年末調整の控除証明書とパソコンのイメージ
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【解決済み】マネーフォワード年末調整「添付した画像で生命保険の入力はできません」エラーの原因と対処法

年末調整の控除証明書とパソコンのイメージ

出典: Unsplash

年末調整で生命保険の控除証明書を撮影してアップロードしたら、「添付した画像で生命保険の入力はできません。」と表示された。提出期限が近いのに先へ進めず、焦っている方も多いのではないでしょうか。

公式ガイドでは、このエラーになった生命保険項目の内容は修正できないと案内されています。管理者の新規代理入力、または差戻し後の従業員による新規手入力・XML登録で対応します。この記事では、原因とエラー発生後の対処を分けて整理します。

結論

マネーフォワード クラウド年末調整の「添付した画像で生命保険の入力はできません。」は、保険料控除証明書入力代行オプションで、添付画像が条件を満たさないときに出るエラーです。

公式ガイドでは、画像の不鮮明さや拡張子の不一致が原因とされています。ただし、エラー発生後の公式の対処は画像の撮り直し・差替え再提出ではありません。次の手順を確認してください。

  • 対象メッセージは「入力代行に失敗しました。添付した画像で生命保険の入力はできません。」。このエラーの生命保険項目は修正できない
  • 管理者が、新規の「生命保険料」申告情報を代理入力する
  • または管理者が差し戻し、従業員が新規で手入力するか、電子的控除証明書(XML)をアップロードして登録する

すぐに対処法を試したい方は、「今すぐできる対処法(手順)」セクションの手順1から進めてください。

入力代行オプションは、証明書の画像をアップロードするとオペレーターが代わりに入力してくれるオプション機能です。利用できるのは2026年10月1日〜12月31日で、対象は生命保険のみです(2026-10-12時点)。

本文

「添付した画像で生命保険の入力はできません」エラーとは

このエラーは、入力代行オプションで添付した画像から、オペレーターが生命保険の内容を読み取れない場合などに表示されるものです。申告そのものが拒否されたわけではありません。

このエラーでは該当の生命保険項目を修正できません。既存項目の画像差替えを繰り返すのではなく、管理者と相談して新規の申告情報を登録します。提出後にエラーとなった従業員は、まず年末調整の管理者へ連絡してください。

項目 内容(公式ガイドを2026-10-16確認)
機能名 保険料控除証明書入力代行オプション
仕組み 証明書の画像をアップロードし、オペレーターが代わりに入力
利用期間 2026年10月1日〜12月31日
対象 生命保険のみ
公式に示された原因 画像の不鮮明さ、拡張子の不一致
このエラーの制約 該当の生命保険項目の内容は修正できない
エラー後の対処 管理者が新規代理入力、または差戻し後に従業員が新規手入力・XML登録

出典: マネーフォワード クラウド年末調整 公式ガイド

エラーが起きる主な原因

公式に示されている原因は①と②です。③と④は、機能の仕様から考えられる「つまずきやすいポイント」として確認してください。

原因 確認すること
① 画像が不鮮明・一部が欠けている 文字がすべて読めるか、四隅まで写っているか
② ファイル形式・拡張子が合っていない 対応形式で保存しているか
③ 地震保険の証明書を添付している このオプションは生命保険のみが対象
④ 電子的控除証明書(XML)と混同している XMLは別の欄からアップロードする

① 画像が不鮮明・一部が欠けている

スマホで撮影したときのピンボケや手ブレ、照明の反射で文字が白く飛んでいる画像は、読み取れない原因になります。

証明書を指で押さえて撮影し、金額や契約内容の欄が隠れてしまうケースも考えられます。記載事項の全体が写っているか確認しましょう。

② 対応していないファイル形式・拡張子でアップロードしている

公式ガイドでは、拡張子の不一致も原因として挙げられています。スマホの設定によっては、写真が想定と違う形式で保存されていることがあります。

対応しているファイル形式は、公式ガイドで最新の情報を確認してください。

③ 地震保険の証明書画像をアップロードしようとしている

入力代行オプションの対象は生命保険のみです(2026-10-12時点)。地震保険の控除証明書の画像は、このオプションでは受け付けられないと考えられます。

生命保険と地震保険の証明書が同じ封筒で届くこともあるため、添付した画像の保険の種類をもう一度見直してみてください。

④ 電子的控除証明書(XML)のアップロードと混同している

マネーフォワード クラウド年末調整には、画像を送る入力代行オプションとは別に、電子的控除証明書をアップロードする機能があります。

電子的控除証明書とは、保険会社が発行するXML形式の電子データです。2023年8月10日に追加された機能で、XMLファイルの内容を申告内容に反映できます。

2つの機能の違いを表にまとめました。

比較項目 電子的控除証明書のアップロード 保険料控除証明書入力代行オプション
アップロードするもの 保険会社が発行するXMLファイル 紙の証明書を撮影・スキャンした画像
対象 生命保険料・地震保険料・国民年金保険料等・小規模企業共済等掛金の4種類 生命保険のみ
提供開始・利用期間 2023年8月10日に機能追加 2026年10月1日〜12月31日

出典: 電子的控除証明書のFAQ、従業員入力のFAQ、入力代行オプションの公式ガイド

公式FAQによると、証明書(XML)を登録する場合は画像の添付欄自体が表示されません。2つは別の入力経路になっています。

なお、電子的控除証明書は発行者の電子署名が付いた電子データである必要があり、紙の証明書を撮影した画像では代用できません(人事のQ&Aでの専門家回答)。

今すぐできる対処法(手順)

オフィスで年末調整の書類を確認する様子

出典: Unsplash

対象のエラーメッセージを確認し、管理者が新規代理入力するか、差戻し後に従業員が新規登録するかを選びます。原因となった画像を差し替えて、同じ生命保険項目を修正する手順ではありません。

手順1: 管理者がエラーメッセージと提出状況を確認する

管理者は「申告従業員の詳細」>「申告書内容」の「保険料控除」で、「保険料控除証明書の入力代行」の「修正」を開き、生命保険のステータスを確認します。

「入力代行に失敗、または必須項目の入力ができませんでした。」は別のエラーです。こちらは管理者の代理修正、または差戻し後の従業員による手入力修正が公式に案内されています。今回の「添付した画像で生命保険の入力はできません」と混同しないでください。

手順2: 管理者が新規で代理入力する

今回のエラーに該当する生命保険項目の内容は修正できません。管理者が対応する場合は、新規の「生命保険料」申告情報として代理入力します。証明書に記載された契約内容や保険料などを確認してください。

手順3: 差戻し後、従業員が新規で手入力またはXML登録する

従業員が入力する場合は、管理者が申告を差し戻します。従業員は、差戻し後に新規の「生命保険料」申告情報を手入力するか、保険会社が発行する電子的控除証明書(XML)をアップロードして登録します。エラーとなった既存項目の修正とは異なる操作です。

差戻しの方法は、公式ガイドの対象エラー欄から案内されている「未確認」ステータスの操作方法を確認してください。

補足: 地震保険の証明書は別の方法で申告する

地震保険はこのオプションの対象外です。保険会社からXMLの電子的控除証明書を受け取れる場合はそちらのアップロードを使い、難しい場合は手入力や紙原本の提出に切り替えましょう。

手順4: XMLを持っているなら電子的控除証明書の欄を使う

今回のエラー後に従業員がXMLを登録する場合は、管理者による差戻しを受けて、新規の申告情報として登録します。証明書をXMLデータで受け取っている場合は、電子的控除証明書の欄からアップロードします。公式FAQで案内されている操作の流れは次のとおりです。

  1. 従業員用画面の「年末調整トップ」で「4. 保険料」を開く
  2. 「保険料控除」画面で「はい」を選び、「次へ」をクリックする
  3. 「生命保険料」画面で「はい」と「電子的控除証明をアップロード」を選び、「保存して次へ」をクリックする
  4. 「電子的控除証明書のアップロード」からXMLファイルを添付し、「保存して次へ」をクリックする

保険会社によっては、マイページで証明書を電子発行しています。例えばかんぽ生命は、2026年分の電子発行の受付を2026年10月6日10:00から始めています(2026-10-12時点)。ただし財形保険契約・職域保険契約などは対象外です。

手順5: 管理者に機能の設定を確認してもらう

アップロード欄が見当たらない場合は、自社の設定が原因かもしれません。電子的控除証明書は、会社の年末調整担当者(全権管理者権限を持つ人)が「管理・設定」の「回収」タブで「利用する」に設定していないと表示されません(公式FAQ)。

入力代行オプションについても、自社で利用できる状態かを年末調整の担当者に確認してもらいましょう。

それでも解決しない場合の対処法

新規入力の操作ができない、差戻しを受けられないなどの場合は、画像の再送を繰り返さず、次の順で確認してください。

  • 管理者に対応方法を確認する: 管理者の新規代理入力にするか、差戻し後に従業員が新規登録するかを決める
  • 証明書と申告内容を確認する: 紙原本の扱いも会社の担当者に相談する。原本提出だけを、このエラーの新規登録手順の代わりにしない
  • サポートに問い合わせる: 画面内のヘルプ・チャットサポートから問い合わせる。窓口や受付時間は公式サイトで確認してください

社内の運用によって対応が変わることもあるため、迷ったら早めに年末調整の担当者へ相談するのが確実です。

まとめ

「添付した画像で生命保険の入力はできません。」は、入力代行オプションに添付した画像が条件を満たさないときに出るエラーです。該当の生命保険項目は修正できません。管理者が新規代理入力するか、管理者の差戻し後に従業員が新規手入力・XML登録で対応します。

来年以降も同じエラーで困らないよう、提出前に次の2点を確認する習慣をつけておくと安心です。

  • 画像は鮮明か、記載事項の全体が写っているか
  • 保険の種類は生命保険か(地震保険は入力代行オプションの対象外)
手元にあるもの 使う入力方法(今回のエラー後は新規登録)
紙の生命保険料控除証明書 管理者が新規代理入力、または差戻し後に従業員が新規手入力
保険会社から受け取ったXMLファイル 差戻し後に従業員が電子的控除証明書をアップロードして新規登録
地震保険の紙の証明書 手入力または紙原本の提出

入力代行オプションの利用期間は2026年12月31日までです(2026-10-12時点)。会社の提出期限にも間に合うよう、今日のうちにエラーメッセージと提出状況を管理者へ共有し、新規入力か差戻しかを相談してください。

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