セブン-イレブンのマルチコピー機で行政サービスを選ぶメニュー画面
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印鑑証明書をコンビニで取得する方法|マイナンバーカードでの手順・必要なもの・手数料

車の購入やローン契約、不動産の手続きで「印鑑証明書を用意してください」と急に言われることがあります。平日の昼間に役所の窓口へ行く時間が取れず、困っている人も多いはずです。この記事では、印鑑証明書をコンビニで取得する方法を、必要なもの・操作手順・手数料・利用時間の順に解説します。

結論

印鑑登録を済ませていて、マイナンバーカード(または電子証明書を搭載したスマートフォン)があれば、全国のコンビニのマルチコピー機で印鑑登録証明書を取得できます。マルチコピー機とは、店内にあるコピー・プリント用の端末で、行政サービスの「キオスク端末」も兼ねています(コンビニ交付公式サイト)。

利用時間は原則として毎日6:30〜23:00で、12月29日〜1月3日は利用できません(地方公共団体情報システム機構、2026-10-01時点)。手数料は窓口より安く設定している自治体が多いものの、金額は自治体ごとに異なります。

項目 ポイント
必要なもの マイナンバーカード(または対応スマホ)、4桁の暗証番号
前提条件 市区町村で印鑑登録が済んでいること
利用時間 原則6:30〜23:00(年末年始は停止)
手数料 自治体ごとに異なる(窓口より安い例あり)

まだ印鑑登録をしていない人は、コンビニでは取得できません。先に市区町村の窓口で印鑑登録の手続きが必要です。

印鑑証明書をコンビニで取得する前提条件・準備するもの

必要なもの3つ

(結論で触れた通り、印鑑登録が済んでいることが前提です。)コンビニ交付で印鑑登録証明書を取るには、次の3つがそろっている必要があります。

  • マイナンバーカード(またはスマホ用電子証明書を搭載したスマートフォン)
  • 利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
  • お住まいの市区町村での印鑑登録

利用者証明用電子証明書とは、マイナンバーカードに入っている「本人であること」を証明する仕組みです。カード受け取り時に設定した4桁の暗証番号がこれにあたります(コンビニ交付公式サイト)。

紙の印鑑登録証(カード)だけでは使えない

窓口で使う「印鑑登録証(カード)」を持っていても、それだけではコンビニ交付を利用できません。コンビニで取得できるのは、マイナンバーカード経由の場合に限られます(北区公式サイト、甲府市公式サイト)。

利用できるコンビニ

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど、マルチコピー機を設置した全国の店舗で利用できます。住んでいる市区町村以外の店舗でも使えるため、出先や勤務先の近くでも取得できます。

ただし、コンビニ交付を導入していない自治体もあります。お住まいの市区町村が未対応の場合は、窓口で取得してください。

マルチコピー機での取得手順(セブン-イレブンの例)

8ステップの操作手順

セブン-イレブンの公式FAQで案内されている流れは次のとおりです(セブン-イレブン よくある質問)。ほかのチェーンでも基本の流れは同じですが、画面のデザインやボタンの位置は異なる場合があるため、画面の案内に従って操作してください。

手順 操作内容
1 メニューで「行政サービス」→「証明書の交付」を選ぶ
2 「証明書交付サービス」を押し、内容を確認して「同意する」
3 マイナンバーカード(またはスマホ)を読み取り位置に置く
4 利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)を入力
5 証明書の種類(印鑑登録証明書)と部数を選ぶ
6 内容を確認して「確定する」
7 料金を支払う
8 「プリントスタート」を押して証明書を受け取る

実際の画面はこのようになっています。下の画面は手順1〜2に対応するもので、メニューで「行政サービス」を選んだ直後に表示される案内です。

セブン-イレブンのマルチコピー機で行政サービスを選ぶメニュー画面

出典: セブン-イレブン公式サイト「行政サービス」

操作を進めるときの注意点

手順1〜2で行政サービスのメニューから証明書の交付へ進むと、マイナンバーカードの読み取りと暗証番号の入力に移ります。手順5では住民票の写しなど他の証明書も並ぶため、「印鑑登録証明書」を選んでいるか確認してから確定しましょう。下の画面は手順2の「証明書交付サービス」の内容確認画面で、ここで表示される案内文を読んでから「同意する」を押します。

セブン-イレブンのマルチコピー機で行政サービスの証明書交付メニューを操作する画面

出典: セブン-イレブン公式サイト「行政サービス」

店員さんに操作を代わってもらうことはできない

個人情報の漏えいを防ぐため、コンビニ交付は本人がマルチコピー機を直接操作する仕組みです。コンビニ交付公式サイトでも「コンビニエンスストアの店員による証明書交付対応はできません」と案内されています(コンビニ交付公式サイト)。操作に迷ったときは、画面の案内を読み直すか、窓口での取得を検討してください。

証明書を受け取ったら、マイナンバーカードの取り忘れにも注意しましょう。

スマートフォンで取得する場合の操作のポイント

マイナンバーカードを持ち歩いていなくても、スマホ用電子証明書を搭載したスマートフォンがあれば同じ8ステップで取得できます。手順③でマイナンバーカードの代わりにスマートフォンをマルチコピー機の読み取り位置にかざし、手順④で利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)を入力する流れは共通です(コンビニ交付公式サイト)。読み取り方法の細かい操作感は機種や設定状況によって異なる場合があるため、画面の案内に従って進めてください。

印鑑証明書のコンビニ交付の手数料と利用時間

利用時間は原則6:30〜23:00

コンビニ交付の利用時間は、全国共通で毎日6:30〜23:00です。12月29日〜1月3日は終日利用できません(地方公共団体情報システム機構、2026-10-01時点)。

戸籍証明書など一部の証明書は、自治体によって平日9:00〜17:00などに時間が限られる場合があります(証明書ごとの時間の案内例: 熊谷市公式サイト)。印鑑登録証明書は原則として上記の時間内に取得できますが、自治体によって例外もありえます。念のためお住まいの市区町村のサイトで確認してください。

手数料は自治体ごとに異なる

手数料は全国一律ではなく、市区町村が決めています。窓口より安く設定している自治体が多く、例えば次のような例があります(2026-10-01時点)。

自治体 窓口 コンビニ交付 出典
川崎市 300円 200円 川崎市公式サイト
藤沢市 300円 200円 藤沢市公式サイト
江東区 ― 窓口より100円安い 江東区公式サイト

上記はあくまで一例です。お住まいの自治体の手数料は、市区町村の公式サイトで確認してください。

窓口交付とコンビニ交付の違い

どちらで取るか迷ったときは、次の比較を目安にしてください。

比較項目 市区町村の窓口 コンビニ交付
必要なもの 印鑑登録証(カード)など(自治体で確認) マイナンバーカード(または対応スマホ)と4桁の暗証番号
利用できる時間 自治体の窓口受付時間内 原則毎日6:30〜23:00(年末年始は停止)
手数料 自治体ごとに設定 窓口より安い自治体が多い(例: 川崎市は200円)
取得できる場所 住んでいる市区町村の窓口 全国のマルチコピー機設置店舗
操作 職員が対応 本人がマルチコピー機を操作(店員の代行不可)

マイナンバーカードを持っていない人や、自治体がコンビニ交付に対応していない人は、窓口での取得になります。

よくある質問:代理取得はできるか

コンビニ交付は、個人情報漏えい防止のため本人がマルチコピー機を直接操作する仕組みで、店員による代行もできません。この仕組み上、本人のマイナンバーカードと暗証番号が必要になるため、家族など代理人による取得は想定されていません。委任状の扱いを含め、急ぎで代理取得を検討している場合は、お住まいの市区町村の窓口に直接確認することをおすすめします。

コンビニで印鑑証明書を取得できないときの原因と対処

印鑑登録が済んでいない

コンビニ交付は印鑑登録済みであることが前提です。登録がない場合は、先に市区町村の窓口で印鑑登録をしてください。

電子証明書の有効期限が切れている

利用者証明用電子証明書の有効期限は、発行日から5回目の誕生日までです(満了まで3か月未満で発行した場合は6回目の誕生日)。マイナンバーカードの有効期間満了日の方が早ければ、そちらが期限になります。期限が切れると、コンビニ交付を含む電子証明書を使った手続きができません(公的個人認証サービス よくある質問)。

暗証番号を3回間違えてロックされた

公式FAQでは「利用者証明用は、3回連続して誤ったものを入力すると、不正使用防止のため電子証明書が使用できなくなります」とされています(公的個人認証サービス よくある質問)。解除方法は次の2つで、自宅のパソコンだけでは解除できません。

  • スマートフォンアプリとコンビニのマルチコピー機で初期化・再設定する
  • 市区町村の窓口でロック解除を申請する

引っ越しの手続き中である

江東区の公式FAQでは「転出届をしてから、転入手続きをするまでの間コンビニ交付は利用できません」と明記されています(江東区 コンビニ交付よくある質問)。他の自治体の扱いは、それぞれの公式サイトで確認してください。

また、マイナンバーカードの新規交付・更新や電子証明書の更新、転入の手続きをした直後は、しばらくコンビニ交付を使えない場合があります。いつから使えるかは自治体の窓口や公式サイトで確認しましょう。

まとめ

印鑑登録が済んでいて、マイナンバーカードと4桁の暗証番号があれば、印鑑証明書はコンビニのマルチコピー機で取得できます。利用時間は原則6:30〜23:00で、手数料は自治体ごとに異なります。

急ぎの手続きに備えて、今のうちに次の3点を確認しておきましょう。

  • 印鑑登録が済んでいるか
  • マイナンバーカードと電子証明書の有効期限が切れていないか
  • 4桁の暗証番号を覚えているか

コンビニで取得できない場合や、お住まいの自治体がコンビニ交付に対応していない場合は、市区町村の窓口で取得してください。手数料や利用時間の最新情報は、お住まいの市区町村の公式サイトで確認しましょう。

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