【2026年9月1日〜】PayPayで他社クレジットカードが使えない原因と「他社カード利用券」の買い方3ステップ
PayPayで他社クレジットカードが使えないのは「終了」が原因|結論を先に確認
「今月に入ってから、PayPayの支払い方法にクレジットカードが出てこない」。そう感じて検索された方は、アプリの不具合でもカードの利用停止でもありません。PayPayで他社クレジットカードが使えないのは、2026年8月31日で従来の決済方式が提供終了したためです。
結論を先にまとめます。2026年9月1日以降、PayPayカード以外のクレジットカードをアプリで直接選んで支払う方式は利用できません(PayPayヘルプ「クレジットカードで支払いができない」、2026-09-11時点)。
代わりに用意されたのが、手持ちの他社カードで前もって購入しておく「他社カード利用券」という前払い方式です。2026年7月1日に提供が始まり、そのまま同じカードで決済を続けられます。
なお、症状の出方は「エラーが出る」というより「支払い方法の一覧からクレジットカードの選択肢自体が消えている」形が中心です。カード会社に問い合わせても解決しないので、以下の切り替え作業に進んでください。

ここからは「なぜ使えなくなったのか」「自分は例外に当たらないのか」「他社カード利用券をどう買って、どう使うのか」を、PayPayの公式情報にあたって順番に整理していきます。
なぜ使えなくなったのか|原因と例外を整理
2026年8月31日で「従来の決済方式」が終了した
PayPayアプリに他社クレジットカードを登録し、支払い方法として直接選ぶ方式は、2026年8月31日をもって提供終了しました。この方針は2026年7月1日のお知らせで告知されており、急な仕様変更ではなく約2カ月の周知期間がありました。
同じ7月1日から、代替となる「他社カード利用券」の提供が始まっています。利用できるユーザーは約1カ月かけて順次拡大されました(PayPayからのお知らせ)。
例外は三井住友カード発行の個人向けカードのみ
「自分は使えないのに、家族のカードは今も使える」という食い違いが起きるのは、例外が1社だけ設けられているからです。PayPayからのお知らせ「他社クレジットカード継続利用の方法(他社カード利用券)の提供開始」には次のように明記されています。
三井住友カードが発行する個人向けクレジットカード(ANAカード、Amazon Mastercard等の提携カードを含む)については、三井住友カードとの連携施策により、引き続き従来方式を提供します
つまり三井住友カード発行のカードなら、これまでどおりアプリから直接選んで支払えます。それ以外のカード会社が発行するカードは、すべて他社カード利用券への切り替えが必要です。
廃止の狙いは不正利用・マネロン対策
理由についてPayPay広報は、「犯罪行為や不正利用への対策、ならびにマネー・ローンダリング(資金洗浄)およびテロ資金供与対策の強化」と説明しています(PRESIDENT Online)。同記事によると、SNS上でも「急に他社カードが使えなくなって困った」という声が相次ぎ、多くのユーザーが同じように戸惑った経緯が紹介されています。検索してこの記事にたどり着いた方も、決して一人だけが困っているわけではありません。

出典: PayPayからのお知らせ「他社クレジットカード継続利用の方法について」
原因と例外が分かったところで、次は実際に手を動かす番です。ここから先は「他社カード利用券」をどう買い、どう使うかを具体的に見ていきます。
「他社カード利用券」の買い方【3ステップ】
準備:アプリを最新版にして、カードを登録しておく
まずPayPayアプリを最新版に更新します。そのうえで、使いたい他社クレジットカードをアプリに登録しておいてください。対応ブランドはVisa・Mastercardのみで、JCBやAmerican Expressは他社カード利用券に使えません。
ステップ1〜3:メニューを開き、金額を選び、3Dセキュアで認証する
- ホーム画面の「すべて」をタップし、「他社カード利用券」を選ぶ
- 購入金額を10,000円単位で設定する(10,000円・30,000円・50,000円・100,000円・200,000円のボタンから選択)
- 登録済みの他社クレジットカードを選び、3Dセキュア(本人認証サービス)で認証して購入を確定する
3Dセキュアはカード会社側の本人確認です。事前に設定を済ませておくと途中で止まりません。

買う前に必ず知っておきたい上限とルール
購入額と利用額では上限の意味が異なります。公式ヘルプと資金決済法に基づく表示ページを突き合わせると、次のように整理できます(いずれも2026-09-11時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 購入単位 | 1万円単位(10,000/30,000/50,000/100,000/200,000円) |
| 1回の購入額 | 1万円〜25万円 |
| 月の購入上限 | 25万円 |
| 券の残高保有上限 | 100万円 |
| 支払可能金額の上限 | 過去24時間で100万円/過去30日間で200万円 |
| 対応ブランド | Visa・Mastercard |
| 手数料 | 購入時・利用時とも無料 |
| 有効期限 | なし |
| 払い戻し・キャンセル | 原則不可 |
出典はPayPayヘルプ「他社カード利用券について」と資金決済法に基づく表示です。後者には「他社カード利用券の有効期限はありません」「原則として、他社カード利用券の払い戻しはいたしません」と明記されています。
期限がない代わりに買い戻せません。まずは1万円だけ買って使用感を確かめるのが安全です。
「他社カード利用券」の使い方|残高との併用ルール
支払い方法に他社カード利用券を選べば、いつものバーコード・QR決済がそのまま使えます。「自動適用(優先順位設定)」を有効にしておくと、券の残高で足りない分が他の支払い方法へ自動的に充当されます。設定画面の場所や手順は変更される可能性があるため、PayPayヘルプ「PayPay商品券/他社カード利用券の自動適用(優先順位設定)について」で最新の設定方法を確認してください。
つまり券の残高・PayPay残高・PayPayクレジットは組み合わせて使えます。一方でPayPayポイントとの併用払いはできません。ポイントを優先して消化したい人は注意してください。

Yahoo!知恵袋には「券の残額1,000円で1,010円の買い物をするとき、不足の10円を現金で払えるか」という質問が投稿されています。回答では、PayPay支払いと現金の併用はできず、券は1万円単位のため細かい調整が難しいと指摘されていました(Yahoo!知恵袋)。端数は残高で吸収する前提で運用しましょう。
それでも不安な人へ|3つの代替手段を比較
前払いに抵抗がある、1万円単位が使いにくい、という場合は次の3択から選べます。
| 選択肢 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 他社カード利用券を買う | 今のカードのまま続けたい/PayPayを月1万円以上使う | 1万円単位・払い戻し不可・Visa/Mastercardのみ |
| PayPayカードに切り替える | ポイント還元も取りたい/すぐ使い始めたい | 新規の申し込みと審査が必要 |
| 三井住友カード系に切り替える | 従来どおりの直接払いを続けたい | カード発行に日数がかかる |
代替1:PayPayカードに切り替える
PayPayカードは年会費永年無料で、利用200円ごとに最大1.5%のPayPayポイントが貯まります(2026-09-11時点)。申し込みから審査(最短2分)、デジタルカード発行までオンラインで完結し、物理カードは1週間程度で届きます(PayPayカード公式、アプリオの実体験レポート)。前払いの手間がなくなるうえ、還元も受けられるのが利点です。
三井住友カード系に切り替える、または他の決済手段を併用する
前述のとおり、三井住友カード発行の個人向けカード(ANAカード・Amazon Mastercard等の提携カードを含む)なら従来方式を続けられます。新しいカードを申し込む必要がなく、今使っているカードをそのまま使い続けられる点が最大の利点です。ただしこれから三井住友カード系のカードを新規に作る場合は、発行までに日数がかかる点は他の選択肢と同様です。
カードを増やしたくない人は、現金や他のQRコード決済・交通系ICカードを場面で使い分けるのも現実的な選択です。他社カード利用券・PayPayカード・三井住友カード系のいずれも使いたくない場面では、無理にPayPayにこだわらず決済手段を切り替える判断も選択肢のひとつです。

出典: PayPayからのお知らせ「他社クレジットカード継続利用の方法について」
よくある疑問と注意点
| 疑問 | 現時点で分かっていること |
|---|---|
| カード会社のポイントは付く? | 他社カード利用券の購入は、カード会社から見れば通常のカード利用(ショッピング利用)です。ただし付与の可否や還元率はカード会社ごとの規約によって異なり、PayPay公式でも明言されていません。気になる場合は契約しているカード会社に問い合わせて確認してください。 |
| PayPayステップなどの還元対象になる? | 他社カード利用券での支払い分の還元については、公式ヘルプの記載が限られています。条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ずPayPay公式ガイドや公式ヘルプで確認してください。 |
| 最新版にしたのにメニューが出ない | 他社カード利用券は提供開始から約1カ月かけて順次ユーザーに展開されました。表示されない場合は時間をおいて再確認するか、アプリを再起動してみてください。 |
まとめ
PayPayで他社クレジットカードが使えないのは故障ではなく、2026年8月31日の提供終了によるものです。今日やることは1つだけ、自分の状況に合う選択肢を決めてしまいましょう。
- PayPayを月1万円以上使う人 → アプリの「すべて」から他社カード利用券を1万円分だけ購入して試す
- ポイント還元も取りたい人 → PayPayカードに申し込む(年会費永年無料・デジタルカードは最短即日)
- カードを増やしたくない人 → 三井住友カード系への切り替えか、現金・他の決済手段との併用を検討する
仕様や上限額は今後も変わる可能性があります。PayPay公式ガイド「他社カード利用券」をブックマークしておけば、次に同じことが起きても慌てずに済みます。まずは少額購入から、いつもの支払いを取り戻してください。
