東邦ガスの電気はいつから値上げ?【2026年11月1日】電気代はいくら上がるか試算
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東邦ガスの電気はいつから値上げ?【2026年11月1日】電気代はいくら上がるか試算

「東邦ガスの電気代が上がると聞いたけれど、いつから、いくら変わるのか」。11月に入り、そんな疑問を持った方も多いと思います。

この記事では、東邦ガスの公式発表をもとに、電気料金の値上げの開始日・理由・増える金額を整理します。都市ガス料金はこの記事では扱いません。

結論

東邦ガスの電気料金は、2026年11月1日以降の使用分(検針分)から値上げされています。東邦ガスが2026年10月6日に発表しました(東邦ガス「電気料金の見直しについて」)。

検針分とは、電力会社がメーターを読み取った使用量の分を指します。契約の切り替え日ではなく、メーターを読み取った日が11月1日以降の使用量から新単価が適用されます。

値上げの理由は、中部電力パワーグリッドが定める託送料金の引き上げです。託送料金とは、発電所から家庭まで電気を届ける送配電網の利用料金のことです。

モデル家庭(ファミリープラン・契約電流40A・月320kWh)では、月11,480円から12,005円へ、525円(税込)増える試算です。

項目 内容(2026-11-02時点)
いつから 2026年11月1日以降の使用分(検針分)
対象 低圧の電灯用プラン・動力用プランの契約者
理由 中部電力パワーグリッドの託送料金の引き上げ
モデル家庭の増額 月+525円(税込)
高圧・特別高圧 今回は対象外(2027年1月1日以降に別途改定予定)

11月使用分の電気代から新しい単価が反映されます。読者がまずやることは、自分の契約プラン名と契約容量の確認です。

自分は対象か|契約プランをチェック

低圧の電灯用・動力用プランが対象

対象は「電気需給約款(低圧)」の電灯用プランと動力用プランです。動力用プランは、工場やビルの設備など主に事業者が契約するプランで、一般家庭の契約は通常、電灯用プランです。

請求書などで、自分の契約がこの区分かを確かめてください。

東邦ガスは、2026年11月1日に約款を変更したプランとして次の名称を挙げています(東邦ガス 電気料金プランのお知らせ)。

区分 該当するプラン名
電灯用 ファミリープラン、ビジネスプラン、シンプルプランⅠ・Ⅱ
ポイント・特典系 ポイントでんきプラン、ギフトでんきプラン、ボーナスでんきプラン(いずれも「C」を含む)
再エネ グリーンエコプラン(再エネでんき、動力用を含む)
時間帯別 トクトクタイムプラン(夜トク・朝型・夜型/昼トク、「C」を含む)
動力用 ビジネスプラン(動力用)

同じページには、プランごとの新旧対照表PDFが公開されています。自分のプラン名の表を開けば、変更前後の単価を直接確かめられます。

高圧・特別高圧の契約者は今回対象外

高圧・特別高圧などの契約は、今回の見直しの対象外です。主に事業者向けの契約です。

ただし、2027年1月1日以降の使用分から各単価を変更する予定と発表されています。具体的な内容は2026-11-02時点で未発表で、確定次第、個別に案内されるとされています。

なぜ値上げ?託送料金の引き上げが理由

今回の見直しは、中部電力パワーグリッドが設定する託送供給等約款(送配電網の利用料金のルール)が引き上げられたことに伴うものです。

東邦ガスの電気も、中部電力パワーグリッドの送配電網を使って家庭へ届けられます。その利用料金が上がった分が、電気料金の単価に反映された形です。

この反映は、東邦ガスが2026年11月1日に電気需給約款を変更する形で行われました。送配電網の利用料金は、東邦ガスが電気を届けるために必ず支払う費用のため、料金の仕組み上、単価に反映される形になっています。

単価の変更額を見ると、電力量料金は1kWhあたり0.05〜0.06円の上げ幅にとどまります。一方で基本料金は10Aあたり126.78円上がり、増額の大部分は基本料金側にあります。

いくら変わるか|単価変更額とモデル家庭の試算

プラン区分別の単価変更額(税込)

公式発表による単価の変更額は次のとおりです。

プラン区分 基本料金単価 電力量料金単価
電灯用(トクトクタイムプランを除く) +126.78円/10Aまたは1kVA +0.06円/kWh(120kWh以下の部分は+0.05円/kWh)
電灯用(トクトクタイムプラン) +1,267.80円/件(10kVA超は+126.78円/kVA) +0.06円/kWh
動力用 +156.17円/kW +0.06円/kWh

東邦ガス電気料金|プラン区分別の単価変更額(2026年11月1日〜)。電灯用・動力用の基本料金と電力量料金の変更額を示した比較表

モデル家庭の試算は月+525円

東邦ガスが示したモデル家庭の試算です。

項目 金額(税込・月額)
現行 11,480円
見直し後 12,005円
差額 +525円

前提条件は、ファミリープラン・契約電流40A・使用量320kWh/月です。燃料調整額と再エネ賦課金は、2026年11月請求分(2026年10月使用分)の値で計算されています。

契約プラン・契約電流・使用量が違えば、増える金額も変わります。燃料調整額は月ごとに変わるため、実際の請求額はこの試算と一致しない点に注意してください。

単価から見た内訳

モデル家庭の525円を、上の単価表から当サイトで分解すると次のようになります。

内訳 計算 増額
基本料金 126.78円×4(40A) 約507円
電力量料金(120kWhまで) 0.05円×120kWh 6円
電力量料金(121〜320kWh) 0.06円×200kWh 12円
合計 — 約525円

増額の9割以上が基本料金です。使用量を減らしても増額はあまり変わらず、契約電流が大きいほど増える額が大きくなる仕組みです。

年間に直すと、モデル家庭では525円×12か月で約6,300円です。ただしこれは単純計算の目安で、燃料調整額の変動を含まないため、確定した年間の増額ではありません。

やるべきこと|手続きは不要、確認だけでよい

見直し後の単価は契約中のプランにそのまま適用されるため、基本的に手続きは不要とされています。確認は次の4ステップで足ります。

  1. 契約プラン名と契約容量を確認する:直近の請求書や東邦ガスのマイページで、プラン名と契約電流(A)・契約容量(kVA・kW)を見ます
  2. 新旧対照表PDFを見る:電気料金プランのお知らせから、自分のプラン名の新旧対照表を開きます。約款全体は約款・重要事項等にまとまっています
  3. シミュレーションで概算する:電気料金シミュレーションで、自分の使用量に近い条件の料金を確かめます
  4. 11月使用分の請求で反映を確かめる:11月以降の使用分の請求が届いたら、基本料金の欄が上がっているかを見ます

不明点は、東邦ガス公式サイトのよくあるご質問やお問い合わせで確認してください。

期限とスケジュール

東邦ガス電気料金見直し|発表(2026年10月6日)から適用(2026年11月1日使用分)、高圧改定予定(2027年1月1日)までの流れを示した図

日付 内容
2026年10月6日 東邦ガスが電気料金の見直しを発表
2026年11月1日 低圧(電灯用・動力用)の新単価を使用分(検針分)から適用
2027年1月1日以降 高圧・特別高圧の単価を変更予定(詳細は2026-11-02時点で未発表)

低圧の契約者にとって、申し込みの締切のような期限はありません。すでに新しい単価の適用は始まっています。

確認しなかった場合どうなるか

確認をしなくても、新しい単価は自動で適用されます。手続きをしなかったことで不利益が出るわけではありません。

ただ、増額の大部分は基本料金のため、節電しても請求額はほとんど下がりません。理由を知らないまま請求額を見ると、使い方の問題だと誤解しやすくなります。

モデル家庭で月525円の増額は、家計の固定費が少し上がる変化です。家計簿や引き落とし額の見込みを、11月使用分から見直しておくと後で慌てずに済みます。

まとめ

東邦ガスの電気料金は、2026年11月1日の使用分から値上げされています。理由は中部電力パワーグリッドの託送料金の引き上げで、モデル家庭では月525円(税込)の増額です。

増額の多くは基本料金のため、契約電流によって影響の大きさが変わります。今日やることは1つ、請求書かマイページで自分の契約プラン名と契約電流を確認することです。

そのうえで新旧対照表を開けば、自分の電気代がいくら変わるかを具体的に把握できます。

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