【保存版】スマホ紛失時にすぐやるべき手続き手順7ステップ|回線停止・探す・警察届出まで
※本記事にはPR・広告リンクが含まれます。
スマホを紛失したらまずやること|7ステップの全体像
スマホが見当たらないと気づいた瞬間に浮かぶのは、「中身を見られるのでは」「勝手に使われるのでは」という不安だと思います。結論から言うと、被害を最小化する手続きの順番は決まっています。端末を探す → 回線を止める → 遠隔でロック・消去 → 各サービスの不正利用対策 → 警察へ届出、の順です。
この順番には理由があります。位置がわかれば取り戻せる可能性が残り、回線を止めれば不正な通話・通信による高額請求を防げるからです。そのうえで決済アプリや電子マネーを止めれば、金銭被害の入口をふさげます。
今すぐ回線を止めたいなど、目的の手順に直接ジャンプしたい場合は、下の表のステップ番号からリンクできます。
| ステップ | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 紛失か盗難かを切り分ける | 1分 |
| 2 | 「探す」で端末の位置を確認する | 5分 |
| 3 | 契約キャリアに連絡して回線を止める | 10分 |
| 4 | 端末をリモートでロック・データ消去する | 10分 |
| 5 | LINE・銀行アプリ・電子マネーの利用を止める | 30分 |
| 6 | 警察に遺失届・盗難届を出す | 当日中 |
| 7 | 回線再開・機種変更・補償申請などの後始末 | 後日 |

出典: Unsplash
ステップ1:紛失と盗難を最初に切り分ける
自分の不注意で置き忘れた「紛失」と、スリや置き引きなど第三者に持ち去られた「盗難」では、その後の届出も動き方も変わります。警察庁は、路上など場所が特定できない落とし物は最寄りの警察署・交番に遺失届を提出するよう案内しています。店舗や駅など施設内で紛失した場合は、まずその施設に問い合わせるのが先です(警察庁 落とし物・忘れ物)。
注意:盗難が疑われるときは、自分で取り返しに行かないでください。 地図上に位置が表示されても、相手と直接対峙するのは危険です。表示された位置情報のスクリーンショットを控えたうえで、警察に相談して判断を委ねましょう。
ステップ2:端末を探す(GPSで位置を確認する)
最初にやるのは位置の確認です。手元に別のスマホやパソコンがあれば、数分で「家の中にあるのか、外で落としたのか」の見当がつきます。ただし位置情報の表示には、事前の設定が有効になっていることが前提になります。

出典: Unsplash
iPhoneの場合:「探す」アプリまたはiCloud.com
Appleは、iPhoneの位置を特定・保護するために、設定アプリで「iPhoneを探す」「探すのネットワーク」「最後の位置情報を送信」をオンにしておく必要があると案内しています(Appleサポート)。有効になっていれば、家族の端末の「探す」アプリか、パソコンのブラウザからiCloud.comにサインインして地図上で位置を確認できます。
同じ画面から、音を鳴らす・紛失モードを有効にする・データを消去する、といった操作へ進めます。何から手をつければいいか迷ったら、まず「音を鳴らす」を試すと、近くにあるかどうかの手がかりになります。画面の名称やメニューの位置はiOSのバージョンによって変わるため、実際の操作はAppleサポートの案内に沿って進めてください。
Androidの場合:Google「Find Hub」
Androidは、Googleの「Find Hub」(旧: デバイスを探す)から対応します。別のAndroid端末やブラウザでgoogle.com/android/findにログインすると、GPS・Wi-Fi・基地局の情報をもとに現在地が地図上に表示されます。
できる操作は3つです。「音を鳴らす」でマナーモードでも最大音量を5分間鳴らす、「紛失としてマーク」でロック画面にメッセージと連絡先を表示する、設定から「初期状態にリセット」でデータを完全に消去する、という流れになります。
なお、端末の電源が切れている、電池が切れている、機内モードや圏外といった状態では位置は表示されません。位置が出ないからといって諦めず、次のステップに進んでください。
ステップ3:契約キャリアの回線を止める
位置がわからない、あるいは外で落とした可能性が高いなら、すぐに回線を止めます。回線を止めれば、SIMを抜き取られても通話・通信を使われる心配がなくなります。各社の緊急連絡先は次のとおりです。
| キャリア | 電話での連絡先 | オンライン手続き | 停止中の料金 |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | ドコモの携帯電話から113(無料)/一般電話等から0120-524-360(24時間365日・無料) | 利用再開はオンライン手続き・電話・ドコモショップで対応 | 基本使用料・オプション料金は支払い継続。紛失後に発生した通話・通信料も利用者負担 |
| au | 携帯・一般電話から0077-7-113(24時間・無料)/IP電話等から0120-925-314 | 位置検索→回線一時停止→機種変更・補償の順で案内 | 停止中も基本使用料等の請求が発生 |
| ソフトバンク | ソフトバンク携帯電話から113(無料)/一般電話から0800-919-0113(無料) | My SoftBankの「回線停止・解除」→「中断」 | 公式サイトで要確認 |
| 楽天モバイル | 紛失・盗難ダイヤル 0800-600-0500(24時間365日・通話無料) | my楽天モバイルから一時停止・再開が可能 | 利用停止中も利用料金は発生 |
出典は各社公式サポートページ(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル)で、確認日は2026-09-12です。連絡先や手続きの窓口は変更されることがあるため、電話をかける前に公式サイトで最新の番号を確認してください。回線停止や再開、SIM再発行にかかる手数料も各社で異なり変動するため、金額は必ず公式サイトで確認しましょう。

出典: Unsplash
見落としやすいのが、止めても料金はかかるという点です。詳しくは上の表の「停止中の料金」列を、自分の契約キャリアの行だけ確認してください。
また、キャリア決済やスマホ決済が回線停止と連動して自動的に止まるとは限りません。楽天モバイルも回線停止と合わせて、Apple PayやGoogle Payなどの決済サービスの停止、モバイルSuicaの利用停止、電子証明書の一時利用停止、各種IDとパスワードの変更を行うよう案内しています。決済の停止は別途手続きが必要な場合があるため、各サービス側でも確認してください。
ステップ4:端末をリモートでロック・データ消去する
回線を止めても、端末がWi-Fiにつながれば中身を操作される可能性は残ります。ステップ2で使った画面から、ロックと消去まで進めましょう。

出典: Unsplash
iPhone:紛失モードとアクティベーションロック
「探す」アプリまたはiCloud.comから紛失モードを有効にすると、画面がロックされ、拾った人に向けたメッセージと連絡先を表示できます。取り戻せる見込みが薄いと判断したら、同じ画面からデータの消去を選びます。
消去しても端末が悪用される心配は小さく抑えられます。Appleは「アクティベーションロック機能により、完全に消去されている場合でも、ほかの人があなたのデバイスをアクティベートしたり使用したりすることができなくなります」と説明しています。Apple Account(旧Apple ID)とパスワードを知らない第三者は、消去後の端末を使えません。
Android:紛失としてマーク/初期状態にリセット
Androidでは「紛失としてマーク」で端末をロックし、「初期状態にリセット」でデータを消去します。Googleは、消去したあとにデバイスが見つかった場合、再度使用するにはGoogleアカウントのパスワードが必要だと案内しています。
注意点として、リモートでのロックやデータ消去を行うには、あらかじめGoogleアカウントで2段階認証プロセスを有効にしておく必要があります。設定していない場合は、この方法でのロック・消去はできません。その場合はステップ3の回線停止をすぐに行ったうえで、契約しているキャリアのショップや窓口に相談してください。紛失前の備えとして、2段階認証は今のうちに設定しておきましょう。
ステップ5:LINE・銀行アプリ・電子マネーの不正利用を止める
端末のロックと並行して、中身のサービス側も止めます。特に、パソコンやタブレットからも使えるサービスは端末を消去しただけでは安心できません。このステップで止めるのは、LINE・銀行アプリ/クレジットカード・モバイルSuicaなどの電子マネーの3種類です。自分が使っているものだけ確認していきましょう。
LINE:ログイン中の端末を確認して強制ログアウト
LINEは、スマートフォン以外の端末からのログインを許可する設定をオフにすることが乗っ取り対策になると案内しています。ホーム画面右上の歯車アイコンから「アカウント」→「ログイン中の端末」と進み、見覚えのない端末があればログアウトさせましょう(LINEみんなの使い方ガイド)。
銀行アプリ・クレジットカード:各社の窓口へ連絡
銀行アプリやカード会社のアプリを入れているなら、各社のカスタマーセンターに連絡してアプリの利用停止やカードの一時停止を依頼します。アプリの一覧を思い出せないときは、メールやクレジットカードの利用明細をさかのぼると漏れを防げます。
モバイルSuica:再発行登録で残額を守る
モバイルSuicaは、パソコンから会員メニューにログインして「再発行登録」を行うと、紛失した端末のモバイルSuicaが利用停止になり、定期券やチャージ残額の再発行が可能になるとされています。Web環境がない場合は、モバイルSuicaコールセンター(048-645-7007/年中無休4:00〜翌2:00)に電話します。手続きの詳細はモバイルSuicaの公式FAQで確認してください。
ステップ6:警察に遺失届・盗難届を出す
届出は「見つけてもらうため」だけでなく、補償や保険の申請でも必要になります。最寄りの警察署か交番で手続きでき、届出後は警察のシステムで拾得物と照合されます。
| 遺失届 | 盗難届(被害届) | |
|---|---|---|
| 使う場面 | 自分の不注意で、どこでなくしたかわからない | スリ・置き引きなど第三者に盗まれた疑いがある |
| 提出先 | 最寄りの警察署・交番(施設内なら先に施設へ) | 最寄りの警察署・交番 |
| 控えておくもの | 受理番号 | 届出をした警察署名・届出年月日・受理番号 |
盗難の保険金請求では、届出をした警察署名・届出年月日・受理番号の控えが必要になることが多いとされています。auも、端末補償サービスを利用する場合は警察署・交番で作成した「遺失届」(受理番号など)が必要になると案内しています。窓口で受理番号を伝えられたら、その場でメモか写真に残しておきましょう。
ステップ7:見つかった場合・見つからなかった場合の後始末
見つかった場合は、回線の再開手続きに進みます。ドコモは利用再開をオンライン手続き・電話・ドコモショップで受け付けており、電話番号は変わらないと案内しています。楽天モバイルはmy楽天モバイルから自分で再開でき、停止手続きは完了後すぐに反映されます。端末側では紛失モードを解除し、念のため各サービスのパスワードを変更しておくと安心です。
見つからなかった場合は、機種変更か端末補償サービスの利用を検討します。auは「端末を探す→回線を一時停止する→機種変更または補償サービスの利用」という順で案内しており、補償の申請には警察への届出が前提になります。回線を止めたままでも月額料金は発生し続けるため、見つかる見込みがないと判断した時点で早めに動くほうが負担は小さくなります。
まとめ:紛失前にやっておきたい備え
紛失時の手続きは、探す → 回線停止 → ロック・消去 → 各サービスの停止 → 警察への届出、という順番さえ押さえておけば慌てずに進められます。とはいえ、実際に効くかどうかは事前の設定で決まります。
- iPhoneは「iPhoneを探す」「探すのネットワーク」「最後の位置情報を送信」をオンにする
- AndroidはGoogleアカウントの2段階認証プロセスを有効にする(リモート操作に必要)
- 画面ロックを必ず設定し、決済アプリには別途認証をかける
- 契約キャリアの紛失・盗難ダイヤルを紙やパソコンにも控えておく
- 鍵やカバンに紛失防止タグを付け、探せる手がかりを増やしておく
この記事をブックマークしておけば、いざというときに連絡先を探し回らずに済みます。まずは今使っている端末で、「探す」機能と2段階認証がオンになっているかを確認するところから始めてください。
おすすめ商品
紛失前の備えとして、鍵やカバンに付けておける紛失防止タグをご紹介します。
Supported by Rakuten Developers
