EcoFlow RIVER Pro本体底面の型番確認箇所を示す図(出典:EcoFlow公式)
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EcoFlow RIVER Pro・EFDELTAとATH-SQ1TW2のリコール対象を確認する方法|型番・シリアル番号・製造ロットで判定【4製品一覧】

家にあるポータブル電源やワイヤレスイヤホンが、ニュースで見たリコールの対象かもしれない。そう気になっても、どこを見ればよいか分からない方は多いはずです。

この記事では、消費者庁が2026年10月16日に公表した4製品について、対象かどうかを確かめる場所と連絡先を製品ごとにまとめました。製品を手元に置いて読み進めてください。

結論

EcoFlow RIVER Proのリコール対象かどうかは、製品底面のシールにある型番で確かめられます。ATH-SQ1TW2の回収・交換の対象かは、充電ケース蓋の内側にある4桁の製造ロット番号で判定します。

2026年10月のモバイルバッテリーなどのリコール公表で掲載された4製品は、確認する場所も数字の形式もそれぞれ違います。まず次の表で、自分の製品の行を探してください。

製品 確認する場所 対象になる表示 窓口
EcoFlow RIVER Pro(ポータブル電源) 製品底面のシール 型番 EFRIVER600PRO-JP/専用バッテリー EFRIVER600PRO-EB-JP 050-3355-3196
EcoFlow EFDELTA(ポータブル電源) 製品底面のシール「SN:」 Dから始まる15桁のシリアルナンバー(品番 EFDELTA1300-JP) 050-3355-3196
HAIARA W5PRO(モバイルバッテリー) 製品の側面 印字「Model: W5 PRO」 平南商事のフォーム・メール
ATH-SQ1TW2(ワイヤレスイヤホン) 充電ケース蓋の内側 製造ロット番号 2322〜2426(後ろに「B」があれば対象外) 0120-768-774

対象だった場合は、使用と充電をやめてから各社の窓口へ申し込みます。製品ごとの詳しい手順は、このあとの各セクションで説明します。

なぜ今、4製品が同時にリコール対象として掲載されたのか

2026年10月16日、消費者庁が23件の重大製品事故を公表

消費者庁は2026年10月16日付の消費生活用製品の重大製品事故に係る公表についてで、23件の重大製品事故を公表しました。

その特記事項として、EcoFlow Technology Japan・平南商事・オーディオテクニカの3社が輸入した4製品のリコールが掲載されています。どれも新たな火災・発煙事故が報告された製品です。

4製品とも内蔵電池の発熱・不具合が原因

4製品に共通するのは、内蔵している電池の発熱や不具合です。製品ごとの原因と、改修・回収がどこまで進んでいるかは次のとおりです。

製品 原因 対象台数 改修率・回収率(時点) 未対応の推定台数
HAIARA W5PRO 電池セル内部の不具合の可能性 100台 1.0%(2026年10月9日時点) 99台
EcoFlow RIVER Pro セルの異常発熱 本体57,000台 14.3%(2026年9月20日時点) 約48,850台
EcoFlow EFDELTA 保管中の発火 29,000台 44.0%(2026年8月17日時点) 約1万6,240台
ATH-SQ1TW2 充電ケース内蔵電池の発熱 44,600台 83.3%(2026年9月30日時点) 約7,448台

未対応の推定台数は、消費者庁資料の対象台数と改修率から編集部が算出しました。改修率は上記の時点の値で、最新の数字は各社の公式ページで確認してください。

EcoFlow RIVER Pro(EFRIVER600PRO-JP)がリコール対象か確認する方法

型番・JANコードの確認箇所(製品底面シール)

製品をひっくり返し、底面のシールにある型番を見ます。

EcoFlow RIVER Pro本体底面の型番確認箇所を示す図(出典:EcoFlow公式)

出典:EcoFlow RIVER Pro 回収・交換のご案内

本体はEFRIVER600PRO-JP(JANコード4897082661917)、専用エクストラバッテリーはEFRIVER600PRO-EB-JP(JANコード4897082663140)が対象です。

販売期間は2020年11月〜2024年4月で、対象は本体57,000台・エクストラバッテリー6,600台です(消費者庁)。

EcoFlowは2026年2月5日からファームウェア更新を呼びかけています。ファームウェアを更新していない対象製品は、直ちに使用を中止するよう案内されています。ファームウェアが更新済みかどうかの確認方法は、EcoFlow公式のファームウェア更新ページで案内されています。型番確認とあわせて見ておいてください。

2026年9月14日には佐賀県で保管中、同17日には宮城県で充電中の火災が新たに報告されました。リコールの事象と関係があるかは調査中とされています。

回収・交換の手順とギフトカード

2026年9月24日からは回収・交換のプログラムが始まりました。製品を返却すると、EcoFlow公式ストアで使えるギフトカードがもらえます(2026-11-06時点)。

返却するもの ギフトカード
本体(EFRIVER600PRO-JP) 4万円分
エクストラバッテリー(EFRIVER600PRO-EB-JP) 1万円分

消費者庁の公表資料には「回収、交換(ギフトチケットまたは新製品へ交換)」と書かれています。一方、EcoFlowの受付ページで案内されている交換内容はギフトカードのみで、新製品への交換についての記載はありません。

現時点でEcoFlow公式が案内しているのはギフトカードだと考えておいてください。新製品への交換を希望する場合は、申し込み前に窓口へ電話し、選べるかどうかを直接確認することをおすすめします。

問い合わせ窓口

  • 窓口:EcoFlow Technology Japan株式会社
  • 電話:050-3355-3196(平日10:00〜19:00、土日祝休み)
  • メール:riverpro-jp.support@ecoflow.com

EcoFlow EFDELTA(EFDELTA1300-JP)が対象か確認する方法

シリアルナンバー(Dから始まる15桁)の確認箇所

EFDELTAは型番ではなく、シリアルナンバーで判定します。製品底面のシールで「SN:」に続く番号を探し、Dから始まる15桁であるかを確かめてください。

EcoFlow EFDELTA底面シールで「SN:」に続くシリアルナンバーの位置を示した図(出典:EcoFlow公式)

出典:EcoFlow EFDELTA 回収・交換のご案内

対象の品番はEFDELTA1300-JP(JANコード4897082661221)です。販売期間は2019年11月18日〜2023年4月30日で、対象は29,000台です。

使用中止と放電・保管の注意点

EFDELTAは保管中に発火する事故が起きています。2026年度だけで2件の火災が報告され、2026年9月25日にも千葉県で保管中の製品から発火しました。

対象だった場合は、次の手順で保管するよう案内されています。

  1. 直ちに使用を停止する
  2. バッテリー残量を0%まで放電する
  3. 高温多湿を避け、風通しの良い場所に保管する

無償交換の手順と問い合わせ窓口

2025年2月25日から無償交換が実施されています。交換先は後継機の「DELTA 2」と消費者庁資料に書かれています。

ただし交換先のモデルは変わる可能性があります。申し込む際に、EcoFlowの公式ページで最新の交換先を必ず確認してください。

  • 電話:050-3355-3196(平日9:30〜17:30、土日祝休み)
  • メール:efdelta.support@ecoflow.com
  • オンライン受付フォーム:24時間受付(EcoFlowの会員登録が必要)

同じ電話番号でも、RIVER Proとは受付時間が違う点に注意してください。

HAIARA モバイルバッテリー W5PRO(平南商事)が対象か確認する方法

側面印字「Model: W5 PRO」での確認方法

製品の側面に「Model: W5 PRO」と印字されていれば対象です。公式サイトに確認用の写真が無いため、側面の印字を次の表と照らし合わせて確認してください。

確認する箇所 表示内容
側面の型番印字 Model: W5 PRO
容量表示 10000mAh
製造元表示 Shenzhen Joway Power Supply Co., Ltd.
販売期間 2025年2月〜2025年9月
対象台数 100台

2026年8月10日に愛知県で、充電中に本体と周辺を焼損する火災が起きました。

回収率は1.0%(2026年10月9日時点)で、100台のうち99台がまだ回収されていません。

回収・返金の申し込み手順と問い合わせ窓口

2026年9月24日から回収・返金が行われています。対象製品は直ちに使用を中止し、次の窓口から申し込んでください。

  • 窓口:平南商事株式会社(受付9時〜17時、土日祝休み)
  • 公式サイト:平南商事
  • 申し込みフォーム:Googleフォーム
  • メール:info1heinan@gmail.com

オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2が回収・交換の対象か確認する方法

オーディオテクニカATH-SQ1TW2(グリーン)の製品外観(出典:オーディオテクニカ公式)

出典:オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 回収・交換のお知らせ

充電ケース蓋の内側にある製造ロット番号の確認方法

充電ケースの蓋を開け、内側にある4桁の製造ロット番号を見ます。2322〜2426の番号が対象です。4桁の数字の後ろに「B」と表示がある製品は対象外です。

ATH-SQ1TW2の充電ケース蓋の内側にある製造ロット番号の確認方法を示した図(出典:オーディオテクニカ公式)

出典:オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 回収・交換のお知らせ

対象はBK/CA/GR/NRD/PBW/WHの6色で、販売期間は2023年7月4日〜2024年11月8日、対象台数は44,600台です。リコールは2024年11月15日から行われています。

回収率は83.3%(2026年9月30日時点)と高いものの、まだ約7,448台が残っている計算です。2026年9月27日には北海道で発煙事故が新たに報告されました。

これとは別に、2026年7月19日にも充電中の火災が起き、消費者庁が7月31日に公表しています。10月16日の公表資料とは別の発表です。

無償交換の手順と問い合わせ窓口

対象だった場合は、充電ケースもイヤホン本体も、使用と充電をすぐにやめてください。そのうえで次の窓口に申し込みます。

型番が見えない・電話がつながらないときの対処法

シールがかすれて型番やシリアルナンバーが読めない場合は、自己判断で使い続けず、各社の電話窓口に相談してください。購入時期が分かれば、上で紹介した販売期間と照らし合わせる手がかりになります。

電話は平日の日中しか受け付けていません。EFDELTAとATH-SQ1TW2はオンラインフォームが24時間受付、HAIARA W5PROはGoogleフォームとメールで申し込めます。

最新のリコール情報は、消費者庁リコール情報サイトでも公開されています。

まとめ

今日やるべきことは、製品の底面・側面・蓋の内側を見ることです。確認は数分で終わります。

  • EcoFlow RIVER Pro:底面シールの型番 → 050-3355-3196
  • EcoFlow EFDELTA:底面シールのシリアルナンバー → 050-3355-3196・オンラインフォーム
  • HAIARA W5PRO:側面の「Model: W5 PRO」 → 平南商事のフォーム・メール
  • ATH-SQ1TW2:ケース蓋の内側のロット番号 → 0120-768-774・オンラインフォーム

改修率・回収率から未対応台数を計算すると、HAIARA W5PROは約99台、EcoFlow RIVER Proは約48,850台、EcoFlow EFDELTAは約1万6,240台、ATH-SQ1TW2は約7,448台が対象のまま使われていると推定されます。

回収率が83.3%と高いATH-SQ1TW2でも、まだ数千台が未対応です。4製品のどれを持っていても「自分は大丈夫」と思わず、家族の持ち物も含めて今日のうちに一度確かめてください。

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