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Life & Safety

11月5日の緊急地震速報「全国訓練」はスマホに来る?来ない理由と備える3ステップ【2026年】

結論|2026年11月5日10時の訓練はスマホに「来ない」が、来るケースもある

「11月5日の10時に緊急地震速報の訓練があるらしいけど、自分のスマホも鳴るの?」と気になっている方へ。先に結論をお伝えします。

気象庁などが行う緊急地震速報の全国訓練(2026年11月5日10時00分頃の予定)は、原則としてスマホの緊急速報メール(エリアメール)には流れません。スマホが鳴らなくても、故障や設定ミスではないので安心してください。

訓練の要点を表にまとめました(2026-10-25時点の公表内容)。

項目 内容
実施日時 2026年11月5日(木)10時00分頃(予定)
実施機関 内閣府・消防庁・気象庁
位置づけ 「津波防災の日」「世界津波の日」の取組の一環。年2回の訓練の2026年度2回目
配信先 訓練への参加を決めた機関・団体のみ(防災行政無線、一部の商業施設の館内放送など)
スマホ(緊急速報メール) 基本的に流れない
テレビ・ラジオ 基本的に流れない(一部のコミュニティFM等を除く)
中止の可能性 気象・地震活動の状況により急きょ中止する場合あり

出典は気象庁の報道発表(令和8年10月9日)と気象庁の訓練特設ページです。

ただし例外がひとつあります。沖縄県では同じ日の10時03分頃、県独自の避難訓練を知らせる緊急速報メールがスマホに届く予定です。これは気象庁の訓練とは別のものです(詳しくは後述)。

訓練の時間には、スマホが鳴るかどうかに関係なく「姿勢を低くする・頭を守る・揺れが収まるまで動かない」を1分ほど試してみてください。それが緊急地震速報 訓練の一番の目的です。

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出典: 気象庁「緊急地震速報の訓練」

ここから本文では、訓練の背景、スマホに来ない理由、自治体ごとの違い、沖縄県の例外、当日の行動までを順番に解説します。

「スマホに来ないなら、何のための訓練なの?」「もし当日スマホが鳴ったら本物?」。そんな疑問を、気象庁や自治体の公式発表をもとに順番に整理していきます。

いつ・なぜ行われる訓練か(11月5日の回の背景)

気象庁は令和8年(2026年)10月9日、11月5日(木)10時00分頃に緊急地震速報の訓練用配信を行うと発表しました。「津波防災の日」「世界津波の日」の取組の一環として位置づけられています(気象庁 報道発表)。

この全国訓練は、内閣府・消防庁・気象庁が平成20年度から年2回行っているものです。11月5日の回は、2026年度の2回目にあたります。

11月5日の「世界津波の日」は、2015年12月の国連総会で日本が提唱し、142か国が共同提案して全会一致で採択された記念日です(外務省)。津波防災の日の訓練が、地震への備えとあわせて行われるのはこのためです。

訓練の目的について、気象庁は次のように説明しています。

緊急地震速報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間は非常に短いため、日頃からの心構えや実際の行動が重要です
(出典:気象庁 報道発表(令和8年10月9日))

つまり、速報を受け取る練習というより「身を守る行動を体で覚える」ための訓練です。国や自治体だけでなく、学校、民間企業、そして個人にも参加が呼びかけられています(気象庁 訓練特設ページ)。

気象庁「緊急地震速報の訓練(2026年度)」の告知チラシ(表面)

出典: 気象庁「緊急地震速報の訓練」

なぜスマホに来ないのか|配信の仕組みを整理

気象庁の特設ページでは、訓練用の緊急地震速報について次のように案内しています。

訓練用の緊急地震速報は、テレビ・ラジオの放送や、携帯電話・スマートフォンの緊急速報メール(エリアメール)には流れません(一部のコミュニティFM等を除く)
(出典:気象庁 訓練特設ページ)

訓練用の速報が届くのは、訓練に参加することを決めた機関・団体だけです。たとえば地方自治体の防災行政無線や、一部の商業施設の館内放送などがこれにあたります。

一方、本物の地震のときにスマホが一斉に鳴るのは、緊急速報メールによる配信です。訓練ではこのスマホへの一斉配信の経路は使わない、というのが気象庁の案内です。

比較項目 訓練用の緊急地震速報(11月5日) 本番の緊急地震速報
配信先 訓練参加を決めた機関・団体 対象地域の人々へ広く
主な伝わり方 防災行政無線、一部商業施設の館内放送など テレビ・ラジオ、スマホの緊急速報メールなど
スマホが鳴るか 基本的に鳴らない 緊急速報メールで届く
テレビ・ラジオ 基本的に流れない(一部のコミュニティFM等を除く) 放送される

なお、キャリア側の仕組みなど技術的な詳しい理由は、気象庁の一次情報では説明されていません。「参加機関にだけ届ける訓練だから、スマホには来ない」と理解しておけば十分です。

防災アプリや自治体のメール配信サービスについて、訓練用の通知が来るかどうかは、本記事執筆時点では断定できません。

過去年度には、訓練用である旨を明記した通知を配信したサービスがあったという案内がありますが、2026年度についての記載は確認できませんでした。

事前に知りたい方は、お使いの防災アプリ内の「お知らせ」「ヘルプ」ページや、提供元の公式サイト・SNSで訓練時の案内が出ていないかを確認しておくと安心です。

自治体によって放送手段が違う(岡山市の例)

同じ訓練でも、住んでいる地域で「何から聞こえるか」が違います。たとえば岡山市は、今回の訓練について次のように明記しています。

本市はその速報を受信後、防災行政無線、緊急告知ラジオで放送を行うものです。今回の訓練では、携帯電話への緊急速報メールの配信はありません
(出典:岡山市公式サイト)

岡山市の場合、屋外スピーカーの防災行政無線や、家庭に置く緊急告知ラジオから訓練放送が流れます。スマホには届きません。

お住まいの自治体が参加するか、どの手段で放送するかは自治体ごとに異なります。参加先の全国一覧は気象庁サイトでは公開されていないため、市区町村の公式サイトや広報で確認してください。個別の自治体の訓練内容はこの記事では網羅しません。

例外|沖縄県は同じ日にスマホへ通知が来る(別の訓練)

沖縄県にお住まいの方は注意が必要です。沖縄県は同じ2026年11月5日、10時05分から11時まで県独自の広域避難訓練を行います(沖縄県公式サイト)。

その情報伝達訓練として、県内全域を対象に、避難訓練の実施を知らせる緊急速報メールが10時03分頃に配信される予定です。

これは気象庁の緊急地震速報の訓練とは別の主体・別の仕組みによるものです。沖縄県だけの取り組みなので、ほかの地域で同じ通知が来るわけではありません。

時刻(11月5日) 内容 対象
10時00分頃 気象庁が訓練用の緊急地震速報を配信 訓練参加の機関・団体のみ
10時00分頃〜 防災行政無線・一部商業施設の館内放送などで放送 参加している地域・施設
10時03分頃 広域避難訓練を知らせる緊急速報メール 沖縄県内のみ
10時05分〜11時 沖縄県の広域避難訓練 沖縄県内のみ

訓練が急に中止される場合がある

訓練用の緊急地震速報は、気象や地震活動の状況によっては急きょ中止される場合があります。中止のときは気象庁のウェブサイトで案内されます(気象庁 訓練特設ページ)。

訓練が予定どおり行われるかは当日の状況次第です。参加を予定している方は、11月5日の朝に気象庁サイトで中止のお知らせが出ていないか確認しておくと安心です。

また、訓練の時間帯でも本物の地震が起きる可能性はゼロではありません。スマホの緊急地震速報が鳴った場合は「訓練だろう」と思い込まず、まず身の安全を確保してください。

スマホが鳴らなくても今日からできる3ステップ

訓練用の速報が自分に届かなくても、訓練には参加できます。気象庁も、時計や動画など自分で用意した合図で行動する方法を案内しています。

気象庁が紹介するシェイクアウト(身を守る3つの行動)のイラスト

出典: 気象庁「緊急地震速報の訓練」

ステップ1|10時の「自分の合図」を用意する

スマホのアラームや時計を、11月5日の10時00分にセットしておきましょう。職場や家庭で、館内放送や防災行政無線が聞こえる環境なら、それを合図にしても構いません。

ステップ2|1分間の「シェイクアウト」をやってみる

合図が鳴ったら、次の3つの行動を1分程度続けます。気象庁が案内している、シェイクアウトと呼ばれる形式の訓練です。

行動 ポイント
姿勢を低くする その場で低い姿勢をとる
頭を守る 頭を守る体勢をとる
動かない 揺れが収まるまでその場で動かない

大切なのは、気象庁が呼びかける「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことです。自宅や職場のどこで身を守るかを、実際に動いて確かめておきましょう。

ステップ3|自分の地域・職場・学校の参加状況を確かめる

自分の市区町村、勤務先、子どもの通う学校が訓練に参加するか、確認しておきましょう。自治体なら公式サイトや広報、職場なら総務や防災の担当部署が窓口になります。

参加していれば、どこから何が聞こえるかを事前に知っておけます。当日「何の音?」と戸惑わずに済み、訓練に集中できます。

気象庁「緊急地震速報の訓練(2026年度)」の告知チラシ(裏面)

出典: 気象庁「緊急地震速報の訓練」

当日のチェックリスト

最後に、11月5日に向けた準備を一覧にしました。

  • 11月5日の朝、気象庁サイトで訓練中止のお知らせが出ていないか確認した
  • 10時00分にアラームなど自分の合図をセットした
  • 家族や同僚と「10時に1分だけ身を守る行動をする」と共有した
  • 自治体・勤務先・学校が訓練に参加するか確認した
  • (沖縄県の方)10時03分頃に避難訓練のメールが届く予定だと家族に伝えた
  • 訓練の時間でも、スマホの緊急地震速報が鳴ったら本物として行動すると決めた

まとめ

2026年11月5日10時00分頃の緊急地震速報 全国訓練のポイントを振り返ります。

  • 訓練用の速報は参加する機関・団体にだけ配信され、スマホの緊急速報メールには原則流れない
  • 岡山市のように、防災行政無線や緊急告知ラジオで放送する自治体がある
  • 沖縄県だけは、同じ日の10時03分頃に県独自の避難訓練のメールが届く予定
  • 気象・地震活動の状況により急きょ中止される場合がある

スマホが鳴らないからといって、訓練が自分に関係ないわけではありません。10時にアラームをセットして、家族や同僚と1分間だけ身を守る行動を試してみてください。

11月5日の朝は、気象庁の訓練特設ページで中止のお知らせが出ていないか確認してから臨みましょう。津波防災の日を「自分の身の守り方を確かめる日」にしてみませんか。

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