オーディオテクニカ、10月6日から41製品を平均23%値上げ|対象品番と買うべきタイミング
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オーディオテクニカの値上げは2026年10月6日から|結論
オーディオテクニカが、2026年10月6日(火)納品分から一部製品の価格改定(値上げ)を実施します。対象は計41製品で、平均の価格改定率は約23%増です。品番の一覧は、同社が公開している対象製品リストPDFで確認できます。
読者がやることは1つだけです。買おうとしている(または買い替えを考えている)製品が、この41製品に入っているかを確認することです。入っていなければ今回の改定とは無関係で、入っていれば10月6日を意識して購入時期を決める意味があります。
発表は2026年9月7日付で、PHILE WEBや価格.comのニュースなど複数の媒体が同じ内容を報じています。
対象41製品はヘッドホン・アナログレコード関連・マイク/ワイヤレス機器など複数カテゴリにまたがっています。次のセクションのカテゴリ別内訳図と品番一覧表で、自分の製品が含まれているかをすぐに確認できます。
あなたの製品は値上げ対象か|全41製品チェックリスト
対象41製品のカテゴリ別内訳は次のとおりです。ヘッドホンとアナログレコード周りで全体の7割近くを占めます。

| カテゴリ | 製品数 |
|---|---|
| ヘッドホン | 13 |
| カートリッジ・ヘッドシェル | 10 |
| 交換針 | 5 |
| ケーブル | 3 |
| その他機器(マイク・ワイヤレス・スピーカーなど) | 10 |
| 合計 | 41 |
以下は公式PDFに載っている品番をカテゴリ別に並べたものです。手元の製品名・検討中の製品名で照合してください(ブラウザのページ内検索が早いです)。
ヘッドホン(13製品)
| 分類 | 対象品番 |
|---|---|
| ポータブルヘッドホン | ATH-S100(BBL / BGR / BK / BPK / WH) |
| スマートフォン用ポータブルヘッドホン | ATH-S100iS(BBL / BGR / BK / BPK / WH) |
| プロフェッショナルモニターヘッドホン | ATH-M20x / ATH-M60xa |
| スタジオモニターステレオヘッドホン | ATH-SX1a |
ATH-S100とATH-S100iSは、iSのほうがスマートフォン用のマイク・操作部を備えたモデルです。どちらも5色すべてが対象に含まれています。定番のモニターヘッドホンATH-M20xも対象です。
アナログレコード関連(15製品)
| 分類 | 対象品番 |
|---|---|
| VM型ステレオカートリッジ | AT-VM95ML / AT-VM95EN / AT-VM95E / AT-VM95C / AT-VM95E BK |
| ヘッドシェル付VM型カートリッジ | AT-VM95E/H / AT-VM95C/H / AT-VM95EBK/H |
| VM型交換針 | AT-VMN95ML / AT-VMN95EN / AT-VMN95E / AT-VMN95E BK / AT-VMN95C |
| ヘッドシェル | AT-HS6 BK / AT-HS6 SV |
AT-VM95シリーズは針先の形状によってML・EN・E・Cと型番が分かれています。本体のカートリッジだけでなく交換針(AT-VMN95系)も対象なので、予備の針をストックする習慣がある人は影響を受けやすい部分です。
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マイク・ワイヤレス機器・その他(13製品)
| 分類 | 対象品番 |
|---|---|
| ダイナミックマイクロホン | ATM25 |
| ワイヤレスシステム | ATW-3211HH1 / ATW-3212/C510HH1 / ATW-R3210HH1 / ATW-T3201aHH1 / ATW-T3202aHH1 |
| ハンズフリー拡声器 | ATP-SP303 / ATP-SP404 |
| アクティブスピーカー | AT-SP105 |
| OFCスピーカーケーブル | AT6157(100M) / AT6158(100M) / AT6159(50M) |
| マイクロホンブームアーム | AT8705 |
ワイヤレスシステムや拡声器は業務・イベント用途の製品です。学校や施設でまとめて導入する予定がある場合は、見積もりの有効期限も合わせて確認しておくと安全です。
何が変わるか|「平均約23%」の読み方
「平均約23%」は41製品全体をならした数字です。すべての製品が一律に23%上がるわけではなく、製品によってこれより高いものも低いものもあります。公式発表も報道も、個別製品ごとの「改定前価格→改定後価格」までは公表していません。
その背景には、対象製品の多くがオープン価格(メーカーが希望小売価格を設定しない方式)で売られていることがあります。実際、価格.comのATH-S100の製品ページでもメーカー希望小売価格は「オープンプライス」の表記です(2026-09-20時点)。そのため、実際にいくら変わるかは各販売店の価格を自分で見比べて判断するしかありません。
体感的な目安として、価格.comではATH-S100 BBLの実売最安値が税込1,870円前後と表示される時期がありました(これは特定時点の一例であり、オープン価格製品のため店舗・時期によって常に変動します)。値上げ前後でどれくらい変わったかを確かめたい場合は、この記事執筆時点の価格をメモしておき、10月6日以降に同じ品番・同じ販売店の価格と比べるのが確実です。
値上げの理由について、同社は過去の価格改定の告知で次の文言を繰り返し使ってきました(今回2026年10月6日実施分の告知本文ページはJavaScriptによる動的レンダリングのため直接確認できておらず、一言一句同じ文言かどうかは未確認です。複数の報道は今回についても同趣旨の理由を伝えています)。
原材料の高騰および物流コストが大幅に上昇する中、製品価格の維持に努めて参りましたが、一部の製品において、現行価格を維持することが非常に困難な状況となっております
(引用元: オーディオテクニカ 2026年4月14日実施分の価格改定に関するお知らせ。上記は同ページからの引用であり、今回分の告知本文そのものではありません)
なお、今回の告知ページは動的に表示される作りで、例外条項の有無といった細部までは確認できていません。
過去の値上げと比べてどうか|実施日と改定率の推移
オーディオテクニカの価格改定は今回が初めてではありません。公表されている実施日と平均改定率を並べると、半年から1年おきに実施されてきたことがわかります。

| 実施日 | 平均改定率 | 補足 |
|---|---|---|
| 2022年11月1日 | 非公表 | — |
| 2023年5月16日 | 非公表 | — |
| 2024年4月24日 | 約17% | 64機種が対象 |
| 2024年10月1日 | 約12% | — |
| 2026年4月14日 | 約18% | — |
| 2026年10月6日 | 約23% | 41製品が対象(今回) |
2022年11月・2023年5月分は、実施自体は公式サイトの告知で確認できるものの、平均改定率を数値で明記した公式発表・報道を確認できなかったため「非公表」としています(対象製品数や個別品番は当時の告知で公表されています)。
公表されている範囲では、今回の約23%が直近でもっとも高い改定率です。一方で対象は41製品と絞り込まれており、2024年4月の64機種より範囲は狭くなっています。「毎回、全製品が上がる」のではなく、そのつど対象が入れ替わる点は押さえておきたいところです。
値上げ前に買うべきか|4つの確認手順
結論を押し付けるつもりはありません。今すぐ必要でない製品を締切だけを理由に買う必要はないからです。判断のために確認すべきことを、順番に挙げます。
- リストに入っているか確認する:本記事の表、または公式の対象製品リストPDFで品番を照合します。色違いで品番が分かれる製品もあるので、色まで含めて確認します。
- 現在の実売価格を控えておく:価格.comや各通販サイトで、検討中の品番の現在価格をメモします。オープン価格製品なので、これが後から比較する唯一の基準になります。
- 在庫と納期を確認する:取り寄せ扱いだと、注文しても納品が10月6日以降になる可能性があります。通販サイトの商品ページに表示される「在庫あり」「お取り寄せ」の表示や、家電量販店のオンラインストア・オーディオテクニカ公式オンラインストアの在庫状況を確認し、購入を急ぐなら在庫がある販売店を選びます。
- 改定以外の買う理由があるか考える:交換針の予備や使う予定が決まっている機材なら前倒しに合理性がありますが、そうでなければ待っても構いません。
買わずに様子見した場合どうなるか
10月6日以降も、41製品が販売終了になるわけではありません。今回のアナウンスは価格改定であって、生産終了や取り扱い終了の告知ではないためです。買い逃したから二度と手に入らない、という種類の締切ではありません。
また、今回の改定はオーディオテクニカから販売店への納入価格の変更です。店頭価格への反映時期は販売店ごとに異なる可能性があります。気になる製品があれば、価格.comや各通販サイト・家電量販店のオンラインストアで現在の価格を折を見てチェックしておくと、実際にいつ・どれくらい変わったのかを自分の目で確かめられます。慌てて結論を出す必要はなく、価格の動きを見ながら購入時期を決めても遅くはありません。
誤解しやすい3つのポイント
- 色違い・型番違いもまとめて対象:「自分の持っている色だけは対象外では」と考えがちですが、ATH-S100・ATH-S100iSはそれぞれ5色すべてが、AT-VM95シリーズも針先形状ごとの型番(ML・EN・E・C)がすべて対象です。色・型番まで含めて公式リストと照合してください。
- 「納品分」=すでに店頭にある在庫は旧価格のまま残ることがある:今回の改定はオーディオテクニカから販売店への納品分からの適用です。10月6日より前にすでに店頭や倉庫に届いている在庫は、しばらく旧価格のまま販売される可能性があります。逆に、10月6日を過ぎても旧価格の在庫に出会えることがあります。
- リストにない製品は今回の対象外(ただし将来は別):本記事の表にない品番(例えば今回のリストに挙がっていない他の定番モデル)は、今回の改定の対象ではありません。ただし同社は過去にも半年〜1年おきに値上げを繰り返してきたため、今回対象外の製品が将来の改定で値上げされる可能性は残ります。
まとめ|今日やること
やることは1つです。欲しい製品・買い替えを考えている製品の品番が、41製品のリストに入っているかを確認する。ここまでで判定は終わります。
入っていなければ、通常どおり検討して構いません。入っていた場合だけ、現在の実売価格を控え、在庫と納期を確認したうえで10月6日の前に買うかを決めてください。最新の告知内容と対象製品はオーディオテクニカ公式サイトでご確認ください(本記事は2026-09-20時点の情報にもとづいています)。
