【2026年5月18日必須化】岡三証券オムニネットにログインできない・パスキーが設定できない時の原因と直し方5選
「オムニネットにログインできない」「パスキーが設定できず注文画面まで進めない」。岡三証券のインターネット取引サービスでこうした状態が起こりうるのは、2026年にログイン認証の仕組みそのものが変わったためです。故障やアカウント停止ではないケースがほとんどで、原因さえ切り分けられれば多くはご自身で解決できます。この記事では公式発表をもとに、症状別の原因と直し方を5つの手順で整理します。
なお「パスキー」とは、パスワードの代わりに指紋認証・顔認証・画面ロック解除用のPINなど、お使いの端末にすでに設定されている本人確認の方法でログインできる、新しい認証の仕組みのことです。詳しい理由は記事後半で説明しますが、まずは「パスワードより安全にログインできる仕組み」とイメージしておけば大丈夫です。
オムニネットにログインできないときにまず確認すること
結論から言うと、原因の多くは2026年に行われた認証方式の変更にあります。オムニネットでは2026年2月9日(月)午前6時に「パスキー認証」が導入され、ログイン時は「パスキーによる認証(推奨)」「ワンタイムパスワードによる認証」「メールで送信される認証コードによる認証」のいずれかが必須になりました(岡三証券 2026年2月9日付お知らせ)。
さらに2026年5月18日(月)以降は、「お取引」「ご出金」「重要な属性変更」を行う場合、原則としてパスキー認証でのログインが必要です(岡三証券「オムニネットのパスキー認証」)。パスキー未登録でも、お預り資産の照会など取引を伴わない確認は従来のパスワード+追加認証方式で引き続き利用できるとされています。「残高は見えるのに注文だけ進めない」という状態は、不具合ではなく仕様変更によるものだと考えてよいでしょう。
まずは症状から原因を切り分けてみてください。
| 症状 | 考えられる原因 | 最初に試すこと |
|---|---|---|
| ログイン画面が表示されない | ポップアップブロック | omni-net.okasan.co.jp を許可サイトに追加 |
| ログインできるが取引・出金に進めない | 2026年5月18日以降の仕様変更(パスキー未登録) | パスキーを登録する |
| パスキーが登録・設定できない | OS・ブラウザが動作環境外 | 対応環境を確認する |
| 機種変更後にパスキーで認証できない | 新しい端末にパスキーが無い | 代替認証でログインし登録し直す |
| 上記で解決しない | 登録状況・端末個別の問題 | 岡三パスキー設定専用ダイヤルへ相談 |
「岡三オンライン」と「オムニネット」は別サービス
対処の前に確認したいのが、ご自身が使っているサービス名です。「オムニネット」と「岡三オンライン」は運営元が近いため混同されがちですが、口座もシステムも別のサービスです。ここを取り違えると、手順どおりに設定しても解決しません。
| 項目 | オムニネット | 岡三オンライン |
|---|---|---|
| 提供元 | 岡三証券(総合証券・対面営業の口座) | 岡三証券グループのネット証券専業ブランド(旧・岡三オンライン証券。2022年1月1日に岡三証券と経営統合) |
| ログイン先 | omni-net.okasan.co.jp | www.okasan-online.co.jp |
| 国内株式手数料の例 | 0.6325%等 | 無料 |
| パスキー認証の必須化 | 対象(2026年2月9日導入) | 2026-09-04時点で公式の案内を確認できず |
※手数料体系は変更される場合があるため、上表は2026-09-04時点の情報です。最新の料率は各社公式サイトでご確認ください。
岡三オンラインのサポートページには「こちらは岡三オンラインに口座をお持ちのお客さま専用フォームです(岡三証券のオムニネットとは異なります)」と明記されています(岡三オンライン サポート)。支店やコンタクトセンターで口座を開いた方はオムニネット、ネットで完結する口座を開いた方は岡三オンライン、と考えると見分けやすいはずです。
なお2026-09-04時点で確認した範囲では、岡三オンライン側にパスキー認証必須化の案内は見当たりませんでした。岡三オンラインをご利用の方はこの変更の対象外である可能性が高いため、ログインでお困りの場合は岡三オンラインのログインヘルプを確認してください。

出典: 岡三証券「オムニネット」
なぜログインできない・パスキーが設定できないのか
2026年5月18日以降の仕様変更が原因のケース
2026年1月9日付の予告でも「2026年5月中にパスキー以外でログインした場合、原則としてお取引できなくなります」と告知されていました(岡三証券 2026年1月9日付お知らせ)。ログイン自体はできるのに発注や出金の操作で止まる場合、まず疑うべきはパスキー未登録です。
動作環境が対応外のケース
オムニネットには対応OS・ブラウザの条件があり、範囲外の端末ではパスキーの登録がうまくいきません。2026-09-04時点で公表されている動作環境は次のとおりです。
| 端末 | OS | ブラウザ |
|---|---|---|
| Windows | Windows 11 | Microsoft Edge / Google Chrome |
| Mac | MacOS 14 / 15 / 26 | Safari |
| iPhone・iPad | iOS 18.x・26.0〜26.6 / iPadOS 18.x・26.0〜26.6 | Safari |
| Android | Android 10.0〜17.0 | Google Chrome |
出典: 岡三証券「動作環境」。同ページではパスキー認証の登録に加え、ログインパスワード・取引パスワードを初期設定から変更していることも必須とされています。心当たりがある方はそちらも確認しておきましょう。
ポップアップブロックでログイン画面が出ないケース
そもそもログイン画面が開かない場合は、パソコンのポップアップブロックが原因のことがあります。岡三証券もポップアップの許可設定を案内しています(はじめてご利用のお客さま)。認証以前の入口の問題なので、パスキーを疑う前にここを確認してください。
端末変更でパスキーが引き継がれていないケース
パスキーは秘密鍵を端末内に保管する仕組みのため、一般的なパスキー認証の性質上、機種変更で引き継がれていない端末では認証できません。ただし岡三証券固有の事例としての公式FAQは2026-09-04時点で確認できませんでした。該当しそうな場合は、この後の「手順4: 代替の認証方法でログインする」でいったんログインし、落ち着いてから「手順3: パスキーを新規登録する」で新しい端末にパスキーを登録し直すのが安全です。
ログインできないときの解決手順5つ
手順1: 対応OS・ブラウザを確認する
前掲の動作環境の表と照らし合わせ、OSとブラウザのバージョンを確認します。古いOSのまま、あるいは非対応ブラウザで操作している場合は、まず環境を整えるところからです。
手順2: ポップアップブロックを解除する
Microsoft Edgeは設定の「サイトのアクセス許可」→「ポップアップとリダイレクト」、Google Chromeは「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「ポップアップとリダイレクト」を開きます。許可サイトに omni-net.okasan.co.jp を追加すれば、ログイン画面が開かない症状は解消することがあります。
手順3: パスキーを新規登録する
パスキー登録には「パスキー対応機種(PC・スマートフォン・タブレット)かつ岡三証券の利用条件を満たした端末」と「有効なメールアドレス、またはワンタイムパスワード認証の設定」が必要です。メール認証コードかワンタイムパスワードでログインし、案内に沿ってパスキーを作成します。
一般的なパスキー登録の流れとしては、まずメール認証コードかワンタイムパスワードでいつもどおりログインし、設定メニューからパスキー登録を選びます。その後、お使いの端末に設定されている顔認証・指紋認証・画面ロック解除用のPINなどで本人確認を求められるので、それに応じると端末にパスキー(鍵)が保存され、以降はそのパスキーだけでログインできるようになります。前述のとおりパスキーは公開鍵暗号方式を採用しており、秘密鍵は端末内に保管される仕組みです。あらかじめ端末側で顔認証や指紋認証を有効にしておくと、登録がスムーズに進みます。

参考として、岡三グループの別会社である岡三ビジネス&テクノロジー証券は、パスキー登録時にGoogleアプリやYahooアプリを使わないよう案内しています(同社の案内)。別サービスの案内であり、オムニネットで同じ制約があるとは限りませんが、アプリ内ブラウザで登録が進まないときは標準ブラウザで試す価値はあるでしょう。
手順4: 代替の認証方法でログインする
パスキーがどうしても使えないときは、ワンタイムパスワードまたはメールで送信される認証コードでログインできます。ただし2026年5月18日以降、取引・出金・重要な属性変更は原則パスキー認証が必要なため、あくまで一時的な回避策と考えてください。
手順5: 専用窓口へ問い合わせる
ここまでで解決しない場合は、無理に操作を繰り返さず窓口に相談するのが早道です。窓口ごとに対応範囲が異なるため、目的に応じて使い分けましょう。
| 窓口 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| 岡三パスキー設定専用ダイヤル | 0120-214175 | 8:40〜17:40(土・日・祝日を除く) |
| 岡三コンタクトセンター | 0120-390603(携帯電話からは03-4330-2808) | 8:00〜18:00(土・日・祝日を除く) |
- パスキーの設定・登録そのものに関する相談は、岡三パスキー設定専用ダイヤルへ。ただし端末固有の機能や設定方法そのもの(この記事の手順1・2で紹介したOS・ブラウザ側の設定確認など)については対応対象外とされています。まずは記事内の手順を参考にお使いの端末の設定をご自身で確認してみてください。
- パスキー登録以外の総合的な相談(ログイントラブル全般、口座に関する問い合わせなど)は岡三コンタクトセンターへ。
- パスワードのロック解除・再設定についても、まずは岡三コンタクトセンターへご相談ください。グループの岡三オンライン側では電話依頼またはWeb申込で手続きでき、再発行書類は郵送と案内されており、オムニネットでも同様の流れになる可能性がありますが、詳細はコンタクトセンターでご確認ください。
パスキー認証が必須化された理由
手間が増えたように感じるかもしれませんが、この変更は利用者の資産を守るためのものです。パスキーは公開鍵暗号方式を用いた認証で、秘密鍵は利用者のデバイス内に保管され外部に送信されません。岡三証券はこれを、顧客資産・情報を不正ログインや不正取引から守るための緊急対応と説明しており、フィッシングやパスワード漏洩のリスク低減を狙った施策です。

同時に、Eメール通知サービスの設定が全顧客一括で「通知する」へ変更されました。対象はログイン通知・国内株式約定通知・IPO通知の3種類で、身に覚えのないログインを早期に発見する手がかりになります。通知が増えて驚いた方も、セキュリティ面ではオンのままにしておくほうが安心です。
まとめ
オムニネットにログインできない原因は、①ポップアップブロック、②動作環境、③パスキー未登録、の3つに大きく分かれます。まず自分の症状がどれに当たるかを表で確認し、手順1から順に試してみてください。それでも解決しなければ、岡三パスキー設定専用ダイヤル(0120-214175)へ相談すれば大丈夫です。
パスキーが未登録の方は、次に注文したいタイミングで慌てないよう、時間のあるうちに登録を済ませておきましょう。2026年5月18日以降、取引や出金には原則パスキー認証でのログインが必要です。仕様は変更される場合があるため、手続き前に岡三証券の公式ページで最新の案内を確認してください。
