マイナンバーカード(表面)のイラスト
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【解決済み】マイナンバーカードが読み取れない時の原因と対処法

結論:マイナンバーカードが読み取れない主な原因は「読み取り方」「電子証明書」「暗証番号」の3つ

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確定申告や児童手当の申請でe-Taxやマイナポータルを開いたのに、マイナンバーカードが読み取れない。エラーコードが出て先に進めない。締め切りが近いほど焦る場面ですが、まずは深呼吸してください。

原因の大半は次の4つです。①読み取り方(カードの当て方・接続方法)、②電子証明書の有効期限切れ・失効、③暗証番号のロック、④サーバー混雑など一時的なシステム側の問題。順に切り分ければ、多くは自分で解決できます。

ただし、闇雲な再入力は禁物です。 暗証番号は、利用者証明用電子証明書パスワード(数字4桁)が3回連続、署名用電子証明書パスワード(英数字6〜16桁)が5回連続の誤入力でロックされます(一宮市公式FAQ)。窓口に行かないと解除できない状態になりかねません。

今すぐ試せるチェックリスト5つ

暗証番号を入力する前に、まずは以下の5つを試してください。作業は数分で終わり、これだけで直るケースが少なくありません。

  • ①スマホカバー・金属物を外して数秒待つ — iPhoneは端末上部、Androidは背面のモバイル非接触IC通信(FeliCa)マーク付近に、カードの中心を押し当てて数秒動かさずに待ちます。スマホカバー、ケーブル類、金属製の机が近くにあると失敗しやすくなります(マイナポータルFAQ)。
  • ②スマホ・PCを再起動する — 昨日まで読めていたのに急に反応しなくなった場合、端末側の不調が疑われます。実際、iPhone SE(第2世代)で読めなくなった利用者が機種変更したら同じカードが即座に読み込まれた、という報告もあります。
  • ③ICカードリーダーはPC背面のUSBポートへ直挿し — USBハブ経由は認識不良の原因になります。接触型はカードの挿入方向も確認しましょう。
  • ④読み取り方式を変える — ICカードリーダーで詰まったら、PC画面のQRコードをスマホで読み取る「2次元バーコード方式」へ切り替える手があります。この方式は令和4年1月に始まったもので、ICカードリーダーの購入やドライバ設定、事前準備セットアップが不要とされています(確定申告書等作成コーナー)。
  • ⑤暗証番号は「残り回数」を数えてから入力 — あと何回でロックされるかを意識し、確信が持てないときは入力せず、先に他の原因を潰しましょう。

マイナンバーカード(表面)のイラスト

出典: いらすとや

上の①のように、iPhoneは端末上部、Androidは背面のFeliCaマーク付近にカードの中心を合わせるのがポイントです。

エラーコード別・意味と最初にやること

e-Taxやマイナポータルは、原因ごとに固有のエラーコードを返します。表示されたコードが分かれば、対処はぐっと早くなります。代表的なものをまとめました。

コード 意味 まず試すこと
HUBH034E 電子証明書の失効確認時にエラー(通信不安定、または添付された電子証明書の不具合) 通信環境を確認し、電子証明書を再添付して再送信
HUBH278E ログイン時と電子署名付与時のカード(またはスマホ用電子証明書)が異なる 手続きの最初から最後まで同じカードで操作し直す
EDX005 サーバーが混みあっている可能性 時間をおいて再試行する
CC-E80036 入力された利用者識別番号が廃止されている マイナポータルアプリの「外部サイト連携」でe-Tax連携を一度解除
E011 利用者証明用電子証明書の有効期限切れ 市区町村窓口で更新手続き
E016 利用者証明用電子証明書の失効 市区町村窓口で再発行手続き
EI140-3000 暗証番号の誤入力(3回連続でロック) 入力を止め、ロック解除の手順へ
EW144-1500等 ICカードとの通信エラー ICカードリーダーの接続を確認
E030-EW044-C300 Chrome/Edgeのブラウザ拡張機能が未インストール 案内に従って拡張機能を導入

出典はe-TaxのHUBH034EHUBH278Eの各Q&Aと、マイナポータルのエラーコード一覧です。コードはほかにも多数あるため、表に無いものはe-Taxのエラー解決トラブルシューティング総合ページ、またはマイナポータルのエラーコード一覧から検索してください。

原因別に見る解決策

ここからは、代表的な5つの原因それぞれについて、症状の見分け方と具体的な対処法をまとめます。自分に当てはまりそうな見出しまで読み飛ばして構いません。

電子証明書の有効期限切れ・失効(E011・E016・CC-E80036)

マイナンバーカードの電子証明書の有効期限は発行から5回目の誕生日まで(5〜6年程度)で、期限が切れるとログインや認証に失敗します。期限が近づくと市区町村から更新通知が届きます(政府広報オンライン)。更新はカードを持参して本人が市区町村窓口で行います。

e-Taxソフトを使っている場合は、認証局(公的個人認証サービス、略称JPKI)に届け出て電子証明書を再取得したうえで、「利用者情報登録」→「電子証明書登録・更新」から再登録が必要です(国税庁e-Tax)。

証明書が有効なのにエラーが出るパターンもあります。CC-E80036は本来「利用者識別番号が廃止されている」ときのコードですが、以前の番号があるのに取得し直し、カードが旧番号と連携した状態で「マイナポータルと連携する」を選ぶと、有効な番号でも表示されることがあります。この場合はマイナポータルアプリの「外部サイト連携」からe-Tax連携を一度解除します。

マイナンバーカード(裏面)のイラスト

出典: いらすとや

暗証番号がロックされたとき

解除方法は2つです。1つは公的個人認証サービス(JPKI)が提供するスマートフォンアプリ「JPKI暗証番号リセット」を使い、券面情報の撮影・カード読み取り・利用者証明用パスワード入力・顔認証で本人確認を行うオンライン方式です。App StoreまたはGoogle Playで「JPKI暗証番号リセット」と検索すると見つかります。ただし署名用か利用者証明用のどちらかのパスワードが分かっている場合に限られます。

もう1つは市区町村窓口へ本人がカードを持参して再設定する方法です。両方のパスワードが分からないときはオンラインでは解決できず、窓口手続きのみとなります(調布市の案内)。

パスワードを忘れた人のイラスト

出典: いらすとや

ICカードリーダーが認識しない(PCの場合)

確認項目は、挿抜方向(接触型)、金属製の机を避ける(非接触型)、USBハブを経由しない接続、「適合性検証済みICカードリーダライタ一覧」への機種の掲載、ドライバの最新化です。Windowsでは利用者クライアントソフトの最新化と手動設定、MacではSmart Card Servicesのインストールも挙げられています(公的個人認証サービス(JPKI)公式サイト)。

ICカードリーダーのイラスト

出典: いらすとや

「適合性検証済みICカードリーダライタ一覧」にも掲載されている定番モデルとして、ソニーのPasori RC-S300はe-Tax・マイナポータルでの動作実績が豊富です。ドライバの相性トラブルを避けたい場合の選択肢として紹介します。

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スマホがまったく反応しない(NFC非対応の可能性)

スマホで読み取るには、端末にNFC機能があり対応機種一覧に掲載されていること(iOSはiPhone 7以降、Androidは2016年以降発売の一部機種)と、Bluetooth 4.0以上が必要です。手持ちの機種が対象かは公的個人認証サービスのNFC対応スマートフォン一覧で確認できます。非対応ならICカードリーダーでの読み取りに切り替えましょう。

通信が不安定・システム側が混雑している(HUBH034E・EDX005)

HUBH034Eは通信状況が不安定な場合にも発生します。Wi-Fiとモバイル回線を切り替える、電波の良い場所へ移動すると改善することがあります。EDX005のようにサーバー混雑が疑われる場合は、時間をおいて再試行するよう案内されています。確定申告期は特に混み合うため、期限直前を避けるのが最善の対策です。

なお、原因が利用者側にあるとは限りません。国税庁は令和7年(2025年)1月に、マイナンバーカードでe-Taxにログインして申告等データを送信するとエラーになる事象が発生し、その後解消したと告知しています。何をしても直らないときは、公式のお知らせを確認してみてください。

それでも解決しないときの最終手段

締め切りが迫っているなら、マイナンバーカード方式にこだわらず「利用者識別番号とパスワードによるログイン」に切り替えて送信する手もあります(確定申告書等作成コーナー)。ただしマイナポータル連携による控除証明書の自動入力など、一部機能が使えなくなる可能性があります。

カード自体の状態は、コンビニのマルチコピー機で住民票の写しなどを取得できるか試すと切り分けられます。そこで読めるならカードは正常で、原因は端末やアプリ側にあると判断できます。読み取れない場合や、静電気・衝撃によるICチップの破損が疑われる場合は市区町村の窓口へ相談しましょう。

e-Taxのエラーが解決しないときは、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクへの問い合わせが案内されています。児童手当の現況届など期限のある手続きは、認証エラーで完了しないと給付に影響する可能性があるため、早めに自治体へ連絡するのが安全です。

※現在エラーに困っている方は、以下は今すぐ読む必要のない補足情報です。読み飛ばしてまとめへ進んで構いません。

【2026年8月25日】「マイナアプリ」への統合に注意

デジタル庁は、「マイナポータルアプリ」と「デジタル認証アプリ」を統合した新アプリ「マイナアプリ」を2026年8月25日から提供開始予定と発表しています。既存ユーザーはアップデートで新アプリに切り替わり、対応機種の条件も見直される予定とされています(デジタル庁のお知らせ)。

2026-08-20時点では提供開始前で、切り替え後の挙動や対応機種の詳細は確定情報として扱えません。アップデート直後に見慣れないエラーが出たら、自分の設定ミスと決めつけず公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ|次回困らないための3つの習慣

マイナンバーカードが読み取れないときは、①カードの当て方と周囲の金属を見直す、②電子証明書の有効期限を確認する、③暗証番号は残り回数を数えてから入力する、の順で切り分けてください。エラーコードが出ているなら、早見表で意味を確認するのが近道です。

再発防止には3つの習慣が有効です。電子証明書の有効期限(発行から5回目の誕生日まで)を家族分カレンダーに登録する。暗証番号は2種類あることを前提に安全な方法で控える。そして期限のある手続きは余裕をもって早めに着手する。まずはチェックリストの5項目から順番に試してみてください。

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