【解決済み】モバイルPASMO機種変更で定期・残高が引き継げない原因と対処法5選
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【解決済み】モバイルPASMO機種変更で定期・残高が引き継げない原因と対処法5選

結論

スマホを機種変更したら、モバイルPASMOの定期券や残高が新しい端末に出てこない。改札で使えない、残高が消えたように見える、「このカードは使用できません」と表示された。そんな状況で困っている方に向けて、原因と復旧方法を整理します。

結論から言うと、モバイルPASMOの機種変更での引き継ぎは、旧端末でPASMOを「預ける」操作をしてから新端末で「受け取る」のが正しい手順です。引き継げないときは、まずこの手順が済んでいるかを確認しましょう。

機種変更の手続きを忘れた場合でも、PASMOアプリで会員登録していれば、無料で再発行の手続きができます(PASMO公式:再発行)。症状ごとの対処は次のとおりです。

症状 まず試すこと
旧端末が手元にあり、PASMOが残っている 旧端末で「預ける」→新端末で「受け取る」
引き継ぎを忘れて新端末で使えない 会員メニューサイトかサポートセンターで再発行
再発行後、残高や定期区間外が使えない 翌朝5時以降に受け取り操作をする
iPhoneとAndroidをまたいで乗り換えた 引き継ぎ不可。Apple Pay側の退会などを確認
「このカードは使用できません」等の表示 障害情報を確認し、サポートへ相談

なぜ引き継げないのか|機種変更の仕組みと原因

旧端末→センターサーバー→新端末の順でデータが移る

モバイルPASMOの機種変更は、旧端末のPASMOデータをいったんセンターサーバーに預け、新端末で受け取る仕組みです(PASMO公式:機種変更)。預けられるのは次のデータです。

  • 定期券
  • SF残額(SF=チャージした電子マネーの残高)
  • オートチャージ設定
  • 残額履歴
  • 特典バスチケット残額
  • クレジットカード情報

新端末で受け取った内容は、ただちに有効になります。つまり旧端末で「預ける」をしていなければ、新端末で受け取る対象がありません。

iPhoneとAndroidの間では引き継げない

Androidの「モバイルPASMO」と、iPhoneの「Apple PayのPASMO」は別のサービスです。

ドコモのモバイルPASMO利用ガイド(PDF)では、iPhoneからAndroidへの引き継ぎはできないと案内されています。

乗り換えの組み合わせ 引き継ぎ 補足
Android → Android できる 新旧どちらの端末でもGoogleアカウントへのログインが必要
iPhone → Android できない Apple PayのPASMOは一度退会が必要
Android → iPhone 本記事の手順の対象外 再発行したPASMOもiPhoneへは再設定できない

モバイルPASMO 乗り換え組み合わせ別の引き継ぎ可否表

「このカードは使用できません」と表示される場合

この表示が機種変更のどの操作・条件で出るのかを明記した公式ページは、2026-10-30時点で確認できませんでした。まず次の2点を確認してください。

  • 旧端末で「預ける」操作が済んでいるか(後述の「機種変更前に必ずやるべき引き継ぎ手順」を参照)
  • PASMOを2枚重ねてタッチしていないか。重ね持ちによるエラー案内はありますが、機種変更に固有の原因とは確認されていません

これで解決しない場合は、後述の「対処法5:PASMO側の障害情報を確認する」も確認してください。直らないときは、サポートへ相談しましょう。

なお、iPhoneのApple PayのPASMOでは、よく似た症状として「カードをアップデート中」の表示が消えない事例がAppleサポートコミュニティで報告されています。

端末とサーバーの残高が一致しないことが原因の可能性がある、という回答者の推測で、公式見解ではありません。この記事はAndroid間の機種変更が対象ですが、iPhoneで同様の表示が出た場合の参考情報として触れておきます。

モバイルPASMO機種変更時の対処フロー図

機種変更前に必ずやるべき引き継ぎ手順

旧端末での操作

手順 操作
1 モバイルPASMOアプリ左上の「≡」をタップ
2 【その他】→【機種変更】をタップ
3 起動したおサイフケータイアプリで【カードを預ける(機種変更)】をタップ
4 【預ける】をタップして完了

新端末での操作

手順 操作
1 おサイフケータイアプリを起動し【マイサービス】をタップ
2 【交通系ICカードの受け取り】をタップ
3 【モバイルPASMO】を選択
4 【受け取る】をタップして完了

受け取りが終われば、定期券や残高はすぐに使えます。

事前に確認しておくこと

  • 新旧どちらの端末でもGoogleアカウントにログインしておく
  • 新端末がモバイルPASMOの対応端末か確認する(2026-10-30時点ではFeliCa搭載・Android 6.0以上・最新のおサイフケータイアプリが条件とされています。最新情報はモバイルPASMO公式サイトで確認してください)
  • PASMOアプリで会員登録を済ませておく(万一のときの再発行に必要)
  • 物理カードのPASMOから初めてモバイルPASMOを使い始める場合は、本記事の機種変更の手順とは異なります(モバイルPASMOのFAQ)

引き継ぎを忘れた・エラーが出た場合の対処法5選

対処法1:旧端末が使えるなら「預ける」からやり直す

旧端末を初期化していなければ、旧端末にPASMOが残っている可能性があります。上の手順どおり、旧端末で「預ける」、新端末で「受け取る」の順に操作してください。

対処法2:会員登録済みなら無料で再発行する

引き継ぎを忘れて新端末で使えなくなった場合は、会員メニューサイトまたはモバイルPASMOサポートセンターで再発行を手続きできます。手数料は無料です(PASMO公式:再発行)。再発行には次の注意点があります。

  • 再設定できるのはAndroid端末間のみ。iPhoneやPASMOカードへは再設定できない
  • 紛失から再発行登録完了までに第三者に使われた電子マネーは補償されない
  • 再発行後はアプリに登録したクレジットカード情報が消えるため、再登録が必要

なお、PASMO全般のルールとして、東京都交通局は紛失時の再発行の可否を次のように案内しています。この区分は、PASMOカード本体を紛失したときの再発行ルールで、モバイルPASMOの機種変更忘れによる再発行とは別の条件です。

種類 再発行
記名PASMO(PASMO定期券を含む) できる
無記名PASMO(都営バス・都電の定期券付加を含む) できない

機種変更の引き継ぎ操作と、紛失時の再発行は条件が別です。モバイルPASMOの再発行で問われるのは記名・無記名ではなく、会員登録の有無です。会員登録済みの方は、上の表に関わらずこの手順で再発行できます。

なお、モバイルPASMO利用者自身が記名・無記名のどちらに区分されるかを明記した公式情報は、2026-10-30時点で確認できませんでした。

対処法3:再発行後は翌朝5時以降に受け取り操作をする

再発行登録をすると、登録完了から翌朝5時まではチャージ、定期券の購入や払いもどし、会員メニューの操作ができません。この間は残高が消えたように見えることがありますが、受け取りの前段階です。

再発行したPASMO 当日できること 翌朝5時以降にやること
定期券あり 再設定後すぐ定期区間内を利用できる モバイルPASMOアプリで追加の受け取り操作(定期区間外・SFが使えるようになる)
定期券なし ― おサイフケータイアプリで「交通系ICカードの受取」操作

対処法4:Apple PayのPASMOなら追加・転送の条件を確認する

ここからはiPhoneの「Apple PayのPASMO」が対象です。本記事の中心であるAndroid間の機種変更とは別の手順になります。

iPhoneの場合はAndroidと手順が異なります。Appleの公式サポートでは、追加・転送できないときの確認点として次を挙げています。

  • Apple Payに障害が起きていないか
  • iOS・watchOSが最新か
  • カードの残額が19,500円以下か
  • 記名カードで生年月日の入力が必要か
  • 日本時間の深夜0時〜5時ではないか(カード追加を含む多くの機能が使えない)

19,500円の上限はプラスチックカードを新しくApple Payへ追加するときの条件です。本記事が対象とするAndroid間の機種変更(センターサーバー経由の引き継ぎ)に同じ上限が当てはまるかは、2026-10-30時点で確認できませんでした。Android利用者の方は、この項目は関係ない可能性があります。

旧iPhoneでカードを削除した後に新iPhoneへ移行できなくなった、という報告もAppleサポートコミュニティに複数あります。削除の前にAppleの案内を確認しておくと安心です。

対処法5:PASMO側の障害情報を確認する

サービス側の障害で一時的に使えない場合もあります。2026年に発生した障害は次のとおりです。

発生日 内容 状況
2026年7月16日 モバイルPASMO/Apple PayのPASMOでチャージ等が行いづらい障害 復旧済み
2026年10月1日 Apple PayのPASMOでチャージ等ができない障害 復旧済み

いずれも復旧済みとPASMO公式のお知らせで告知されています。

それでも解決しない場合|公式サポートへの問い合わせ方

上の対処法で直らないときは、公式の窓口へ相談しましょう。

窓口 向いているケース
会員メニューサイト 会員登録済みで、自分で再発行を手続きしたい
モバイルPASMOサポートセンター 再発行の相談、会員未登録などで手順が進まない
モバイルPASMOのよくある質問 表示されたメッセージの意味を調べたい

再発行の手続きは会員登録が前提です。未登録の場合は、サポートセンターに状況を伝えて対応を確認してください。物理カードの紛失や、モバイルSuicaの手続きはこの記事では扱いません。

まとめ

モバイルPASMOの機種変更で定期券や残高が引き継げないときは、まず旧端末で「預ける」をしたかを確認しましょう。手続きを忘れても、会員登録済みなら無料で再発行できます。

次回の機種変更で慌てないよう、次の順でチェックしてください。

  1. PASMOアプリの会員登録を済ませておく
  2. 新旧の端末でGoogleアカウントにログインする
  3. 旧端末で【カードを預ける(機種変更)】→【預ける】
  4. 新端末で【交通系ICカードの受け取り】→【モバイルPASMO】→【受け取る】
  5. 定期券と残高が表示され、定期区間外でも使えるか確認する

困ったときは、PASMO公式の再発行ページを手元に置いて、今日のうちに手続きを進めておきましょう。

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