四国電力はいつから値上げ?【2026年11月1日改定】電気代はいくら上がるか試算
Life & Safety

四国電力はいつから値上げ?【2026年11月1日改定】電気代はいくら上がるか試算

「四国電力の電気代が上がるらしいけれど、いつから、いくら上がるのか」。四国電力の公式発表(2026-11-02時点)をもとに、時期と金額の目安を整理します。使用量や契約内容によって実際の金額は変わるため、目安として読んでください。

四国電力の値上げはいつから?結論を先に

四国電力の値上げは2026年11月1日からです。家庭や小規模店舗向けの「低圧」契約で、すべての電気料金単価が上がります(四国電力 公式お知らせ)。

  • 規制料金(従量電灯A・Bなど):2026年11月1日以降の使用分から新単価
  • 低圧自由料金(おトクeプランなど):11月の検針日以降の使用分から。請求に出るのは12月分の電気料金から
  • 上がり幅の目安:公式試算で月約478円〜1,487円(プラン・使用量による)
  • 手続き:不要。自動で新しい料金が適用されます

一般的な家庭向けの従量電灯A(月260kWh)なら、月8,894円が9,372円になり、約478円の増加です。2026年11月の電気代から影響が出始める、と考えておけば大きく外れません。

四国電力 電気料金改定 発表から適用までの流れ

あなたは対象?まず契約プランを確認

今回の改定の対象は、四国電力と低圧で契約している方です。次の順で確認してください。

  1. 四国電力と電気の契約をしているか
  2. 契約が規制料金(従量電灯A・B、低圧電力など)か
  3. 契約が低圧自由料金(おトクeプラン、でんかeプランなど)か

公式お知らせに載っている対象プランは次のとおりです。

区分 主なプラン 新単価の適用
規制料金 従量電灯A・B、低圧電力など(定額電灯・街路灯等の特殊契約を含む) 2026年11月1日以降の使用分
低圧自由料金 おトクeプラン、でんかeプラン、昼トクeプラン、季節別時間帯別電灯、スマートeプランなど 11月の検針日以降の使用分(12月分料金から反映)

工場やビルなどの高圧・特別高圧契約は、公式お知らせの対象プラン一覧に含まれていません。ただし「対象外」と明記されているわけではないため、本記事では扱いません。該当する方は四国電力へ直接確認してください。

自分のプランは電気料金のお知らせ・マイページで確認できる

プラン名は、毎月届く電気料金のお知らせ(検針票)やWeb明細に記載されています。契約容量(kVA)・契約電力(kW)・先月の使用量(kWh)も控えておいてください。

どちらの単位が書かれているかはプラン次第です。次の表には各プランのモデルケースが「kVA」か「kW」のどちらかで示されているので、検針票にある単位と同じ行を確認すると、自分のプランを見つけやすくなります。

いくら上がる?プラン別の増加額一覧

四国電力が公表したモデルケースの増加額をまとめました(2026-11-02時点、四国電力 公式お知らせ)。

区分 プラン モデルケースの条件 増加額(月)
規制料金 従量電灯A 260kWh 約478円
規制料金 従量電灯B 15kVA・1,000kWh 約1,487円
規制料金 低圧電力 8kW・力率90%・440kWh 約989円
自由料金 おトクeプラン 300kWh 約509円
自由料金 でんかeプラン 6kW・592kWh 約772円
自由料金 昼トクeプラン 6kW・577kWh 約777円
自由料金 季節別時間帯別電灯 6kVA・592kWh 約794円

四国電力 低圧料金プラン別の増加額 2026年11月1日改定

規制料金(従量電灯A・Bなど)の目安

従量電灯Aの260kWhモデルは月8,894円から9,372円(約478円増)になります。使用量が多い従量電灯B(1,000kWh)は約1,487円増、低圧電力(440kWh)は約989円増と、使用量が多いほど増加額も大きくなります。

低圧自由料金(おトクeプランなど)の目安

おトクeプラン(300kWh)は約509円増、オール電化向けのでんかeプラン(592kWh)は約772円増、昼トクeプラン(577kWh)は約777円増です。使用量が表のモデルケースより少なければ増加額は小さく、多ければ大きくなります。

一人暮らしなど使用量が少ない場合

公式試算には使用量の少ないモデルがありません。そこで公式試算の従量電灯A・260kWhモデル(増加額478円)を使用量で割ると、1kWhあたり約1.8円の増加に相当します。この単価に自分の使用量(kWh)をかけると、おおよその増加額の目安になります。

例えば160kWh程度の使用量なら、1.8円×160kWh=約288円が単純計算での目安です。

参考として、比較サイトSelectraの独自試算では月160kWh利用で約401円の増加とされており(Selectra)、単純計算とは差があります。260kWhモデルの増加額(約478円)はSelectraの試算と公式試算で一致しています。

単純計算・比較サイトの試算のどちらも目安です。正確な増加額は、次回の請求書で確認するのが確実です。

「最大800円」という報道との違い

一部報道の「最大800円増」という見出しは前提のプラン・使用量が不明です。自分の金額は、上の表で自分のプラン名と同じ行の数字を基準にしてください。

いつから請求に反映される?スケジュールを確認

新しい単価が「いつの使用分から」かかるかは、規制料金と自由料金で異なります。

区分 新単価がかかる使用分 請求への反映
規制料金 2026年11月1日以降の使用分 11月1日以降の使用分を含む請求から(検針日によって11月分か12月分かが変わる)
低圧自由料金 11月の検針日以降の使用分 12月分の電気料金から

規制料金は使用した日付で単価が切り替わるため、検針期間が11月1日をまたぐ場合は請求の扱いが変わる可能性があります。

例えば検針日が11月中旬以降の方は、10月分と11月分の使用量が同じ請求書に混在します。11月1日より前の使用分は旧単価、11月1日以降の使用分は新単価で計算される可能性があります。

検針日が11月上旬の方は、新単価の対象になる使用日数がまだ少ないため、増加額が目立つのは12月分の請求からになると考えられます。

いずれも目安です。正確な計算方法は四国電力に直接確認してください。

自由料金は検針日が基準です。11月の請求額はまだ旧単価で、12月分の請求額から新単価が反映されます。

なぜ値上げ?託送料金改定までの経緯

値上げの理由は、子会社・四国電力送配電が行う託送料金(送配電網の利用料)の変動分を、小売の電気料金に反映させるためです(四国電力 公式お知らせ)。

時期 出来事
2026年7月10日 四国電力送配電が、託送料金の収入見通しを年間267億円増やす変更承認を経済産業大臣に申請(物価・金利上昇が理由)
2026年9月11日より前 国からの承認を四国電力送配電が発表(KSB瀬戸内海放送、2026年9月4日配信。承認日自体は未確認)
2026年9月11日 四国電力送配電が「託送供給等約款の変更届出について」を発表
2026年11月1日 新しい託送料金を設定。四国電力の低圧料金単価も改定

申請の内容はKSB瀬戸内海放送(2026年7月10日配信)が報じています。承認の正確な日付は特定できませんでした。

手続きは必要?何もしないとどうなる?

契約者側の手続きは基本的に不要です。新しい単価は自動で適用されるため、何もしなくても請求額は上がります。今回の確認は、請求書を見てから驚かないための準備と考えてください。

料金を抑えたい場合は、四国電力の他のプランや、他の小売電気事業者への切り替えも選択肢になります。検討するときは、今回の改定後の単価で比べるようにしてください。

同時に変わる点:罹災証明書の提出要件

規制料金の見直しにあわせて、災害救助法が適用された際の罹災証明書の提出要件も「原則として提出」から「必要に応じて提出」に変わります(値上げとは別の変更です。四国電力 公式お知らせ)。

まとめ

  • 四国電力の値上げは2026年11月1日から。低圧のすべての電気料金単価が対象
  • 規制料金は11月使用分から、自由料金は12月分の請求から反映
  • 公式試算の増加額は月約478円〜1,487円(従量電灯A・260kWhで約478円)
  • 手続きは不要。何もしなくても新料金が適用される

今日やることは1つです。手元の電気料金のお知らせかWeb明細で、プラン名と使用量(kWh)を確認し、上の増加額一覧と見比べてください。最新の単価や詳細は四国電力の公式お知らせで確認できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です