スマートフォンのロック画面(出典: Photo by Ed Hardie / Unsplash)
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SBI証券「電話番号認証」でログインできない原因と直し方|パスキー設定で解決

SBI証券にログインできない原因は「多要素認証の必須化」がほとんど

「ユーザーネームもパスワードも合っているのに、SBI証券にログインできない」。2026-08-21時点でこの症状の大半は、パスワード忘れではなく認証設定の未対応が原因です。この記事では、考えられる原因6パターンと優先度順の対処法、根本解決になるパスキー設定の手順までを順番に解説します。読み終える頃には、自分がどのパターンに当てはまり、次に何をすればよいかがわかるはずです。

SBI証券は2025年5月31日(土)から、ログイン時の多要素認証(パスワードだけでなく、端末情報や生体認証など別の要素でも本人確認を行う仕組みです)を原則必須化しました。具体的には「デバイス認証」または「FIDO認証」(指紋・顔認証などでパスワードなしにログインできる国際規格)のどちらかの設定が求められます。

いずれも設定していない口座には電話番号認証が自動的に適用されるため、「昨日まで普通に入れたのに急に電話番号認証を求められる」という状況が起こります。さらに2026年6月30日(火)からはパスキー認証(FIDO2)も原則必須化されました。ユーザーネーム/パスワードでのログイン自体は引き続き可能ですが、設定が終わるまで案内が繰り返し表示されます(SBI証券FAQ:パスキー認証は必須になるか)。

よくある症状は次の4つです。自分がどれに当てはまるかを先に確認してください。

  • ログイン操作の途中で「電話番号認証」の画面が出て先へ進めない
  • 案内どおり発信し「確認が完了しました」と音声が流れたのにエラーになる
  • 正しいパスワードを入れているのにログインできない・弾かれる
  • パスキーを設定した後、パスワードでログインしようとして入れなくなった

パスキー・FIDO・電話番号認証の違いを整理する

SBI証券の認証方式は3種類あり、どれを使っているかでログイン手順もつまずく場所も変わります。まずは違いを押さえておきましょう。

認証方式 対象 ログイン時の操作 電話番号認証
パスキー認証(FIDO2) メインサイト(WEBサイト) 顔認証・指紋認証・PINコード 不要
FIDO(スマホ認証) スマートアプリ・PCツール(SBI証券Plusは対象外) アプリで生体認証・パスコード
電話番号認証 WEBサイト・スマホサイト・スマホアプリ・PCツール 登録電話番号から発信し3分以内にログイン 必須

スマートフォンのロック画面(出典: Photo by Ed Hardie / Unsplash)

出典: Photo by Ed Hardie / Unsplash

パスキーとは、簡単に言うと「パスワードの代わりに、指紋認証・顔認証・PINコードだけでログインできる仕組み」です。SBI証券では2025年10月25日(土)にメインサイトへ導入されました。仕組みに興味がある方向けに補足すると、ログイン時には端末内で2つの鍵(公開鍵・秘密鍵)が作られ、外部に公開しても安全な「公開鍵」だけがSBI証券のサーバーに登録され、もう一方の「秘密鍵」は自分の端末から外に出ません(SBI証券FAQ:パスキー認証について)。難しく感じたら「端末に保存した鍵で本人確認する、パスワードより安全でラクな方法」という理解で問題ありません。パスキーでログインする場合、電話番号認証は不要です。

FIDO(スマホ認証)は「SBI証券 スマートアプリ」のインストールが前提で、口座にメールアドレスが登録済みであること、アプリ登録時に登録メールアドレスでの本人認証を行うことが必要です。アプリを入れていないPCユーザーは、この方式を選べない点に注意してください。

SBI証券にログインできない原因6パターン

公式FAQが挙げる「正しいパスワードでもログインできない」理由は、次の6つに整理できます(SBI証券FAQ:正しいパスワードでログインできない)。

原因 見分け方・症状
電話番号認証が必要なのに未対応 認証画面が出るが発信していない、3分を過ぎている
登録外の電話番号から発信している 音声は「確認が完了しました」でもログインできない
ユーザーネーム・パスワードの入力ミス 半角英数以外・ハイフンの有無・NumLockの状態
規定回数の失敗によるロック ロックの案内が表示され、再入力しても通らない
パスキー認証を有効化している パスワードでのログインが無効化されている
ログイン一時利用停止設定が有効 自分で停止設定した記憶がある、または口座手続き中

見落としやすい「登録外の電話番号から発信」

電話番号認証でエラーになる最大の原因は、SBI証券に登録されている電話番号以外から発信しているケースです。この場合、案内音声で「確認が完了しました」と流れても実際には認証されておらず、ユーザーネームとパスワードが正しくてもログインできません(SBI証券FAQ:確認完了アナウンス後にエラーになる場合)。

家族名義のスマホや会社の固定電話から発信していないか確認してください(※法人口座の場合、代表者・代理人の電話番号では認証されないので別途ご注意ください)。

パスキー設定後にパスワードで入ろうとしている

パスキー認証を有効化するとパスワードでのログインは無効化されるため、「設定直後から急に入れなくなった」と感じても故障ではなく仕様です。顔認証・指紋認証・PINコードでのログインに切り替えてください。

SBI証券にログインできない時の対処法(優先度順)

上から順に試すのが最短ルートです。

  1. エラー画面の文言を確認する:「電話番号認証」「ロック」「一時停止」のどれが表示されているかで、以降の対処が変わります。
  2. 電話番号認証をやり直す:登録済みの電話番号から指定の認証用電話番号へ発信し、3分以内にログイン操作を完了させます(SBI証券FAQ:電話番号認証サービスとは)。
  3. 入力条件を見直す:半角英数の指定、ハイフンの要否、NumLockの状態を確認します。大文字・小文字は区別されません。
  4. ロック・一時停止を解除する:規定回数の失敗でロックされた場合は、登録メールアドレスからパスワード再設定を行います。
  5. 自分の認証方式を確認する:ログイン後のメインサイトTOPにある「セキュリティ設定」、またはMy設定内「各種サービス」→「セキュリティ関連」から現在の設定状況を確認できます(SBI証券FAQ:セキュリティ設定状況の確認)。なお、旧デバイス認証サービスはすでに提供を終了しており、現在はパスキー認証・FIDO(スマホ認証)・電話番号認証のいずれかに切り替える必要があります(終了日を明記した公式資料は確認できていないため、「いつ終了したか」ではなく「現在は利用できない」という点を押さえておいてください)。

スマートフォンの指紋認証でロックを解除するイメージ(出典: Pixabay)

出典: Pixabay

根本解決はパスキー(FIDO2)の設定

電話番号認証は「登録番号が手元にあること」が前提のため、外出先や機種変更のタイミングで詰まりやすい方式です。原則必須化も進んでいる以上、パスキー認証の設定が実質的な根本解決になります。

設定はメインサイトにログインし、「セキュリティ設定」からパスキー認証を選び、端末の顔認証・指紋認証・PINコードで登録するだけです。以後は同じ生体認証でログインでき、電話番号認証は不要になります。FIDO(スマホ認証)で生体認証もパスコードも使えなくなった場合は、スマートアプリ内の歯車アイコン→認証・パスコード設定から再設定するか、アプリを削除して再インストールし初期設定をやり直します(SBI証券FAQ:生体認証が使えない場合)。

それでも解決しない場合の対処法

登録電話番号が古いままの場合、そもそも認証を通過できません。変更手続きはマイナンバーカードの読み取り、または郵便局での本人限定郵便の受け取りのいずれかです。オンライン手続きが難しい場合は「かんたん自動音声サービス」(050-1807-1515、24時間受付)で書類を請求でき、請求後3営業日以降に発送、書類受領後2〜3営業日程度で登録が完了します(SBI証券FAQ:登録電話番号の変更手続き)。

口座廃止手続き中や相続手続き中もログインできません。この場合はカスタマーサービスセンター(0120-104-214、受付時間8:00〜17:00、年末年始・土日祝を除く)へ連絡してください。

システムメンテナンスや障害が原因のこともあります。メンテナンス中はログインや取引が利用できないため、公式サイトのお知らせでメンテナンス予定・障害情報が出ていないかを先に確認しましょう。上記のいずれにも当てはまらない場合は、次の「よくある質問」も参考にしたうえで、カスタマーサービスセンターへの問い合わせを検討してください。

よくある質問

Q. ログインロックがかかった場合はどうすればいい?
登録メールアドレスからパスワード再設定を行ってください(手順は上記ステップ4参照)。心当たりのない失敗が続く場合は、認証方式の設定状況もあわせて確認しましょう。

Q. パスキーは必ず設定しないといけない?
2026年6月30日(火)から原則必須化されています。ユーザーネーム/パスワードでのログイン自体は引き続き可能ですが、設定が完了するまで案内の表示・配信が続きます。

Q. 機種変更の前にやっておくことは?
電話番号が変わる場合は、先に登録電話番号の変更手続きを済ませておきましょう。書類のやり取りが必要な方法では、請求から登録完了まで数営業日かかるためです。

まとめ|再発防止のためにやっておくこと

SBI証券にログインできない原因は、2025年5月31日(土)の多要素認証の原則必須化と、2026年6月30日(火)のパスキー認証の原則必須化という2段階の制度変更に集約されます。まずはエラー画面の文言を確認し、電話番号認証なら「登録済みの番号から発信して3分以内にログイン」を守るだけで解決するケースがほとんどです。

一方で、電話番号認証に依存し続ける限り、機種変更や外出先で同じトラブルが再発します。今日のうちにメインサイトの「セキュリティ設定」を開き、現在の認証方式を確認したうえでパスキー(FIDO2)を登録しておきましょう。数分の設定で、次からは顔認証・指紋認証だけでログインできるようになります。

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