【解決済み】確定申告のHUBH402I・HUBH403I・HUBH404Iエラーの原因と直し方|公金受取口座が登録できなかった時
e-Taxで確定申告書を送ったあと、受信通知に「HUBH402I」などのコードと「公金受取口座の登録ができなかった」という文が出て、驚いた方も多いと思います。
「申告が失敗したのでは」「還付金が止まるのでは」と心配になりますよね。この記事では、国税庁とデジタル庁の公式FAQ(2026-11-03時点でアクセスして確認した内容)をもとに、原因の候補と対処法を順に整理します。
結論
確定申告の受信通知に出るHUBH402I・HUBH403I・HUBH404Iは、「公金受取口座の登録ができなかった」ことを知らせるメッセージです。確定申告書の提出そのものが失敗したわけではありません。
国税庁のe-Tax よくある質問(エラー)では、このメッセージについて次のように案内されています。
- 還付金は、確定申告書等に記載した受取口座に振り込まれる。還付金の受け取りには影響しない
- 公金受取口座を登録するために、確定申告書を出し直す必要はない
- 公金受取口座の登録状況などは、マイナポータルで確認する
- マイナポータルでの登録の詳細は、マイナンバー総合フリーダイヤルに問い合わせる
つまり、やることは「マイナポータルで登録状況を確かめる」「必要ならマイナポータルか金融機関で登録し直す」の2つだけです。全体の流れを図にまとめました。

出典: 国税庁 e-Tax よくある質問・デジタル庁 公金受取口座登録制度FAQ(いずれも2026-11-03確認)
HUBH402I・HUBH403I・HUBH404Iはそれぞれ何を意味するのか
国税庁のFAQは、3つのコードを「登録ができなかった」メッセージの例としてまとめて挙げているだけです。コードごとの個別の意味や原因は、2026-11-03時点で公式には示されていません。
そのため、「HUBH402Iだから原因はこれ」とコードから決めつけることはできません。
3つのコードが並んで示されているのも、どのコードが出た場合でも、確定申告・還付金への影響や取るべき対応(マイナポータルで登録状況を確認する)が同じだからだと考えられます。コードの違い自体を気にする必要はありません。
次の章の原因候補を、自分の申告内容と照らし合わせて確認してください。
なぜ公金受取口座が登録できなかったのか|確定申告経由のよくある原因パターン
デジタル庁の解説とFAQによると、確定申告経由の登録がうまくいかないケースは大きく3つに分けられます。
| パターン | 具体的な原因の候補 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| A. 申請自体が行われない | 申告内容の不備、カナ氏名の記載なし、存在しない金融機関・店舗の指定、口座種別が普通・当座以外 | 申告書の控えの氏名欄と還付金の受取場所欄 |
| B. 申請は行われたが却下された | 登録できない金融機関の口座、口座の実在性が確認できない、登録済みの口座と同じ口座を申請 | 金融機関名・支店名・口座番号、マイナポータルの登録内容 |
| C. マイナンバー・本人確認の不備 | 本人のマイナンバーが正しく記載されていない、本人確認ができない | 申告書の控えの個人番号欄 |
パターンA:申請そのものが行われていない
カナ氏名が空欄だったり、口座種別に普通・当座以外を選んでいたりすると、登録の申請自体が行われません。金融機関名や支店名の入力ミスで「存在しない金融機関・店舗」を指定した場合も同じです。
パターンB:申請はされたが却下された
口座の金融機関が公金受取口座に対応していない場合や、口座が実在すると確認できない場合は却下されます。口座番号の入力ミスも、実在性が確認できない原因の候補として考えられます。
すでに同じ口座を公金受取口座として登録している人が、確定申告で同じ口座を申請した場合も却下扱いです。この場合は登録済みの口座がそのまま残るため、マイナポータルで登録内容を確認すれば足りることがあります。
パターンC:マイナンバーの記載・本人確認に問題がある
国税庁の確定申告の手引きでは、申告者本人のマイナンバーが正しく記載されていないと、国税庁からデジタル庁へ情報が連携されないと説明されています。
具体的には、マイナンバーの記載漏れや桁数の誤り、申告者本人以外の個人番号を記載してしまった場合などが、「正しく記載されていない」に当たると考えられます。
本人確認ができない場合も同様に、登録も利用もできません。控えの個人番号欄に誤りがないか確かめてください。
確定申告・還付金への影響は本当にないのか
還付金は、確定申告書の「還付される税金の受取場所」欄に書いた口座へ振り込まれます。公金受取口座の登録とは別の手続きなので、登録に失敗しても還付金の振込みには影響しません。
登録の申請自体が行われていたかは、申告書の控えで確かめられます。第一表の右下、「還付される税金の受取場所」欄の下にある「公金受取口座登録の同意」欄に「○」があれば、申請は行われています。
「○」が表示されていない場合は、申告書の中で登録の申請がされていない可能性があります。なお、確定申告書等作成コーナーで登録の入力項目が出るのは、還付金があり、銀行やゆうちょ銀行への振込みで受け取る場合だけです。
還付金が出ない申告や修正申告では、確定申告経由の登録はできません(デジタル庁FAQ)。

出典:デジタル庁「公金受取口座登録制度(給付金の受け取りまでの流れ)」
公金受取口座は、所得税の還付金のほか、年金や児童手当など160種類以上の給付金の受け取りに使える口座です。登録できるのは本人名義の口座を1人1口座までとされています(デジタル庁)。
e-Taxで公金受取口座が反映されない時にマイナポータルで登録状況を確認する手順
登録の結果は、次のいずれか、または複数の方法で届きます。マイナンバーカード方式でe-Taxを使った場合は、e-Taxのメッセージボックスとマイナポータルのお知らせの両方に届きます。
- マイナポータルの「お知らせ」
- e-Taxのメッセージボックス
- デジタル庁からの郵送物(はがき)
確認の流れは次のとおりです。
- e-Taxのメッセージボックスで受信通知を開き、HUBH402I・HUBH403I・HUBH404Iなどのメッセージがあるか確かめる
- マイナポータルにログインし、「お知らせ」に登録結果の通知が届いていないか確認する
- マイナポータルで、公金受取口座が登録済みか、どの口座が登録されているかを確認する
- 登録されていなければ、前の章の原因候補と申告書の控えを見比べる
エラーのメッセージは出ていないのに「まだ反映されない」という場合は、処理中の可能性もあります。利用開始までの目安は次のとおりです(デジタル庁FAQ、2026-11-03時点)。
| 申請の方法 | 利用開始までの目安 |
|---|---|
| e-Taxで申告と一緒に申請 | おおむね3開庁日程度 |
| 書面の申告書で申請 | 6週間から3か月程度 |
税理士などに代理送信を頼んだ場合、登録結果の通知は依頼した本人にだけ届き、税理士には届きません。税理士に聞いてもわからないときは、自分のマイナポータルを確認しましょう。
公金受取口座を登録し直す方法と、それでも解決しない場合の問い合わせ先
確定申告書は出し直さなくてよい
国税庁のFAQのとおり、公金受取口座の登録のために確定申告書を再提出する必要はありません。登録し直す場合は、マイナポータルまたは金融機関で手続きします。
マイナポータルでの具体的な登録の操作は、この記事では扱いません。デジタル庁の公金受取口座登録制度のページで最新の手順を確認してください。
還付先と別の口座を登録したい場合
確定申告で登録できるのは、還付金の受取口座と同じ口座だけです。給与振込の口座など、還付先と別の口座を公金受取口座にしたいときは、マイナポータルか金融機関で手続きします。
マイナンバー総合フリーダイヤルに問い合わせる
原因がわからないときや、登録し直してもうまくいかないときは、デジタル庁が案内する窓口に相談できます(2026-11-03時点の情報です)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口 | マイナンバー総合フリーダイヤル |
| 電話番号 | 0120-95-0178 |
| 音声ガイダンス | 6番「公金受取口座登録制度・預貯金口座付番制度」 |
| 受付時間 | 平日9:30〜20:00、土日祝9:30〜17:30 |
| 休み | 12月29日〜1月3日 |
IP電話などでつながらない場合や外国語での対応、電話リレーサービスの案内も同じページにあります。受付時間は変わることがあるため、電話の前に公式サイトで最新情報を確認してください。
なお、デジタル庁は公金受取口座の通知を装った詐欺に注意を呼びかけています。デジタル庁から金銭の支払いを求めることはないため、支払いを求める連絡には応じないでください。
確定申告経由で公金受取口座を登録するときに知っておきたい仕様
これまでの内容に加えて、確定申告経由の登録には知っておきたい決まりが2つあります(デジタル庁FAQより)。
| 項目 | 確定申告経由の場合 |
|---|---|
| 登録の抹消(解除) | できない。マイナポータルか金融機関で行う |
| 振替納税・ダイレクト納付の口座 | 公金受取口座として自動では登録されない |
振替納税・ダイレクト納付は、確定申告の際に口座振替で税金を納める場合に指定する口座のことです。この口座を登録していても、公金受取口座には自動で引き継がれません。
年分によって条件が違うこともあります。例えば令和3年分(2022年1月提出分)では、e-Taxでの登録がマイナンバーカードでのログインに限られていました。
これは当時に限った制約で、2026年に提出する分でもそのまま続いているかは、今回確認した公式ページには明記されていません。
念のため、提出する年分の手引きや確定申告書等作成コーナーで、登録方法の条件を確認しておくと安心です。
まとめ
HUBH402I・HUBH403I・HUBH404Iが出ても、確定申告は受け付けられており、還付金は申告書に書いた口座に振り込まれます。再提出は不要です。
次回の確定申告で同じエラーを避けるために、送信前に次の点を確かめましょう。
- 本人のマイナンバーが正しく記載されているか
- カナ氏名を入力しているか
- 金融機関名・支店名・口座番号に誤りがないか
- 口座種別が普通か当座になっているか
- 登録済みの口座と同じ口座を、改めて申請していないか
まずは今日、マイナポータルにログインして公金受取口座の登録状況を確認してみてください。e-Taxで申請した場合は、数日たってから見直すと結果が反映されているか確かめやすくなります。
