変更 | Webで申し込み可 |
| 単身赴任・進学などで新しい世帯を持つ | 転居先で新規契約 | Webで申し込み可 |
| 単身赴任の解消・結婚で世帯がひとつになる | 世帯同居による解約 | 電話での手続きが必要 |
世帯全員でそのまま引っ越す場合は「住所変更」
家族全員が同じ世帯のまま新居へ移るケースでは、契約は継続したまま住所変更の手続きを行います。Webから申し込めるため、引っ越しの前後どちらでも早めに済ませておくと請求の行き違いを防げます。
単身赴任・進学で新しい世帯を持つ場合は「新規契約」

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単身赴任や進学で元の世帯から独立する場合、赴任先での手続きは「解約」ではなく「新規契約」です。赴任先にテレビなどの受信機を設置すれば、そこで新たに受信契約が必要になります。一定の要件を満たすと複数契約の一方が割引になる家族割引の対象になりうるとされているため、適用条件や割引内容はNHK公式サイトで最新情報を確認してください。
単身赴任の解消・結婚で世帯がひとつになる場合は「世帯同居」
別々だった世帯がひとつになるときは、どちらか一方の受信契約を「世帯同居」として解約します。3つのパターンのうち、この世帯同居だけがインターネットからも申し込める解約手続きです。
「テレビを手放したのに解約できない」よくある失敗と対処法
失敗1 テレビ以外の受信機が家に残っている
テレビを処分しても、ワンセグ対応スマートフォンやチューナー内蔵レコーダー、テレビが映るカーナビが残っていれば解約要件を満たしません。対処法は、対象機器をすべて洗い出し、手放したうえで改めて連絡することです。
失敗2 「廃棄予定」の段階で電話してしまった
処分前に連絡すると、受信機がまだある状態と判断され手続きが進みません。焦って先に電話せず、リサイクル券の控えや売却完了画面など証明が手元にそろってから連絡するのが結果的に近道です。
失敗3 引っ越し後の手続き漏れで受信料が二重に引き落とされる
住所変更や新規契約の手続きをしないままだと、旧居と新居の両方で契約が生き続け、口座振替やクレジットカード払いで二重に引き落とされることがあると引越しラインナビでも注意喚起されています。引き落とし明細を確認し、心当たりがあれば住所変更の窓口0120-151515へ連絡しましょう。
失敗4 証明書類が手元にない
前述のとおり証明書類は原則として必要ですが、手元になくても解約届の提出自体は可能です。ただし電話や書類確認の段階で手放したことの証明を求められ、手続きが進みにくくなります。リサイクル券を紛失した場合は、回収を依頼した事業者や自治体に控えの再発行や回収記録の照会ができないか相談してみてください。
NHK ONE(配信サービス)を利用している場合の注意点
2025年10月に始まった配信サービス「NHK ONE」も、解約を考えるときに整理しておきたいポイントです。スマートフォンやパソコンを持っているだけで契約義務が発生するわけではなく、アプリのダウンロードやID登録を行い利用契約の手続きをした場合に契約義務が生じるとされています。
解約の際に端末の処分を求められることはありません。PHILE WEBが伝えた案内でも「解約にあたり、スマホやパソコンの廃棄などを求めることはありません」と説明されています。ITmediaによると、配信の視聴を終了したこと、同じ世帯の誰も今後配信を受信しないこと、テレビなどの受信機がないことをNHK側が確認する運用です。
制度そのものが新しく、要件の細部は今後変更される可能性があります。配信サービスを契約している人は、テレビの処分とあわせてNHK公式の案内ページで最新の取り扱いを確認しておくと安心です。
問い合わせ窓口一覧と、虚偽の申告をしてはいけない理由

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用件によって電話番号が異なります。かけ間違えると待ち時間が無駄になるため、手続き内容に合わせて確認してください(2026-09-14時点)。
| 用件 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 解約(受信機の廃棄・譲渡、世帯同居など) | 0120-222000(NHKふれあいセンター・営業) | 午前9時〜午後6時(土日祝日も受付) |
| 住所変更・支払い方法の変更 | 0120-151515 | 午前9時〜午後6時(土日祝日も受付) |
体験談としてネット上には「事実と違う説明をすれば証明書なしでも解約できた」という情報も見られます。しかし、NHKとの契約内容を定めた放送受信規約には、虚偽の申し出による解約を無効として扱える旨の規定があるとされています。後から事実と異なることが判明すれば契約が有効なものとして扱われ、支払い義務が続くおそれがあります。正確な状況を伝えるのが、結果的にもっとも確実で早い方法です。
まとめ|まずは自分のケースを判定してから電話する
NHK受信契約の解約は、受信機をすべて手放したか、住居に誰も住まなくなったかで可否が決まります。手を付ける前に、次の3点だけ確認してください。
- テレビ以外の受信機(ワンセグスマホ・レコーダー・カーナビなど)が残っていないか
- 廃棄・譲渡・売却が「予定」ではなく完了しているか、証明書類が手元にあるか
- 自分のケースは解約か、住所変更か、転居先での新規契約か
該当するケースがはっきりしたら、解約はNHKふれあいセンター(営業)0120-222000、住所変更や支払い方法の変更は0120-151515へ連絡します(いずれも午前9時〜午後6時、土日祝日も受付。2026-09-14時点)。金額や制度の細部は変わることがあるため、手続き前にNHK公式サイトで最新情報も確認しておきましょう。
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